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フリーランスになっても、全然自由じゃなかった話

ここ最近、とても穏やかだ。

少し前まで、仕事と育児で毎日バタバタだったのに。

朝から資料を作って、セッションして、ブログを書いて、保育園へ迎えに行って、夕飯を作って、娘をお風呂に入れて、寝かしつけて、クライアントさんへ返信して…。そんな日々を送っていた。

それなのに、今では「今日は何しようかな〜」という余裕さえある。

これは革命なのでは!?と感じる今日この頃。

この数ヶ月で、何が変わったのか。少し記録しておこうと思う。



はたらくことが好きだった

わたしは仕事が好きだ。学生時代のアルバイトで接客業をしているときも、会社員でデザイナーとして制作をしているときも、フリーランスになってコーチでの伴走支援やコンテンツ制作をしている時も。

働き方や職種は違えど「はたらく」ということが昔から好きだった。

きっかけは、小学校の頃に母親や祖母から「掃除をしてくれたらお小遣いをあげる」というプチアルバイトをしたことだったと思う。手伝うだけでお小遣いがもらえるなんて!それならいくらでも働いてやるっ!そんな気持ちだったはずだ。

なにかをすることで対価が得られる。それは単純に「給与」というお金だけではなく「こんなにやってくれたの!?さすがだね!ありがとう」と褒められることだったり、なにかをやり遂げると「スッキリする」という気持ちの良さだったりも含まれている。

会社員になってからは「学べる」というのも価値だと感じていた。給与をもらいながら、制作技術や人付き合いの仕方、社会人マナーが学べることに「お金もらいながらこんなに学べるなんて!」と喜んで仕事をしていたと思う。まあ上司からすると簡単な部下だったろう(笑)

だからこそうまく使われていたような気もするが、個人的には人間関係が悪くなく、成長できる環境であればそれでよかったのだと思う。


頑張ることをやめられなかった

だが、わたしはよく体調を崩していた。心身の不調は会社員の頃からよく現れていた。今思うと「がんばりすぎ」だったのだろうと感じる。

仕事はできないことが悔しくて。できるようになりたくて。成長欲が強かったわたしにとって、常に頑張ることは当たり前だった。人に迷惑をかけないように。上司やクライアントを幻滅させないように。間違えないように。

そうやって、完璧主義をこじらせたり、何かに取り組んでも「まだまだだ」と自分をふるい立たせて、働き続けることを無意識にやっていたように思う。

はたらくことが楽しかったから、好きだったから、尚更止められなかったのかもしれない。

この癖はフリーランスとして独立してからも残っていた。せっかくフリーランスになったんだから「会社員より稼がなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」「このままじゃダメだ」そんなふうに自分を追い込んでいたと思う。

加えて「育児」というコントロールの効かない状態との両立がわたしの身体をむしばんでいった。仕事が終わったら休む間もなくお迎えに行く。そのあとは家事育児をこなす。

子どもが熱を出せば、仕事休まなければいけない日々が続き、どんどん仕事が積んでいき、余計に苦しくなる。

そんな毎日を繰り返していた。

去年の夏には、仕事中に倒れて救急車で運ばれ、秋にはワンオペ育児中にめまいで動けなくなったこともある。

2歳の娘の目の前で「もう無理だよ…!」と泣き喚いたこともあれば、自分を叩いて「なんで…!」と声にならない叫びを押し殺したこともある。


フリーランスになっても苦しかった

「このままではいけない」そう思ったのがきっかけだった。わたしはフリーランスになって初めて「おひとりさま働き方改革」をすることにした。

フリーランスは良くも悪くも「自由」である。

そして会社とは違い、なにかあったときに頼れる人がいない。基本は自分で仕事を回すことが重要であり、自分自身が動けなくなったら終わりなのである。

そこで、まず取り組んだのは「自分の時間をつくること」だった。

これまで時間があれば「作業する・セッションする・発信する」が当たり前になっていた。また、当時は土日希望のクライアントさんも多かったこともあり、休みは週1日だけ。その1日も娘と2人または家族で過ごす時間であった。

つまり、自分の時間(例えば、本を読むとか買い物に行くとか散歩するとか)が1日のどこにも1週間のどこにも、全くなかったのである。今振り返ると「よくそれで生きてたなわたし!」と自分を慰めたくなるほどだ…。

自分の時間をつくることを意識してからは、明らかに感覚が変わっていった。


「自分の時間」を取り戻す

自分の時間をつくることを意識して取り組んだのは、下記のようなことだ。

・寝る前に好きなミステリー小説を読む
・週1日(最低半日)は時間をあけて好きなことをする
・月1回、電車でどこかに遊びに行く
・土日のセッションをやめる
・LINEやSNSを見る時間を制限する
・同時サポートの人数を減らす

自分の時間を守るためにやったこと

こういったことを少しずつ取り入れていくことで、自分の心地よい仕事のペースがつかめてきた。

正直、収入が減る怖さはあった。でも、倒れる不安、子どもや夫に心配をかけるのでは?という不安を抱えながら働くのはイヤだと思った。

ここで気づいたのは、わたしは稼ぐことよりも「心地よさ」を大事にしたいのだな、ということである。実際に、昨年は会社員を超える年収を得たが、全然嬉しくなかったのだ。

「お金よりも時間が欲しい」切実に、そう思った。

そしてわたしは、noteやブログを「書く」ことも、クライアントさんとコーチングセッションで「話す・聴く」ことも、子どもと「遊ぶ」ことも、どれも好きな時間なのは間違いない。

それもあり、フリーランスになってから「自分の時間」を後回しにしていたんだな、ということに気がついた。

けれどもその「好き」を守るためには「余白(自分の時間)」がなければ叶わない、ということにも気づけたのである。


余白が「好き」を守ってくれる

ここまで書いてみて、余白(とくに自分の時間)の大切さを改めて感じた。

はたらくことが好きで、やると決めたら何かに取り憑かれたようにのめり込んでしまうわたし。だからこそ余白のある日常をこれからも意識していきたい。

というか、意識しないと。笑

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