「あなた」に敬意を
想像もつかない思想
理解できない価値観
何度目かも分からない確信
やはり「他人」とは、違う世界の生き物だ
共有することは出来る
受け入れることも出来る
それが難しいことも多々ある
出会いとは、いつだって未知との遭遇
分かり合える日は来ない
そんな気がしている
嫌いになろうとは思わない
分かり合える日が来ないのだとしても
それぞれに人生がある
笑顔で刻んだ皺がある
悲しみが刻んだ傷がある
一人の人間が、ここに在る
生まれ方は選べない
死に方だって選べない
辛うじて選べるのは、生き方だけ
選び続けたから今がある
誰もがそうだ
昨日、すれ違った「誰か」も
明日、すれ違うかもしれない「誰か」も
今日までを選び続けた
だから、敬意を
分かり合えそうもない「あなた」に
それでも、敬意を
違う世界で違う人生に挑む「あなた」に
