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映画の中のKARAOKE

きょうはぼくも嫌いじゃないけど、カラオケのはなし。
というより、正確には
”KARAOKE”
のこと。

カラオケもすっかり欧米に定着してしまったよーで、映画の中でもチョクチョク登場してます。
そんな中から覚えているものを幾つか。

まずはマイケル・ダグラス、高倉健主演、というより松田優作のと言いたい「ブラックレイン」(89)。

この映画は大阪が舞台にもなっていることもあって、刑事の健さんがマイケル・ダグラスとアンディ・ガルシアと一緒に飲み屋でカラオケをやってます。
曲は何だっけな?
『マイ・ウェイ』か何かだったよーな。

舞台を移して香港でもカラオケ。
ジャッキー・チェンの「ラッシュアワー2」(01)ではジャッキーとクリス・タッカーが捜査に入ったクラブで香港のマフィアさんがリズム感ゼロの、下手~な歌を歌ってます。
歌ってるのはマイケル・ジャクソンの曲。
”今夜はナントカカントカ”って曲です、すいません、日本語タイトル分りませんけど。
この曲を聴いたクリス・タッカー曰く。
『マイケルが汚れる~』

空港管制官が主人公という設定が目新しかったのがジョン・キューザック主演の「狂っちゃいないぜ」(99)。
この映画でカラオケを歌うのはキューザックのライバル役のビリー・ボブ・ソーントン。
これがイイ声でなかなかのもんなんです。
おまけに横にはアンジェリーナ・ジョリーをはべらせちゃってました。

ベン・スティラーが出演しないで監督だけしてる「ケーブルガイ」(96)ではジム・キャリーが勝手に人の家でカラオケ・パーティを始めてしまう。
キャリーが歌うのが”Somebody To Love"。
しかも役柄のケーブルガイの状態(つまりはアイ~ン状態で)歌うのがスゴかったなあ。

で、そのベン・スティラーとエドワード・ノートンの共演で、ノートンが監督もしていたのが「僕たちのアナ・バナナ」(00)。
この映画の2人の役柄は幼なじみで、ノートンがキリスト教の神父で、スティラーはユダヤ教のラビ。
最後に2人がカラオケで唄う歌がバリー・マニロウの曲。
また、タイトルわすれちゃったけど、我が青春のアイドル、ゴールディ・ホーンの「ファール・プレイ」(78)のテーマ曲だったやつです。

さて、ズラズラとカラオケのシーンを羅列したけど、今日の真打は。。。

個人的にベスト・カラオケ・女優とでも呼ばせていただきたいのがキャメロン・ディアス。

ダニー・ボイル監督の「普通じゃない」(97)では誘拐されたディアスと誘拐したユアン・マクレガーが一緒にカラオケやってます。

でもやっぱり印象的で、一番感動させるカラオケ・シーンは「ベスト・フレンズ・ウェディング」(97)のキャメロン・ディアスです。
昔の恋人(ダーモット・マローニー)が結婚することを知って気持ちが落ち着かない主人公のジュリア・ロバーツが婚約者キミー(ディアス)が音痴だと知りながら、わざと意地悪でカラオケを歌わせるシーン。

歌はバート・バカラックの
”I Just Don't Know What To Do With Myself”。
これが見事に音痴。
演技だとしても音痴。
日本ではあれだけ音痴でも歌いきるって人にめったに出会えませんねぇ。
それでいてディアスがあまりに一生懸命なんで感動させられちゃいます。
今後、永遠に語り継がれる名カラオケ・シーンです。

「ベスト…」は音楽の使い方がとても上手な映画で、このシーンの他にも昼食中に
”Say A Little Prayer”(『恋する祈り』でしたっけ?)
を出演者が合唱するシーンも、この映画のハイライトといっていいほどの楽しさ。
また、ルパート・エヴェレットがイイ味だしてんだよねぇ。

この2曲の他も、この映画の曲はみんなバート・バカラックの曲でした。
この頃はちょっとしたバート・バカラックの再ブームがあって、同年の「オースティン・パワーズ」(97)ではバカラック自身が出演もしていますね。

向こうの映画に出てくるカラオケって、全部バーとかのお客さんが皆が聞いてる、日本ではカラオケが出始めの頃にあったスタイル。
日本のカラオケボックスみたいなのが無いのかな。

いずれにしてもKARAOKEが映画のストーリーの中で登場人物たちのコミュニケーションを表現する手段として使われてるってことは、欧米でもちゃんとした文化になりつつあるって事なんでしょうね。

「ベスト・フレンズ・ウェディング」パンフ A4 500円 東宝

※この記事はブログ「5011 cinema note」の2008年3月の記事を基に加筆・再構成しています。


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