20代も半ばまで来たのに貯金ゼロ。他の同世代はちゃんと貯金できてるのかな?
給料日まで、あと一週間。銀行口座の残高を見る。「まあ、今月もなんとかなるか」。家賃やスマホ代、クレジットカードの引き落としを考えると余裕があるわけではない。でも、生活できないほどでもない。給料日になれば、またお金が入ってくる。
そんな生活を何年か続けてきた。ところが20代も半ばになったある日、ふと思う。
「俺、貯金なくね?」
正確には数万円くらい残っている月もある。でも、旅行に行ったり、車検があったり、家電が壊れたりするとすぐになくなる。だから「貯金はいくら?」と聞かれたら、ほぼゼロ。
学生の頃なら、それほど気にしなかった。社会人になったばかりの頃も、「まだ若いし、そのうち貯まるだろ」と思っていた。でも25歳、26歳、27歳。20代も半ばまで来ると、少しずつ気になってくる。
会社に入って、もう何年か給料をもらっている。毎月ちゃんと働いている。なのに、なぜかお金が残っていない。
ーーーそう思っている方向けに記事を書いてみましたーーー
そんな時にSNSを開くと、「26歳、貯金300万円達成!」「20代で1000万円貯めました」「新NISAで毎月5万円積み立てています」なんて投稿が流れてくる。
いやいやいや。
みんなそんなに金持ってるの? 俺、ゼロなんだけど。
そして急に不安になる。「もしかして、同世代で貯金ゼロって結構ヤバい?」「みんな言わないだけで、ちゃんと貯金してるのかな?」「このままで大丈夫なのかな?」
この記事は、そんなことを考え始めた20代半ばくらいの人に向けて書いています。今まであまりお金のことを考えてこなかった。でも、そろそろ少し気になってきた。
そんな人にまず伝えたいのは、貯金ゼロという現状だけを見て、「人生詰んだ」みたいに考える必要はないということです。ただし、せっかく気になり始めたのなら、今はかなりいいタイミングでもあります。
20代半ば。まだ全然遅くありません。むしろ、お金との付き合い方を少し変えるには、かなり早い時期です。
20代半ばになると、急に周りのお金が気になり始める
学生時代は、周りもだいたいお金がありません。バイト代が入ったら飲みに行く。服を買う。ゲームを買う。旅行に行く。給料日前になったら、「金ねえわ」なんて友達と笑っていた。
ところが社会人になって数年経つと、少しずつ差が見え始めます。同級生が車を買った。友達が結婚した。会社の同期が一人暮らしを始めた。誰かが「投資やってるよ」と言い出した。SNSでは同世代が資産形成の話をしている。
すると急に気になります。
「みんな、いくら持ってるんだろう?」
でも、お金の話は聞きづらい。「お前、貯金いくらある?」なんて、仲のいい友達でもなかなか聞けません。だから余計に分からない。そして分からないから、SNSで目立つ人を基準にしてしまう。
20代で500万円。20代で1000万円。そんな人ばかり目に入ってくる。すると、「俺だけ全然貯金できてないじゃん」と思ってしまいます。
でも、SNSで目立つ人が20代全体の平均というわけではありません。普通に働いて、普通に生活して、貯金がそれほど多くない20代だって当然います。
大事なのは、誰かと競争することではありません。今の自分がどんな状態なのかを知ることです。
「貯金ゼロ」といっても、実はいろいろある
同じ「貯金ゼロ」でも、中身はかなり違います。給料は毎月入っている。家賃も払えている。カードも普通に支払えている。借金はない。ただ、月末になるとほとんど残っていない。これも貯金ゼロです。
一方で、毎月カードの支払いがギリギリ。リボ払いを使っている。消費者金融から借りている。給料が入っても、すぐ返済でなくなる。これも表面上は貯金ゼロです。でも、状況はかなり違います。
だからまず「貯金がない」という一言だけで自分を評価しない方がいい。自分のお金がどんな状態なのかを見てみる必要があります。
難しい家計簿を作る必要はありません。今いくら持っているのか。借りているお金はあるのか。毎月いくら入ってくるのか。毎月だいたいいくら出ていくのか。まずはこれだけ。
お金の問題は、分からない状態が一番怖いものです。数字にしてみると、「思っていたより大丈夫だった」ということもあれば、「これは少し変えた方がいいな」と気づくこともあります。どちらにしても、分かれば次の行動ができます。
給料を何年ももらっているのに、なぜ残っていないんだろう?
社会人になって数年。仮に毎月20万円前後の給料を受け取っていたとしたら、これまでかなりのお金が自分の口座を通っているはずです。それなのに残高はほぼゼロ。
そう考えると、「俺、何に使ったんだ?」と思いますよね?
これなぜなんでしょう?
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
