正直うまくいかないと思っている仕事をやるとき
職場で、自分の部署を4月から2つに分割することになった。
正直に言うと、きっとうまくいかないと思っている。
もともと利害がぶつかりやすい業務だし、
2部署に分かれることで調整する仕事は確実に増える。
「これは、どっちの部署が判断するもの?」
「組織として正式に依頼されないと、そんなことはできない!」
非効率になる未来が、かなりとはっきり見えている。
しかも、実はこれ、初めてではない。
10年近く前にも似たようなことをやって、結局元に戻した経緯がある。
じゃあなぜ、またやるのか。
決めたのは役員だ。
頭を使う業務と、手を動かす業務を分けよう!
考え方としては、わからなくもない。
ただ、現場の感覚で言うと
「業務の本質、見えてるのかな…」(たぶん見えてない!)
と思ってしまう部分もある。
とはいえ、決定事項は決定事項。
実行に向けて、役割分担やミッション、権限などを整理し、
できる限りミスやトラブルが起きないように設計はした。
でも、結局、仕組みだけではどうにもならない。
最後はやっぱり「人」が頼り。
幸い、メンバーは変わらない。
仕事をよく知っている人、
担当が曖昧な仕事を、しっかりカバーしてくれる人、
関係者とちゃんと会話できる人。
安心して任せられる人もいるが、
ちょっと怪しい人もいる💦
それでも、そういうメンバーに頼るしかないことが、
たくさん残っている。
そんな中で、ずっと気になっていたことがある。
今の部長(先ほどの役員の部下でボクの上司)のことだ。
親会社から来た、超優秀な方。
頭のキレもすごいし、論理的に話す力もある。
今回の分割による弊害も、当然しっかり理解している。
正直、あの人なら
「この案はやめた方がいい」
と役員に進言して、ひっくり返すこともできたんじゃないかと思う。
でも、そういう動きは一切なかった。
ずっと不思議だったし、少し不満でもあった。
でも最近、なんとなくわかってきた。
親会社は超巨大企業だ。
おそらく、役員の決定は絶対に近い。
いちいち現場が反対していたら、組織全体が回らない。
そういう文化の中で育ってきた人にとっては、
「決まったことを、どう実現するか」
に頭を使うのが当たり前なのだろう。
実際、部長はそこに全力を注いでいる。
どうやったらこの分割を機能させられるか。
どうすれば破綻しないか。
その思考や視点は、やっぱり見事だと思う。
その部長さんと、たまにランチで二人になることがある。
そんなとき、愚痴をもらしたりする。
「毎日がつまらないんだよね」
「仕事にやりがいを感じない」
正直、そりゃそうだろうと思う。
自分の意に添わないことをやり続けていたら、
やりがいなんて感じられる訳が無い!
ついでに言うと、楽しさも、充実感も感じられる訳が無い!
でも本人は、あまりそこに気づいていないようにも見えるし、
何か工夫すれば乗り越えられると思っているようにも見える。
いろんな意味でスゲーなぁと感心するけど、
ちょっと距離感があるので、そこは未だツッコめないでいる💦
もちろん、意に添わない仕事でも
捉え方や意味付けを変えることで、
気持ちを保つことはできる。
実際、自分もそうやって乗り越えてきたことは数えきれない程ある。
ただ、頭も心も未熟なもので、どうしても
「うまい捉え方や意味付けが見つからない」場合もある。
今回の件は、まさにそれなのだ。
これから実行に入れば、
細かい問題は、イヤって程たくたくさん出てきちゃうだろう。
メンバーの気持ちを下げないように、各々個別に声掛けするのも、
なかなかしんどい💦
正直、今からやってらんねぇ!と思っている😱
そんな中でも、無理やり前向きに考えようとすると・・・・・
今は見えていなくても、
実際に進めていく中で見えてくるものもある、かもしれない。
意味も、やりがいも、
後からついてくることがあるかもしれない。
とりあえず今は、そこに少し期待するしかないかな?
みなさんの中で、同じように
「正直、納得していない仕事」を抱えている人も、
きっと少なくないでしょう。
そんなとき、どう折り合いをつけていますか?
では、また
