安定しているのに、なぜ公務員を辞めたくなるのか。
こんばんは。
公務員を辞めて、もうすぐ1年になります。
商社へ転職し、不安もありましたが、今のところは順調です。人間関係にも恵まれ、給料もわずかながらアップしました。
そして、転職活動を始めた最大の目的だった海外駐在も、いよいよ始まろうとしています。
よく聞かれることがあります。
「なぜ安定した公務員を辞めたのですか?」
確かに、その疑問はもっともだと思います。一年近く必死に勉強して勝ち取った公務員という切符。
公務員試験の勉強時間は何百時間。民法、行政法、ミクロ経済、マクロ経済、数的処理……。思い出すだけでも嫌になります。
しかも僕の場合、新卒で県庁に入るために勉強し、8年後、市役所へ転職するためにもう一度勉強しています。
2回も苦労して手に入れた公務員の資格。それでも、なぜ辞めようと思ったのか。
理由は人それぞれだと思います。給料、人間関係、職場の雰囲気。もちろん僕も「もう少し給料が上がれば」「もっと人脈を広げたい」と思ったことはありました。
でも、一番大きかったのは仕事のやりがいだったように思います。
自分が頑張った仕事が、成果につながっているという実感を持ちにくかった。
予算を編成し、その予算が県民や市民のために使われていることは理解しています。それでも、一職員としては「自分の仕事が役に立った」と実感する場面は多くありませんでした。
もちろん感謝されることもあります。それは本当に嬉しいことです。でも、どれだけ頑張っても給料はほとんど変わらない。評価も大きく変わらない。
そんな毎日を繰り返すうちに、少しずつ物足りなさを感じるようになっていました。
県庁から市役所へ転職しても、公務員は公務員でした。環境は変わっても、自分が感じていた違和感は変わらなかった。
それが、公務員を辞める決断につながりました。
そして、辞めるなら一刻も早い方がいいとも思いました。30代になると、未経験業界への転職は決して簡単ではありません。だからこそ、転職すると決めてからは、短期集中で走り切りました。
もちろん、公務員にはたくさんのメリットがあります。安定した収入、福利厚生、社会的信用。それらは決して小さなものではありません。
だから、公務員を辞めたいと思っている方は、メリットとデメリットをしっかり比較した上で決断してほしいと思います。
辞めた後に後悔しないためにも、自分自身と向き合う時間は必要です。
僕は、ありがたいことに今のところ毎日が楽しいです。仕事もプライベートも。
後悔のない選択を。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
