iDeCoとNISA、50代はどう使い分けるか
固定費の見直しを進めていくと、次に気になってくるのが「浮いたお金をどこに置くか」という問題だ。
投資に回そうと思った時、まず使い倒すべき制度がiDeCoとNISAだ。
どちらも税制上の優遇がある制度だが、50代にとっての使い方は少し異なる。
iDeCoとNISA、何が違うのか?
シンプルに整理するとこうなる。
iDeCo
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・掛金が全額所得控除になる
・運用益が非課税
・60歳まで引き出せない
・50代は残り10年前後で積み上げる
NISA
─────────────────
・運用益が非課税
・いつでも引き出せる
・年間360万円まで投資可能
・生涯投資枠1,800万円
50代にとって最大の違いは引き出しの自由度だ。
◻️50代がiDeCoを使う意味
iDeCoの最大のメリットは所得控除だ。
掛金が全額所得控除になるということは、今の収入が高いほど節税効果が大きくなる。
50代でまだ収入が高いうちに積み上げておくことに、大きな意味がある。
掛金は勤務先の企業型DCの有無によって上限額が異なる。
企業型DCがない場合は月2.3万円、ある場合は月1.2万円が上限だ。
仮に月2.3万円を満額拠出した場合、所得税・住民税合わせて年間で数万円単位の節税になる。
これは他の投資にはない強みだ。
◻️NISAは長期の主戦場
NISAは運用益が非課税で、いつでも引き出せる。
老後資産形成の主戦場として、今ではオルカン(全世界株式)やS&P500インデックスファンドを
毎月積み立てていくのが王道だろう。
50代からでも20年以上の運用期間が取れる。時間を味方につけることは、まだ十分できる。
◻️50代の優先順位
①iDeCo満額(月1.2〜2.3万円)
→所得控除で今すぐ節税
②NISA(月5万円〜)
→長期で資産を育てる主戦場
③余剰資金
→高配当ETFで
将来のキャッシュフローを作る
大切なのは順番だ。税優遇のある器を先に埋めてから、残りを考える。
「どの銘柄を買うか」より「どの器に入れるか」を先に決める。それだけで長期の資産形成は大きく変わってくる。
と偉そうなことを言っているが、私自身、iDeCoを20年近く放置し続けていた経験がある。
制度が色々変わったり、転職を複数回してきたという事情はあったのだが、気づけばほぼ塩漬け状態になっていた。
この経験やキャリアについてはまたの機会に書こうと思う。
引き続き同じ境遇の40・50代の人と、一緒に最適化していきたい。
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