見出し画像

面接の画面に、名前じゃなくて「iPhone」と出ていた

オンラインの面接で、入ってきた人の表示が「iPhone」とか「ユーザーのiPad」のままだった、という話をたまに聞きます。本人はまず気づいていない。

それだけで落とすなんてことはないんですが、最初の三十秒で「ああ、今日が初めてなのかな」という印象は残ってしまう。ちょっともったいないんですよね。名前も音も、前の日に触っておけば済む話なので。

■リンクを踏んだ瞬間に、もう名前は聞かれている

案内メールのURLをクリックすると、サインインしていない状態なら名前の入力欄が出ます。ここで入れた文字が、そのまま画面の下に表示される名前になる。

前に何かの説明会で入ったときの名前が残っていることもあって、そこを読まずに「参加」を押すと、去年のニックネームで面接に入ることになります。急いでいるときほど見落とす場所です。

待機室で止められている間は、まだ相手に映っていません。この時間が意外と使えます。

■入ったあとでも、名前はその場で直せる

気づいたのが入室後でも間に合います。パソコンなら、下のバーの「参加者」をクリックすると右側に一覧が出る。その中の自分の名前にマウスを乗せると「詳細」というボタンが現れるので、そこから「名前の変更」を選んで、入力して「変更」を押す。

自分が映っている枠の右上の「…」からでも同じことができます。こっちのほうが早い。

スマホは画面下の「参加者」をタップして、一覧から自分の名前を選ぶと変更の項目が出てきます。

※主催者側の設定で名前の変更が禁止されている会議だと、この項目そのものが出ません。そのときは無理に探さず、チャットで一言添えるくらいでいいと思います。

■毎回直すのが面倒なら、プロフィールごと変えてしまう

会議のたびに直すのは正直だるいので、元のほうを直します。

アプリを開いて、右上のプロフィールアイコンをクリック。「マイプロフィール」を選ぶとブラウザが開いてプロフィールページに飛ぶので、「表示名」の横の「編集」から書き換えて保存する。ここを直しておけば、次からは何もしなくてもその名前で入れます。

「名」と「姓」を入れると、それがそのまま表示名になります。就活の期間中は、ここは漢字のフルネームにしておくのが無難です。

読み間違えられやすい名字なら、括弧でふりがなを足しておく。面接官が呼びかけるときに詰まらなくなります。地味な話ですが、呼びやすい名前で入ってきた人は、それだけで会話の入りがなめらかになるんです。

大学名を足すかどうかは場によります。人数の多い合同説明会みたいな場だけ入れる、くらいでいい。

■音は、前の日にひとりで確かめられる

当日いちばん焦るのが音です。「聞こえますか」「……聞こえますか?」を三往復やると、それだけで場の空気が固くなる。

ブラウザで https://zoom.us/test を開いてください。「参加」を押すと、自分ひとりのテスト会議が立ち上がります。まずスピーカーから着信音が鳴るかを確認して、そのままマイクのテストへ進む。しゃべった声がそのまま返ってきたら、そのマイクで通じているということです。

返ってこないときは、選ばれているマイクが違います。イヤホンを挿しているのに本体のマイクのままだった、というのがだいたいの原因。テスト画面の中でマイクを切り替えられるので、返ってくるまで順に試せば見つかります。

会議に入ってからでも確認できます。下のバーの「オーディオ」の右にある「∧」をクリックすると「スピーカー&マイクをテストする」が出てくる。待機室で待たされている間にこれを済ませておくと、呼ばれた瞬間から普通に話せます。

イヤホンは、手元にあるなら有線のほうが安心です。無線だと前に繋いだ機器のほうへ勝手に戻っていたり、途中で電池が切れたりする。私も一度、会議の十五分目に片耳だけ静かになったことがあって、あれは焦りました。

あとスピーカーから音を出したままだと、相手の声をマイクが拾い直して反響します。厄介なのは、それが起きていることを自分の側では気づけないところ。イヤホンを挿すだけで起きなくなります。

■カメラは、映り方より明るさ

右上の歯車から「設定」を開いて「ビデオ」を選ぶと、自分がどう映るかがそのまま出ます。ここで見るのは顔の位置と明るさだけでいい。

窓を背にして座ると顔が真っ黒になります。逆に窓のほうを向くと、それだけで十分明るい。照明を買う必要はなくて、机の向きを九十度変えるだけで解決することが多いです。

あとはカメラの高さ。ノートパソコンを机に直接置くと見下ろす角度になって、どうしても不機嫌そうに映ってしまう。本を二、三冊挟んで目線の高さに近づけると、それだけで話しやすい絵になります。

■通知の音は、画面共有していなくても出る

マイクが拾うので、パソコンの通知音は相手にも届きます。話している途中で鳴ると、そこで一回話が途切れる。

Windowsなら「Windowsキー + N」で通知の一覧が開くので、そこから集中モードを一時間だけオンにしておく。Macは画面右上のコントロールセンターに「集中モード」があります。

スマホは机の上に置くなら機内モードにして、Wi-Fiだけ戻しておく。着信で通話に切り替わって落ちる、という事故がなくなります。

ここまでのどれも、うまく話すための準備ではないんですよね。話す前に減点されないための準備です。

緊張して声が震えるのは、正直どうしようもない。ただ、名前が「iPhone」なのと音が出ないのは、前の日の五分で消せます。消せるものだけ先に消しておく。残ったぶんは、まあ当日どうにかするしかないんですけど。


いいなと思ったら応援しよう!

ひゅうが よろしければ応援チップをいただけると大変励みになります!いただいたチップは今後の記事制作の活動費として大切に使わせていただきます😊 いつも応援ありがとうございます🌸