感謝の極み!麺ZINさいとう1周年記念 Interview : 斎藤裕(麺ZINさいとう)
インタビュー企画特別版として、斎藤裕選手にお話を伺いました。今回は、格闘技…ではなくて、「麺ZINさいとう」の一年を振り返っていただきました。
格闘技の話はほとんど出てきませんが、斎藤選手が本気でやろうと思っていること、ビジネスマインドが感じられると思います。客として1年通い続けた成果を活かしつつ、楽しくお話を聞いていきます。
麺ZINさいとう開店前夜
―― いやいや、ラーメン屋さんって難しいですね。本当に大変な仕事に進出しましたね。
斎藤) もう、力を合わせてやるしかないですよね。よく一年でここまで形にできたな、と思うところはあります。スタッフが優秀ですし、麺ZINファイターのみんなも一生懸命やってくれています。
―― 今だからお話ししますけど、お店を開く前に、ここ(お店の前)でバッタリお会いしたんですよね(笑)。
斎藤) そうそうそうそう、本当にビックリしましたね(笑)。
(´-`).。oO(なんかgoogleフォトが勝手に生成してくれた斎藤裕選手。偶然、ばったり会った時の驚き、困惑を読み取って表現してくれているかのようだ(笑)。頑張って下さい!) pic.twitter.com/hO7TfUxA91
— Gigio (@Gigio_jp) November 12, 2024
―― え、まさか、ここでお店開くの!?と思いました。当初の予定では、違う場所でやろうと思っているというお話でしたよね。
斎藤) まぁ、もう言っても良いと思うんですけど、もともとは浅草で物件を探していたんですよね。浅草の駅近で良いところもあったんですけど、色々と難しいこともあって、もう少し候補地を広げて、この辺でも探していたんですよね。その時に、ちょうど良いタイミングで、この物件が空くということで、そこに滑り込んだ形ですね。
―― 秋葉原もラーメンの有名店がありますよね。殴り込むに当たって、どんな覚悟で臨まれたんでしょうか?
斎藤) 秋葉原も色んなラーメン屋さん、飲食店さんがいっぱいありますけど、特にこの辺は激戦区、先駆者の方達が陣を構えている地域で。もう、どうせ東京で勝負するんだから、そこに食い込んでいくくらいの気持ちでやったほうがいいんじゃないか、っていう勢いは持っていました。
まだ始まってもいないので、飲食店の大変さもわからず、やっていけば何とかなるだろう!みたいな勢いはありましたね。
―― この辺のお店は行ったこともありますか?
斎藤) ありますね。いっぱいあります。すぐ近所の青島さんとか。
―― やっぱり既存店は手強いですか?
斎藤) 青島食堂さんなんか、いつ行っても並んでますからね。青島さんは、12月にSUSURU TVにも出られていて、50人くらい並んでましたね。総武線で浅草橋の方から来ると、並んでいるのが見えますからね。秋葉原のラーメン屋さんの大御所さんですね。
クラウドファンディング、朝倉未来選手とのプロモーションで勢いを掴む
―― そういう強いお店を相手にしながら、新たにお店をやって行くに当たって、先行して公開されたクラウドファンディングというのは、もの凄く力になったんじゃないでしょうか。
斎藤) そうですね。おかげさまで、金額も大きく集まりました。目標金額が200万円だったのが、公開半日くらいで達成できて。一千万円は行かないんじゃないかなと思っていたんですけど、プレオープンの営業が12月19日から始まって、営業しながらプロモーションもやって、最後まで皆さんに応援していただいて、一千万円の大台にも届いた、という感じでしたね。ありがたかったです。
makuake クラウドファンディング
―― クラウドファンディングでお金も集まったけど、それ以上に注目と期待も集まって、プレオープンに突入すると、それらがうまく噛み合って、最初から大勢のお客さんがいらっしゃってくれましたね。
斎藤) はい、朝倉未来選手のyoutubeに出たというのもあって、プロモーションがかかって、最初から皆さんの期待を感じましたね。
かつてのライバル、斎藤選手とラーメンを食べてみた|朝倉未来
―― やはり、朝倉選手の影響は大きかったんですね。
斎藤) 大きかったですね。僕と朝倉選手、二人のストーリーに共感してくれた方達が多かったな、と思います。お店としてのプロモーションがかかったというのもあって、各方面から、色んな反響がありましたね。
―― あの時は、撮影前日の深夜までお店の灯りがついていて、準備が大変そうだな…と思っていました。
斎藤) 朝倉選手が来るから、そのタイミングに合わせて、この物件の契約を早めたというのもあって、大変でしたね。
鍵をもらったのが、撮影の1週間くらい前で。急いで掃除して、お店の設備も、どこに何があるのかをまだ把握してなかったから、急ピッチで受け入れ体勢を整えた感じでしたね。あのときは、バッタバタでしたね(笑)。

2024年12月、プレオープン期間スタート

―― 実は、麺ZINが入る前のお店の時のことも知っているんですけど、やはり、オープン時は行列ができて凄かったんですよ。それが、斎藤選手がお店を出すとなると、これはもっと大変なことになるぞ…と心配していました。
斎藤) その通り、大変なことになりましたね(笑)。行列整理から、何から。経験者を2,3人入れてっていう状況ではなかったんで。伊藤さんという経験者はいてくれたんですけど、伊藤さんには作る方に集中してもらって、外は外で、みんなで連携して対応していくという。
あれは、プレオープン期間だったから良かったですね。不手際もいっぱいあったと思うんですけど、皆さんに大目に見ていただいたというか、凄く暖かく見守っていただけたと思っています。
―― プレオープン期間中も、メニューを変えたり、オペレーション的なものは大変だったのではないですか?
斎藤) そうそうそう…、プレオープンの話で言うと、タンメンとプレオープン期間限定の別皿ありの和牛醤油ラーメンがあって、あれが、また、同時提供の大変さというものを身にしみて感じまして(笑)。


――覚悟はされていたと思いますが、やっぱり大変でしたか。
斎藤) もう慣れてる方はできると思うんですけど、自分は、全然そういう経験がなくて。1日通してお客さんの前に立って営業するという経験がなかったので、まぁ、痺れましたね(笑)。
―― 確かに、複数メニューが入り交じる中、別皿で盛り付けもきれいにしたり、外で待っている人のことを考えたり、最初から非常にやることが多かったのではないかと思います。
斎藤) でも、それをやったおかげで、お店の中のスキルがぐっと一気に上がって。
だから、グランドオープンで、昼のタンメンだけの提供になった時は、「タンメンだけだと、こんなに楽なんだ!」ってところから始めることができましたね。
―― 傍目に眺めていても、斎藤選手もスタッフも慣れてなくて、正直、ぎこちなかったですね(笑)。
斎藤) いきなりあれをやるというのは、まぁ、なかなか大変(笑)。不手際もあったと思いますけど、幸い、プレオープン期間を温かく見守ってもらえて。
―― プレオープンの助走期間がお店にとって本当に奏功した感じなんですね。
斎藤) 今思うと、もう少し上手くできたな…と思うこともありますが、あの時はあの時の最大限だったので。まだ回転も悪かったので、寒い中で、お客様をずいぶんお待たせしてしまったな、という記憶というか反省はありますね。
いよいよグランドオープン

―― 年明けに、プレオープン期間から、グランドオープンに移行して、ずっと店頭に立たれていましたが、手応えのようなものはありましたか?
斎藤) あの頃は、アルバイトも募集していたものの、まだ、スタッフも少なくて、初期メンバーだけで回さなければいけないという状況でした。僕もほぼ毎日いたので、1週間経った頃から、あの人また来てくれたな、顔ぶれが1周したなって、お客様の顔もちょっとずつ覚えて、皆さんの反応とか、そういうところまで気が回るようになっていきましたね。

―― お客さんの反応はいかがでしたか?
斎藤) だいたい、みんな、目を丸くする方が多くて(笑)。「んっ!んっ!」って。
―― 一口食べると、そうなりますよね!
斎藤) ああ、良かった~って思いました(笑)。
みなさん、余り期待しないで来られていたと思うんですよね。「言うても、飲食は甘くないよ?」って思っていたと思うんです。でも、こちらも、そんなことはわかってやっていますし。実際にみなさんに食べてもらって判断してもらうと、みんな、「んっ!」って顔を見て、味は良いんだってわかってもらえたなって。そういう手応えを毎日感じていました。
―― 和牛白湯タンメンは、インパクトありますよね。初めて食べた方は、みんなビックリしますよね。
斎藤) 期待していなかったからこそ…かもしれません。味には自信はあったけど、まず1回食べてもらう、と。それは、僕らの戦略だったかも知れないです(笑)

―― ラーメンは本物だよ、斎藤裕の名前だけじゃないよ、と。ギャップを感じてもらうと。
斎藤) ただ、味そのものに自信はあっても、最初から集客しなきゃいけない、というのはあったので、僕が色々プロモーションも頑張る、表に立つ、そういうことをやって、まず1回、来てもらう、食べてもらうと。
―― お客さんが目を丸くするという点では、もちろん味もそうですが、「斎藤選手、本当にお店にいるんだ!」という点もかなりインパクトあったと思います。
斎藤) みなさん、食券買う前に、必ず、1回厨房を見ますよね(笑)。斎藤、いるのかな?本当にいるのかな?って。
―― みなさん、半信半疑で(笑)
斎藤) 自分が本気で店頭に立ってやったからこそ、大勢の方に来てもらえたし、味もわかってもらえたんだと思います。
新メニューまぜそばで夜営業を開始
―― 今まで昼営業だけでしたが、ゴールデンウィーク明けから、まぜそばのメニューが増えて夜営業が始まりました。
斎藤) あの時が一番大変だったかもなぁ…。うん、一年、振り返ると、夜営業が始まったときは大変でしたね。

―― 営業時間が延び、メニューが増え、お店の負担も増えていきます。
斎藤) 昼を何とか回している状況で、アルバイトも募集して、新しい子達に来てもらったんですけど、覚えてもらうまでにどうしても時間がかかる。そこに、昼とはまた違うまぜそばというメニューになって、盛り付けとか、さらに覚えることも増えて。そういう点もあって、あの時が一番大変な時期だったな、と。
―― まぜそばのつけだれとして、メレンゲというのも、インパクトありましたよね。
斎藤) メレンゲみたいなつけだれはあまりないですよね。斬新と言えば斬新で、一つの売りとしては、これも面白いのかな、と。
―― 食べ方がよくわからなくて、いきなり麺にひっくり返して混ぜるお客さんもいましたよね。
斎藤) 色んな食べ方があるんですよね。お店としても、もう少し食べ方を教えてあげても良かったかな、と思いました。トリュフオイルが入っているから、クセがあって苦手な方は苦手、最初から好みは半々くらいでしたね。メレンゲ要らないよ、ってお客さんもいらっしゃって。
―― 僕は割りと気に入ってたんで、なくなってしまったのも少し残念です。
斎藤) もちろん、そういうお客様もいらっしゃって。
プラス料金のオプションにしようか…などとも考えたりはしたのですが、どれくらい数が出るかという予測を立てなければならない。用意したならば、ロスを出さないようにしないといけない…と、お店として、こだわりもいいけど、長くやっていくために考えなければならないことも多くて。本当に勉強ですね。
意欲的に取り組み、お店の総合力が上がった夏
―― 昼タンメン、夜まぜそばというメニューを入れ替えた時は、行けなかった人が行けた、食べられなかったメニューが食べられたと喜ぶ声も大きかったですね。
斎藤) 8月ね!あの時が、一年の中で一番忙しかったし、売上も良かったですね。とうもろこしの冷やしラーメンが始まったときも8月だったし、1週間、昼夜のメニューを入れ替えたのも8月でしたし、本当に忙しかった。
―― 本来、ラーメン屋さんにとって8月って難しい時期ですよね。
斎藤) つけ麺は売れますけど、汁物は余り出ないですね。でも、限定ラーメンを始めたのも大きかったし、メニューを入れ替えたのも良かったし、本当に、8月、9月はみんなで良く踏ん張ったな、頑張ったな、っていう感覚はありますね。
―― 意欲的に取り組んだことが、うまく行ったんですね。
斎藤) 8月、9月…あの頑張りがあったおかげで、TRY(Tokyo Ramen of the Yearラーメン大賞)も行けたな、っていう手応えがありますね。
―― TRY(Tokyo Ramen of the Year)ラーメン大賞の受賞ですね。
斎藤) TRYの審査に関しても、その時期が踏ん張り所だったんですよね。
2025年10月、麺ZINさいとうがラーメン業界最高権威「TRY(Tokyo Ramen of the Year)ラーメン大賞」の新店部門のオリジナル(ラーメン)部門を受賞
―― 審査期間がそこに当たったんですね。それは、暑い、熱い夏でしたね!
斎藤) 7月にRIZINの榊原さんが来ていただいたというのがあって、プロモーションが当たったということもあって、8月、9月は凄く盛り上がりました。中野のラーメンフェスがあったのも9月でしたしね。あれは、マジで大変でした(笑)。
RIZIN|榊原社長に凸られました 第3回ゲスト / 斎藤裕

―― 僕は、あの、とうもろこしの冷たいラーメンがめちゃくちゃ美味しくて、大好きでした。
斎藤) あれは、マジで大好評でしたね。大山さんが開発者です。
―― あれは、味も最高、見た目も綺麗で、ちゃんと写真に撮って残したいな、という一品でした。
斎藤) 本当に好評で、最初は2,3週間くらいかな…という話だったんですけど、なんやかんやで1ヶ月半くらいやりましたからね、好評だったので。
―― 作るのは大変そうでしたが、その価値があるラーメンでした。
斎藤) 大山さんが早くから来てくれて、仕込みから頑張ってくれましたからね。
それによって、新しい層が広がってくれて。格闘技ファンだけじゃなく、ラーメンマニア、限定ハンターの皆さんも一気に来てくれて、層が広がった。あれは素晴らしかったなぁ。やって良かったです。

―― 実りの多い夏だったわけですね。
斎藤) あれをやって、お店のスタッフのスキルも一気に上がりましたね。あの時も、メニューは同時並行で、その中でも、盛り付けも、麺線を整えるのも綺麗にできるようになって。8月、9月は、お店の総合力がぐっと上がった2ヶ月でしたね。
さらに客層を広げていきたい
―― 客席から眺めていても、斎藤選手のことを知らないお客さん、ラーメンしか興味がないお客さんとか、色々なお客さんが増えたな、という印象ですね。ふらっと、酔っぱらいも来るし(笑)。
斎藤) 夜はね(笑)。そういうお客様もいらっしゃいますね~。
―― 斎藤選手のお店と知らずにお店に来て、こそっとスマホで検索して、「斎藤裕…格闘家かぁ」っていうお客さんもいますよね。
斎藤) はいはい、いらっしゃいますね(笑)。ありがたいことです。
まだ、僕のファン、格闘技ファンが多いんですけど、飲食店として、本来のプロモーションというのは、一般層に届かなければいけないと思うんですよね。それまでは、ファンの人たちに支えてもらって、自分が色んなところに出て行って、アピールして、より幅広い層の方達に来てもらうっていうのが大事ですね。
―― 格闘技ファンは、底上げの部分であっても、本来のターゲットは、一般層。「美味しいラーメンが食べたい」というお客さんですよね。
斎藤) 理想としては、斎藤裕という名前を出さなくても毎日行列ができる、ラーメンとしてしっかり認知される、というところですよね。
―― だいぶ理想に近づいてきましたか?
斎藤) 試合が決まって、11月、12月はほとんどお店に立てなかったんですけど、集客はできていて、売上もちゃんと上がっていて、お店としてもしっかり回っていました。もちろん、皆さんの応援してあげようっていう気持ちが大きかったとは思いますけど、超強者ラーメンを限定で出したり、色んな層の方にも来ていただけてますね。

―― 客層でいうと、外国からの旅行客の方達も増えてますよね。
斎藤) 最近、増えていますね!海外からのお客様は、食べログではなくて、Googleの評価を見て来ていただいてるようですね。
―― 確かに、Googleマップの評価は高いです。(2026/01/08現在★4.5)
斎藤) 向かいのお店との相乗効果みたいなものもあって、どっちに行こうかな…こっち行こう!みたいな感じで選ばれることも多いですね。お互い潤う、みたいな感じで。
―― でも、プロモーションも、もうだいぶ頑張りましたよね。様々な媒体に出たり、アピールは頑張っていると思いますが、ここから、さらにやるべきことはありますか?
斎藤) まだまだですね!本当にお店を軌道に乗せるためには、もうちょっと頑張らないといけないです!僕の中でのプロモーションの基準でいえば、まだまだ足りない。僕が出て行かなければいけないと思います。

―― なるほど。最初から、そういうお話はされていましたよね。
斎藤) やってみて思いますが、名前貸しでうまくいくほど、飲食店の難易度は易しくないです。他人に任せて、名前だけ貸して…というだけでは、絶対うまく行かないと思いますね。だから、自分が店に立てるときは立つし、プロモーションにも行きますし、積極的に関わっていきます。
今は、試合が決まって、お店の方は抜けても大丈夫なようになりましたが、当初は、スタッフのシフトも作ったり、アルバイトの面接なんかも一緒に参加するようにしています。
―― そんなところも関わっているんですか!
斎藤) 何かあるときは自分で動くっていう心づもりで。人が増えて、大きくなったら任せられるようになると思いますけど、押さえるところは、自分で押さえていきます。
ファイターに支えられ、ファイターを支えていく
―― 開店してから、数多くの選手の方たちがお店に来てくれてありがたいですね。越智選手には、2回くらいお店でお見かけしました。
斎藤) 越智選手は、いつもお土産持ってきてくれますね。「関東で売ってないんで、カール持ってきました~」なんて気を遣っていただいて(笑)。
―― 僕も、修斗の選手をご案内したり、お店までご一緒して、けっこうご馳走したり(笑)。
斎藤) すみませんね~(笑)。いつもありがとうございます!
―― そういう選手や格闘技のネットワークがあるというのが素晴らしいし、ありがたいですね。
斎藤) 本当に、選手だけでなく、関係者の方、様々な人に支えられてやってこれたなという1年でしたね。
―― 一方で、スタッフである「麺ZINファイター」として数々の選手を支えていますよね。
斎藤) (ちょうど出勤してきた古屋選手を紹介して)古屋優羽君は、今年、たぶんフューチャーキングトーナメント(FKT)で優勝するはずなんで、DEEPでプロデビューですよ。彼はギロチンマスターなんで、越智晴雄二世って呼ばれてますね。

―― 麺ZINファイターとしては、羽江哲郎選手、菊池羚央選手もいますしね。
斎藤) 羽江君も、今年、しっかりFKTで優勝してプロになるでしょうし、菊池羚央は、元々僕のキッズクラスでの教え子なんですけど、修斗でプロ昇格した、麺ZINのプロ選手第1号ですね。
―― 選手達に支えられる一方で、若い選手を支えていくのは、麺ZINもある種のジムのようなものですね。
斎藤) 本当にみんなに支えられた一年でしたね。ご縁に感謝ですね。

古屋優羽選手(左)・羽江哲郎選手(右)菊池選手はまたの機会に!
2026年1月23日(金)麺ZINさいとう1周年
―― さて、麺ZINさいとうの1年間を振り返っていただきましたが、ここまでに点数をつけるとしたら何点くらいでしょう?
斎藤) 難しいな!そうですね、100点つけたいところですけど、80点ってところですね。大目に見て、80点。自分の中では合格点。でも、もう少し頑張れたかな、という感じですね。
―― 良い結果ですよね。そして、その1周年記念は、お店としては、どんな感じで迎えられるのでしょうか。
斎藤) 1周年には、僕らがずっと温めていた、「和牛濃厚つけ麺」というメニューを出そうと思っています。
この1周年のために、ちゃんとしたつけ麺メニューを出したいと頑張って開発してきたものをようやく出せそうです。僕らも試食を重ねて、手応えがあるものができて来ているという状況です。
―― つけ麺!いいですね。いよいよという感じです。
斎藤) 何より、一周年記念は、お客様に還元したいということを考えています。自分たちが何かを得るというよりは、お客様のために感謝の気持ちを込めて、新しく開発したメニューをお出ししてお返しする、お客様への「一周年感謝祭」という形で考えています。

―― それはとても楽しみですね。
斎藤) そして、いつもグッズを作ってくれるマツシマさんにお願いして、1周年記念のステッカーも作成しました!こちらを、限定50名様(昼夜25名ずつ/日)でプレゼントいたします。
―― これは、争奪戦になりそうですね…。
斎藤) まだ期間はハッキリ決めていないのですが、土日は大変なことになりそうですので、是非お早めにゲットして下さい!
―― 限定新メニューに、ステッカー。お祭り感がありますね!
斎藤) お店として、ちゃんと1周年やったね!っていう記録を残したいんですよ。期待してもらって良いかなと思います。
先日のアンケートに投票いただきありがとうございます。
— 斎藤裕 Yutaka Saito (@yutakasaito1008) January 15, 2026
1月23日(金)から2月1日(日)の1周年記念イベント期間は新メニューの和牛濃厚つけ麺を提供します🍜
昼の和牛白湯タンメンと夜の和牛牛脂まぜそばも同時提供する予定です。… pic.twitter.com/V6zOxRkOT8
先日のアンケートに投票いただきありがとうございます。
1月23日(金)から2月1日(日)の1周年記念イベント期間は新メニューの和牛濃厚つけ麺を提供します🍜
昼の和牛白湯タンメンと夜の和牛牛脂まぜそばも同時提供する予定です。
イベント期間中は先着50名様(昼25枚、夜25枚)に記念すべきオリジナルステッカーをお渡しします。お店の1周年記念にこのシリーズ10枚目のステッカーです。
日頃からご来店いただいている皆様のおかげで1周年を迎えられますので、できるだけ還元できるようスタッフ一同頑張ります🙏
#麺ZINさいとう
2年目、そしてその先へ
―― そして、その後は、2年目に突入ということで、どのような展望を抱いていますか?
斎藤) そうですね、2年目、2年生となれば、もう新店扱いはされないので、10年、20年やられているお店と並べられていくなかで、現状維持じゃなくて、常にもっと良いものをお出ししていく、ということを意識していきます。
この1周年が終わったら、次の限定メニュー、次の企画と、順番に進めていって、もっと進んでいけば、2店舗目、3店舗目も見えてくると思います。人も育てて、リサーチも進めて、プロモーションもやって、より一般層に浸透していけるように、僕だけでなく、お店全体で頑張っていきたいですね。
―― まだまだここからが、楽しみですね。
斎藤) 食べログ百名店にも載りたいですしね!
―― それは大きな目標ですが、手は届きそうですね。
斎藤) TRY大賞を受賞して、いただいた表彰状を眺めると、ここまで1年間色々あったなって思いますけど、手応えがあります。(クラウドファンディングの)makuakeのトロフィーも置いてありますけど、とにかく実績を積んでいきたいと思います。

―― そういう形で、結果が評価されるのは嬉しいですよね。
斎藤) あと、これは個人的な勝手な希望なんですけど、「麺ZINさいとうpresents サバイバートーナメント」をやりたいです。
―― おおお、(かつて、修斗で開催されていた)サバイバートーナメント!うーん、わかる人いるかな(笑)。
(※なんと、このインタビューのあと、Lemino修斗で、「サバイバートーナメント リバイバル 2026」が開催発表されました。)
斎藤) ISAMI presentsサバイバートーナメントみたいに、8人の賞金トーナメント。あれをやりたいですね。賞金もしっかり出して。
―― めちゃくちゃ嬉しいです!是非、実現して欲しいです!!
斎藤) そのためには、まずはお店をしっかり軌道に乗せないと。
みんなで店舗営業を頑張っているので、お店としての総合点を上げていって、大きくしていって、みんなで勝つっていうのが一番正しいですね。
―― 格闘技は個人競技とは言え、ある種のチーム戦、総力戦ですが、飲食店は、なおさらですよね。
斎藤) 間違いないです!みんなで一丸となって頑張ります!
あとがき追記(20260128) 一周年感謝祭が始まって
麺ZINさいとう一周年感謝祭が始まって、すでに折り返し地点に来ていますが、和牛濃厚つけ麺はかなり美味しくて、これ目当てに、早くも二度、三度訪れている人も多いようです。

マジで美味い。何を食べても美味いと言ってしまうので、今ひとつ、信用性に欠けるかも知れませんが、本当に美味い。
つけ麺だけでも美味しいのですが、おすすめは、やはりチャー牛トッピング。本当は、和牛ユッケ風の肉も食べたいのですが、あれは、提供数もごく少数のようで、まだお目にかかれず。無念!
うれしいことに、とろっとした味玉はついてきます。極太のメンマも、かなり好みです。
サキホコレ(ライス)も一緒に注文される方が多いですね。大盛りを頼んでる方でも、ライスまでサラッと行けそうです。
スープ割りにも対応していただけるとのこと。スープの最後の一滴まで味わえますね!
ホンドボー的な味わい(@扇久保選手)、是非楽しんで下さい。
和牛の旨味がバーッと口の中に広がって、少ーし洋食っぽい感じもありますね。何と言えばいいんでしょう、ホンドボーっていうか。ホンドボーっていうんですか?
行列にご注意!
麺ZINさいとう一周年感謝祭は、王様のブランチで取り上げられた効果も大きかったようで、格闘技ファンだけでなく、ラーメンファンの方も押し寄せているようです。昼、夜とも、行列が長くなっています。
ただ、非常に冷え込んでいる時期でもありますので、これからお店に行こうと思っている皆さんは、防寒対策はしっかり準備して並んだ方が良いです!特に土日は行列が半端ないので、十分にご用心を。
また、行列が伸びると細い横道に並ぶことになりますが、自動車が奥からも手前からも入ってくるので、できるだけ建物側に身を寄せて、安全にお気をつけ下さい。
是非、楽しく、安全に味わってきて下さい!

あとがき
麺ZINさいとう、開店前夜から、1年間をざっと振り返っていただきました。
ファイター斎藤裕ではなく、経営者としての視点が入った冷静かつ熱いビジネスマインドを感じてもらえたのではないかと思います。1年前の話ですが、一気にいろんな経験を積んだせいか、数ヶ月前の記憶を辿るのに、遠い昔を懐かしむような表情も印象深いです。
これから先、今のお店を軌道に乗せた後は、店舗を増やしていき、将来的には海外進出も視野に入れているとのことで、是非、大きく羽ばたいていってほしいです。
そして、儲かった暁には、修斗で、「麺ZINさいとうpresents サバイバートーナメント」を実現してください!
楽しみにしております!
(続編)格闘技のお話
お店の話の後に、格闘技について少しだけお話しいただきました。先日のRIZINの試合中止の件。また、試合に向けて取り組んできた沖縄での調整、松根さんの印象的な言葉などについて要諦をお話しいただきました。こちらは、私の修斗情報サイトFIGHTMEMOに掲載しています。
Interview : 斎藤 裕(パラエストラ小岩)|「だから、今回も大丈夫だと思います。」
麺ZINさいとう情報
https://www.instagram.com/menzinsaito0123
