シロツメグサ(白詰草・クローバー)
踏まれても、踏まれても、立ち上がる力を、私に与えてくれた。それがシロツメグサだった。
(星野富弘「強さと優しさの詩」)
花よりも四葉のクローバーが有名なシロツメグサ。
名前の由来は「江戸時代、オランダからの輸送品で割れ物を守るための『梱包材(詰め物)』として入ってきたから」です。
宮沢賢治は『ポラーノの広場』で夕闇に白く浮かび上がるシロツメグサを、暗い野原に灯る「小さな電燈」に見立てました。夜の草むらで白く光る花々を、単なる植物ではなく「意志を持った光」として捉えたこの感性は、まさに名文です。
ちなみに、四葉のクローバー=幸運という文化が定着したのは、ナポレオンが戦場で偶然足元の四葉を見つけて身をかがめた瞬間、銃弾が頭上をかすめて命拾いした…というエピソードも「幸運の象徴」を広める一助になったと言われています。
シロツメグサは地味そうに見えても、たくましく、華やかで、幸運のシンボルとして愛されています

