見出し画像

勝ち取る為には CL7節 アトレティコvsガラタサライ(A) 2026.1.21

運命の7節はポット4ガラタサライ。ここまでは3勝0分3敗で18位。あと3ポイントは欲しいところ。週末の試合は引き分けだったが現在国内首位。先季は2位フェネルバフチェを9ポイント引き離して優勝している。36試合で1敗。

主力選手の中ではヴィクター・オシムヘン(ナイジェリア)とイスマイル・ヤコブス(セネガル)、マリオ・レミナ(ガボン)がアフリカネイションズカップを戦っていて、レミナ以外は週末までいなかった。セネガルは優勝している。ヤコブスは2番手左SBくらいの出場時間。オシムヘンのナイジェリアも3位なので7試合戦っている(オシメンは3位決定戦は欠場)。余談だが我らがラリーガからはパプ・ゲイェ(ビジャレアル)とパテ・シス(ラージョ)も優勝メンバー。あとニコラス・ジャクソンとかブレイエ・ディアとか元ビジャレアル組もいた。
あとはCBのウィルフリード・シンゴが怪我で欠場中。中盤のガブリエウ・サラも週末は怪我でメンバー外だったがベンチに戻った。



●スタメン

・アトレティコ
オブラク
ジョレンテ / プビル / ハンツコ / ルッジェーリ
ジュリアーノ / バリオス / コケ / アルマダ
アルバレス / スルロット

アラベス戦からはカルドソ→コケのみ変更。
オブラクはこの試合がチャンピオンズリーグ100試合目の出場。おめでとう。

・ガラタサライ
チャクル
シャライ / ダビンソン・サンチェス / バルダクシュ / エルマル
ルーカス・トレイラ / レミナ / アクギュン
サネ / ユルマズ / オシムヘン

ネイションズカップ組もメンバー入りしオシメンとレミナはスタメンに。



●早速の先制点とミスの失点

ガラタサライは6節モナコ戦を見た感じだとかなり"強者の振る舞い"をするチーム。ボール保持率とかそういう話以前に、相手チームや試合状況に応じて守備者を増やすような取り決めが一切無い。むしろ気を利かせて守備に戻るのはサネだったりする。決まった人数で気合いで守るスタイル。
4分、トランジションでアルバレスがライン間でボールを引き取るとスルロットに渡すパスをダビンソン・サンチェスが空振りしてアトレティコのチャンスに。アルマダとルッジェーリが参加してクロスがジュリアーノにピッタリ合って簡単に先制。最近良いクロスを上げていたルッジェーリのボールがようやく得点に繋がった。

アトレティコはこの日ジュリアーノは最終ラインに落ちる形が基本。

前から追いかけるよりも自陣守備を優先。特にCBがオシムヘンに一人で対応するような状態は作らないように気を使った。プビルは割と一人でオシムヘンをどうにかしていたが。これでサネ周辺で1vs1を作られる事もないので安心して見ていたが20分に失点。

サネが内向きにボールを持ってシャライに簡単にポケットを使われた。関与したのはコケとハンツコの2人だが、コケ目線ではサネ&アクギュンにルッジェーリとアルマダの対応が間に合っており、2vs2の環境だから「ポケットに入っていくシャライはハンツコの対応範囲内」と判断し、ハンツコ側はルッジェーリ、アルマダ、コケで人数が足りているので自分はPA内に留まる判断をした。これがコケではなくカルドソであればシャライについていったと思うし、ハンツコではなくル・ノルマンであれば前方のスペースにアタックして守備していたと思うので不運ではあったが、まあ全体のバランスで考えるとハンツコが80%くらい悪い。ただコケも一声あっても良かった。たまに指摘するがコケは声を出してコミュニケーションを取る機会が少なすぎる。

ガラタサライはハンツコ周辺からの前進をアクギュン個人の頑張りで耐えていたのでアトレティコのチャンスメイクは限定的。オープンな状況になるとシンプルにガラタサライは守るモチベーションの高い選手が少ないのでチャンスになり、こういうのを簡単にスルロットが決められると簡単な試合になるんだが。


●加速させられなかった後半

後半はアルマダ→バエナを交代。

この日見えるバエナのアルマダとの違いはビルドアップの引き取り手ではなくアタッカーである点で、これによりアトレティコは自陣から出るのが難しくなっていった。さらにアルバレスが引き取りに落ちてくるようになったのもあまり良い循環ではない。バリオスのタスクが重くなっていく。
56分にコケとバリオスを下げてル・ノルマンとジョレンテ。

これで腕力で進んでいく形を作っていくがガラタサライは同数を守るのが上手く、変化を生めるグリーズマンが欲しくなる。同数でなかなかスペースを突けない時はSBに動いたプビルが躍動。振り分け可能なショートパスの連続と不意のアーリークロスでチャンスを作った。多彩。61分にスルロット→グリーズマンを交代し、完成形に近づく。

ガラタサライは流石にタレントが揃っていてホームゲームでもあるのでゴール前に向かう迫力を維持し、アトレティコはそれほど強気に1点を取りにいく選択が出来なかった。それならアルバレスを90分とりあえずピッチに置けば良かった気もしつつ、74分に下げた。ニコが年末のジローナ戦以来の復帰。
終盤にはグリーズマンのFKとバエナのシュートなどでゴールに迫ったが勝ち越し点は奪えず、アディショナルタイムにはオシムヘンに振り回されて大ピンチを迎えたがオブラクとジョレンテがリカバリー。リーズフェーズ8位以内に向けては手痛い引き分けとなった。



●試合結果

先制点が狙った形じゃなかった事を軸に考えれば物足りなさもあるが、失点に繋がりそうなピンチも多くなかった事を考えれば十分に支配的だったとも言える。CLは簡単じゃない。

アルマダのタスクは確実にチームを助け、プビルとハンツコはすでにチームに欠かせない存在であり、アルバレスの調子は上がらない。個人的にはいつの間にこのチームの勝ち負けをアルバレスに賭けるようになったのかと思わずにはいられない。みんな気にしすぎだよ。

来週の最終節ボデ/グリムトに勝てば、8位以内の可能性を残す。幸い最後はホームゲーム。

1/21
ラムズ・パーク
ガラタサライ 1-1 アトレティコ
得点者
【ガラタサライ】'20 OG(ジョレンテ)
【アトレティコ】'4 ジュリアーノ


●ピックアップ選手

プビル
CBではオシムヘンの相手をやり、SBでは敵陣アタックのアクセントに。止まる事なく階段を登り続ける期間。

ジュリアーノ
スピードがかなり活きた試合でプレスや空中戦含めてやれる事はやった。先制点は今季CL2ゴール目。

ルッジェーリ
左利きのアタッカーを止める仕事はかなり得意な部類でほぼ問題なく守った。先制点のアシストのおまけ付き。フル出場が続くが問題なし。

アルマダ
ビルドアップの受け手になって前進を助けて、アルバレスと距離を近くして攻撃を活性化させた。期待通りの仕事ではあるが今はチームの成績と符合しないジレンマが。

いいなと思ったら応援しよう!

がーすけ いただいたサポートは全てアトレティコ関連のアウトプットに生かします。

この記事が参加している募集