鬼の襲撃があったわけではないんです
結局 あの白い塊は
ブルーベリーの支柱の役目を 立派に果たしていたストックを
何本も じわじわと くの字にし
春が来たら 庭の素敵な団欒机になるはずの
あんなに厚いたくましい一枚板を ベキベキと折れ曲げてしまいました
待ちわびて 待ち続けて 楽しいはずの
雪解けからの農生活は
毎年悔しさからはじまります
それでも種をまき 植え付け 防虫 水やり 収穫 疲労 喜び
こんなことに多くの時間を使っている自分を 苦笑いしてみてる私
雪国の農は どうしようもない思いを抱えながらはじまり
次の雪の気配を感じるまで続きました
また冬がきました

