夫婦なのに話し合えない苦しさ
夫婦関係で最も苦しかったことは、意見が合わないことではありませんでした。
何か問題が起きても、話し合うことさえできなかったことです。
考え方が違っていても、話し合うことができれば、解決の道を探せます。
けれど、相手が向き合ってくれなければ、一人で夫婦関係を立て直すことはできません。
大切な話をしようとすると避けられた
私は、夫に何度も気持ちを伝えようとしました。
家事や育児を少し手伝ってほしい。
子どものことを一緒に考えてほしい。
私や子どもが体調を崩したときには、助けてほしい。
会話のない毎日がつらい。
どれも、夫婦として話し合う必要があることでした。
けれど、私が話を始めると、夫は面倒そうな態度を取ったり、黙り込んだりしました。
話題を変えられることもありました。
私は真剣に話しているのに、相手には受け止めてもらえない。
そのたびに、何を言っても無駄なのだと感じました。
自分の伝え方が悪いと思っていた
話し合いができないと、私は自分を責めました。
感情的に話したからいけなかったのかもしれない。
もっと優しく言えばよかったのかもしれない。
夫が疲れていないときを選ぶべきだったのかもしれない。
私は言葉を変え、タイミングを変え、何度も伝えようとしました。
責めないように気をつけました。
お願いする内容も具体的にしました。
それでも夫の態度は変わりませんでした。
どれだけ丁寧に伝えても、相手に向き合う意思がなければ、話し合いにはなりません。
そのことに気づくまで、私は自分の努力が足りないと思い続けていました。
話し合いは一人ではできない
夫婦の問題は、二人で考えるものだと思います。
もちろん、自分の言い方や態度を振り返ることも必要です。
けれど、一方だけが努力を続けても、もう一方が話を聞こうとしなければ関係は変わりません。
話し合いとは、どちらかが一方的に説得することではありません。
お互いの気持ちを聞き、違いを理解し、これからどうするかを一緒に考えることです。
私は一人で何度も考えました。
夫にどう伝えれば分かってもらえるのか。
家庭を良くするために何ができるのか。
しかし、夫婦の問題を一人で考え続けることに、次第に疲れていきました。
何も言わなくなったのは、諦めたから
私は少しずつ、夫に話しかけなくなりました。
話したいことがなくなったわけではありません。
また避けられるのが怖かったからです。
どうせ聞いてもらえない。
話しても変わらない。
嫌な顔をされるくらいなら、黙っていた方がいい。
そう思うようになりました。
夫婦の間にケンカが減ったとしても、関係が良くなったわけではありません。
私が諦めて、何も言わなくなっただけでした。
表面上は静かでも、心の距離はどんどん広がっていきました。
意見の違いより、無視される方が苦しい
もし、夫婦で意見が合わないだけなら、まだ希望があります。
お互いに意見を言い合い、譲れる部分を探せるからです。
けれど、無視されたり、会話を拒否されたりすると、問題を解決する入口にさえ立てません。
私は、夫と意見が違うことよりも、自分の気持ちを受け止めてもらえないことの方が苦しかったです。
夫婦として扱われていないように感じました。
自分だけを責めなくていい
もし、あなたも何度話しかけても向き合ってもらえずに悩んでいるなら、自分の伝え方だけを責めないでください。
もちろん、伝え方を工夫することは大切です。
けれど、話し合いには相手の意思も必要です。
あなたが何度も関係を良くしようと努力してきたなら、それまでの自分を認めてあげてほしいです。
そして、話し合えない状態がつらいという気持ちを、なかったことにしないでください。
夫婦なのだから、問題が起きたときに向き合ってほしい。
自分の話を聞いてほしい。
一緒に解決方法を考えてほしい。
そう願うことは、決して求めすぎではありません。
一人で夫婦関係を背負い続けなくていい。
自分の心を守ることも、これからを考えるために大切なことだと思います。
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