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会いたかった話。

実家の仏壇の部屋の鴨居に
凛々しくてさわやかなイケメンが
飾られている。

それが私の祖父。
1度も会ったことはない。

ばあちゃんとじいちゃんは、
京都の染物屋で
同じ能登から奉公に行っていて、
惹かれ合い、
結婚したそうだ。

京都で父は生まれた。

戦争があって、
じいちゃんは戦地に行った。

ばあちゃんは、
子ども3人を連れ、
能登に帰ってきた。

お腹には、
新しい命が宿っていて、
疎開先の能登で
生まれたのは初めての女の子だった。

じいちゃんは
戦地からの手紙で
その誕生をとても喜んだそうだ。

私たちは戦争を知らないけれど、
あの時生きていた人たちも
戦争なんて知らなくてよかった。

私が
同じ環境に
今置かれたとしたら⋯⋯

抗う手段を持てなかったら⋯⋯、

そう考えただけで、
気持ちがすさんだ。

昔の人は苦労した。

文明も違う。
昭和生まれの私でも
簡単に想像は出来る。

ばあちゃんが、
母をいじめにいじめぬいたのは、
性格だけの問題では
なかったのかもしれない。

今日は終戦記念日で、
戦争を考えた。

戦死したじいちゃんも、
娘と会いたかっただろう。

そして孫の私も
じいちゃんを思った。

じいちゃんの遺伝子は、
息子たちに繋がってるよ。

父の性格を思えば、
優しい人だったんだと思う。

会ってみたかったな。



のぞみんさんのお題があって
祖父を、戦争を考える機会を頂きました。

拙い文章ですが、
読んでくれてありがとうございます🙏


山奥さんプロデュースの「愛の唄」。
終戦記念日の今日、
ぜひ聴いて欲しいと思いました。

青空和平さんの記事にインスピレーションを受けて、
プチクラゲさんが曲をつけ、
山奥さんが「愛の写真」を募集し、
みんなの思いが一つの作品になりました。


この平和は、
当たり前じゃないこと、
私たちはちゃんとわかっていないとダメですね。

戦争にNOを。
それだけは、声をあげないと。


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