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真夏の神楽スペシャル2026① 神迎え/戻り橋


8月最初の日曜日は上野学園ホールで神楽スペシャル!!!
今年のテーマは『あなたが選んだ名脇役』というので、なるほどラインナップとしてはほぼ知ってる演目ではあるものの
でもこの神楽団さんでこのお話は初めて…というのが多い!楽しみですね!!!



外は暑いが今回はホールだ

神迎え:有田神楽団(儀式舞)


言いつつ有田さんは…
以前に神降ろしを拝見した事があるけど、でも私はそれだけなのかな?
神降ろしと神迎えの違い…とか思っていました節穴(初心者)

5分程度前にまもなく開演、のアナウンスはあったが
始まる前の説明的なものは特に無くて、なんかいきなり幕が上がった。ちょっとビックリする私
そんで有田さんは神降ろしの時もそうだったが、奏楽がいきなりフルで始まるんですねっ
拍手のタイミングを逃す観客…まあそれはよくて…(よくはないか…)

神降ろしは終始お一人で舞われるのだが、この神迎えは四人での舞になるんですね。
それは東西南北とか、あと四季を表してもおるのだとか…。ヘェ~
昨年に同じくこの大会で拝見しました胴の口と同じ解釈だ。
この神迎え、子供の頃にお祭りの神楽で一番最初になにやら宮司さんのような人達が、
四人くらいで舞台上でなんかしてらっさる…というボンヤリしたイメージが彼方にある。
その記憶はこちらからだったのか。時空を越えた答え合わせが。

一番最初の厳かな儀式舞でありますが、
神楽の基本の動きが全部網羅されているとは以前に他の大会で伺った。それとも、それは神降ろしについてなんかしら?
でもこの神迎えにつきましても、見てたら時折(この動きは…?)というものがあった…気がします…如何せん初心者の節穴でございますが…。
あとTLでチラホラと拝見しておった、なんちうか独特の足踏みというかステップというのか『へんばい』という
もしやそれなのでは…?と感じる動きもあったものの、なにしろ節穴のため確証は無かった。
検索してもよう分からん悲しみの節穴
DVD買います。

四人それぞれに神をお迎えするための祝詞っていうんですかね。口上があって、それからまた舞台上で交叉するような舞があり。
ありがたいなあ~~~
仰ぎ見れば天蓋、そちらに神をお迎えして…という事なんだそうです。神々と共にって、
そういえば早春大会のチラシにも書かれてあったがそういう~~!畏れ多い!!しかしつくづくありがたい!!!
始まりでございます。


いよいよだ~


戻り橋:高井神楽団


・高井さんの大江山コンプリート成功


高井さんは過去に羅生門と大江山を見てるから、節穴はこれで三段返しフルコンプですね!と一人で嬉しく思っておりました。
今回の戻り橋もめっちゃ面白かったな~
冒頭は綱の一人舞からだった。と思う
自身は頼光四天王の一員で、最近この付近に現れる鬼を警戒して…みたいな感じか。
大抵の演目は神が二人で舞うのがまあ、一般的なんかなあと初心者ながらに思うのですが
こちらはしばらく続く綱の一人舞。新鮮~~~
相手の鬼がおるでもなく、水干姿で優雅な舞…たまに見るのだがこちらもいいものですね…。
高井さんは前回は滝夜叉姫で拝見したと思ったが、その時はなんか全員が怒ってるという印象だったんですけども
今回はそういうのでもなく。

・しばらく善兵衛さんオンステージ

綱が一旦ハケて、今度は傘売りの善兵衛さんの登場となるんですね。で
これ私はこれまでMC枠として認識しておったけど、神楽ではこういうの『茶利』っていうんですね…というのは節穴今年に入ってから知りました!茶利でそのままチャリって読むんだって!!ヘェーーー!!!

軽快な奏楽と共に現れた善兵衛さん(団長さんとの事)は、実際なんか随分ふざけていて面白かった。
昔はこう見えても美しい鬼女の役とかやってたのに、最近ではこんなのばっかり!って
この役はお喋り9割で舞は1割と仰ってたけど、それはご謙遜だと思います!
そして若い頃は神楽の化粧なんてのも、ファンデーションとか苦労も無くするする伸びてたのに
久しぶりにそういう事したら、なんぼ塗っても伸びない!ファンデーションどんだけ使うんやって突っ込まれた!!と。しかし
そうしてたら若い団員さんから、こういうのはニベアを(下地に)塗るといいんですよとアドバイスがあったそう。ニベア…
そんなの美容アカとかで言うてたっけ。見たような気もするな
言われたようにニベアを塗ったらめっちゃ伸びる!というお話でした。そうなのかな…?

大太鼓(舞子頭さんだそう)の方に促されて、舞台中央に立ち位置を整える善兵衛さん
歌います。だそうで
折角なら長いやつ歌っちゃろ…という呟きから、期待してたらこれは森山直太朗のさくらではないか。
フルコーラスっていうかとりあえず一番を歌いきって、(歌詞は若干混じってた気もするが)
それにしても流石の喉でいらっしゃいますね!高音の難しい曲だけど、綺麗に歌い上げておられた善兵衛さん。拍手拍手
さてそこから、そろそろ話を進めないと!といったような事で
傘売りのお仕事を再開するものの、
つっても売れないしもう帰って寝ようかな!と
そんな所へ現れてくるBBAだった。


真夏に聞くさくらよかった



急な雨でその傘を売ってくれないか、とBBA。それは勿論…という善兵衛さんに更に
濡れたから、それを拭く間に傘を差し掛けておいてくれないかと注文の多いBBA。
早く帰って寝たいのに~とブチブチ言いつつも、親切に付き合う善兵衛さんだけど
それにしたってこの辺りは夕刻になると人喰いの鬼が出てくるから、
そうなったら先に狙われるのは若い方である自分ではないかと怯える善兵衛さんに
その鬼とは…と声音が変わり、
正体を現すのは茨木童子!ヒィ~
BBAだと思ってたら鬼だったのか~~と、それでも傘で一応の抵抗を見せる善兵衛さん!危うしといった所で颯爽と綱が現れてくる…はずが、
綱の口上の最中に抱きついて離れなくなる善兵衛さん。役得~~!

この写真は2025年の定期公演の時の(※その時の演目は土蜘蛛)
衣装は今回は水色だった様な…



おまえはニベア塗らなくてもファンデーション広がるんだろとか言われ、
いやそんな事も無いですとは綱。
年取ったらアイラインとかガタガタになるから!客席のおねえさん達も若い頃は綺麗に引けてたでしょ!?
でもこういうの今は言ったらダメなんだっけ?なんて
コンプラ意識も高い善兵衛さん、
最終的には綱と肩組んでたのがなんかすごい面白かった。DVD買います。まだこの春の大会のも買ってないんですが(これもそろそろ買おうかな!)(結局買いました!)

それにしても、こういう茶利っていうかおふざけですが
まあやっぱ賛否両論あるとは聞くけど、でも会場で見てる限りでは賛が圧倒的だったな~。って!
私も以前は、どっちかつうと世界観を大切にしてもらえたらなとか思ってたんですが(特に神は)
色々と見てる内に、でもこれはこれでおもしろいからいっか!!!と考えが変わった。
そして毎回の事ながら、そんなにふざけてても物語に戻るとキリッと空気が変わるのもすごいなあ~
かっこいい!

・ここから童子さん達対綱の大合戦


というので
仕切り直して茨木童子対綱という所へ、呼び出された酒呑童子まで出てきたのだが
これ
酒呑はてっきり中央背後の神楽幕から現れるかと思ってたら、下手(シモテ)の袖から来てビックリした。
この場面に袖からってあんまり記憶に無いですが。まあとにかく、
そしたら神一対童子さん達は二という構図で
これはいかに武勇に名高い渡辺綱とは言え大ピンチ!という所へ
今回御幣を手に加勢に来たのは、口上を聞いてると碓井貞光でした!珍しいな…
でも高井さん確か羅生門でも綱と貞光だった様な気がする。
この貞光の口上はなんかバチバチにキレてて、まあ場面が場面なのでそれもそうだが
そらもうシンプルにかっこいい…んですわ…

そんな訳で形成逆転となり、
激しい合戦の合間に酒呑童子は一旦袖にハケていっていた。と思う
オヤ?となってたら茨木童子の左腕が切り落とされ、あぁ~…しかしここで茨木童子ひとりなのか…?とか考えておった所へ再び現れる酒呑童子、
茨木の左腕が!というんで心配してる!
頭をナデナデとかしてるwww
ちょっと。
そんなん見せられたら、ピュafoはまた童子さん達のファンになってしまいますよ…。

こうしてまとめると戻り橋ってすごいドタバタな話なんだなとなってしまうが、
いうても特に広島の神楽自体が大体そういうもんだし…いや
それをドタバタしてるなぁとは思わせない、スピード感なんですよっ
これは戻り橋に限らずみんなそう!!!見せ方が素晴らしい
つまり私の文章が悪(精進せえ)

・まず一度目の童子さん達の逃亡フィニッシュ


茨木が左腕を落とされ、
怒りに震えつつも形勢不利を認めた酒呑童子は一旦退散という事で
その場に残された綱と貞光も、取り逃してしまった!というんで激しい決意の舞から幕…。

善兵衛さん長かったから、のっけからなんか1時間くらいあったんでないか?という気のする今回の神楽スペシャルですが
(通常神楽の演目は40~45分くらいにまとまってるかなと思います!)
しかしメリハリがあってすごく面白かったな!
そして続けて今度は羅生門を見られるとかって、つくづく最高だなーっ。

この後は琴庄神楽団『羅生門』から(次の記事に続きます)


琴庄さんの羅生門は私は今年の4月以来2回目
あの時もめちゃめちゃよかったので、
今回また見られるんですね!とすごく嬉しかったのでした!
その今回、期待をまた更に上回ってきた
やっぱりいいよなァーー!!!


この写真はそのあさきた神楽から!