見出し画像

役所広司が演じる「山本五十六」と「阿南惟幾」

8月14、15日戦争映画2作鑑賞。

『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』2011年公開『日本のいちばん長い日』2015年公開

この2作に共通していること3点
・原作:半藤一利
・主役:役所広司
・内容:太平洋戦争

映画の内容はさておき、
役所広司がこのふたつの映画の主役をつとめている、山本五十六と 阿南惟幾。

う~む、なぜだ。どのような背景があるのでしょうか?

【AI君の回答】

役所広司が両作品で主演(『山本五十六』では山本五十六役、『日本のいちばん長い日』では阿南惟幾役)を務めた背景には、作品の企画意図や監督・プロデューサー陣の評価、そして日本映画界における彼の立ち位置が大きく影響しています。

1. 「戦争の悲劇と苦悩を描く」作品テーマへの合致

両作とも、単に戦争を肯定・美化するアクション映画ではなく、「戦争の愚かさを知りながらも、組織のトップとして決断を迫られた人物の人間ドラマ」を描いています。山本五十六も阿南惟幾も、個人としては非戦や早期終戦を望みながらも国や組織を背負って葛藤した人物です。圧倒的な表現力でその「重厚な存在感」と「悲壮な苦悩」をリアルに体現できる俳優として、役所広司が最良の選択肢とされました。

2. 監督やプロデューサー陣からの絶大な信頼

  • 『聯合艦隊司令長官 山本五十六』:監督の成島出やプロデューサー陣は、軍人としての威厳だけでなく、日常で見せるユーモアや人間味を両立できる存在として役所広司に熱烈なオファーを出しました。

  • 『日本のいちばん長い日』:原田眞人監督は、昭和天皇や若手将校との間で揺れ動きつつ陸軍の暴走を抑え込もうとした阿南陸相を演じられるのは、「圧倒的なスケール感と品格を持つ役所広司しかいない」と考え、彼を第一候補として起用しました。

3. 日本映画界を代表する「昭和の大幹部」を演じられる存在感

2010年代の日本映画界において、実質的な歴史的偉人や陸海軍の最高幹部という「重厚な看板」を一人で背負い、興行面・演技面の両方で作品を牽引できる主演級のベテラン俳優が限られていたことも大きな要因です。

『山本五十六』(2011年)での名演と高い評価があったからこそ、太平洋戦争70年目の節目に制作された『日本のいちばん長い日』(2015年)でも「陸軍トップの苦悩を描くなら彼しかいない」と、連続して歴史的大作の主役に抜擢される流れが作られました。


では山本五十六と 阿南惟幾、思想・信条・性格・人格に共通することはあったのでしょうか?

【AI君の回答】

山本五十六と阿南惟幾は、海軍と陸軍という対照的な組織の頂点に立ちながらも、その思想や人柄には驚くほど多くの共通点が存在しました。

1. 非戦・平和への強固な意志(思想・信条)

  • 対米開戦・戦争拡大への反対:山本は日独伊三国同盟や対米開戦に最後まで猛反対し、阿南もまた日中戦争の早期講和を模索するなど、根底では無謀な戦争や拡大路線を固く拒んでいました。

  • 大局的な情勢判断:両者とも国際情勢や国力の格差を冷静に把握しており、精神論だけに頼る開戦論には批判的でした。

2. 誠実さと圧巻の包容力(性格・人格)

  • 部下や家族への深い愛情:山本は戦地の部下や家族、友人に膨大な手紙を書き送り、細やかな気配りを欠かしませんでした。阿南もまた部下からの信頼が非常に厚く、戦死した部下の遺族へ自筆で供養の手紙を送り続けるなど、人間味にあふれる人物でした。

  • 無私と清廉潔白:私利私欲が一切なく、自身の出世や保身のために行動することがありませんでした。その誠実で飾らない人柄は、立場を超えて多くの人々を惹きつけました。

3. 組織のトップとしての圧倒的な覚悟

  • 葛藤の中での「最後責任」の取り方:自身の本意(非戦・早期終戦)とは異なる悲劇的な決定に組織が向かった際、逃げずにその最前線で命を懸けて責任を果たしました。

  • 死生観:山本は自ら前線視察に向かい戦死(戦病死ではなく戦死を覚悟)、阿南は陸軍の暴走を抑え込んで終戦を成立させた直後に自決しました。ともに「自らの命をもって責任を全うする」という極めて強い士道精神を持っていました。

組織の立場や歴史的役割こそ異なりましたが、「不本意な戦争の渦中に置き去りにされながらも、誠実さと無私の心で組織と命運をともにした」という点において、二人の人格や信条は深く響き合っています。


『日本のいちばん長い日』は昨日観た。

今日は『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』を観ている途中だ。真珠湾の攻撃が終わり、今ミッドウェー海戦に出発した。

大敗することを知っているのでもう見る気がしないので、これまで観た中で印象に残ったことをふたつ記す。

<山本五十六のこだわり1>

アメリカへの宣戦布告後に真珠湾攻撃をする。


寝首をかくことを大変嫌っており、正当な手続きをするよう何回も上層部に伝えた。

しかし、対米最後通牒(帝国政府ノ対米通牒覚書)の提出は、大使館での暗号解読や清書の遅れなどの要因からハワイ真珠湾への攻撃開始時刻(1941年12月8日未明・日本時間)よりも約55分遅れ、米国に「騙し討ち」と批判される大きな原因となった。

このことを聞いた五十六さんは、ぐっとこらえ、なんと部下と将棋を指し始めた。

<山本五十六のこだわり2>

ミッドウェー海戦の目的はアメリカの空母をたたくこと。

空母がいると日本本土が空襲におそわれるから。
(一方上層部はミッドウェー島の占領を目論んでいた)

作戦会議では、目的は米空母機動部隊の撃滅にあると五十六さんが声を大にしていたので、おそらく映画でも実戦で混乱したことが映し出されているのであろう。

ミッドウェー海戦の敗因・・・
ミッドウェー島占領と米空母機動部隊の撃滅という二つの目的が曖昧なまま戦力が投入され、状況対応の判断を狂わせたといえる。

またこの映画では、軍令部から指示を受ける現場指揮官南雲さんと山本五十六さんの方針が異なっていたことを示そうとしているようでした。
ちなみに南雲さんは五十六さんの部下です。

直属の上司と部下の関係

  • 山本五十六は日本海軍の連合艦隊司令長官として全体の作戦を構想・指導しました。

  • 南雲忠一は空母機動部隊を率いる司令長官として、山本の立てた作戦の実行部隊を指揮しました。

この映画では仲がよさそうには映し出されていませんでした。
ではまた。

いいなと思ったら応援しよう!