在宅訪問薬剤師あるある#76「薬が湿気で崩壊問題」

「薬はちゃんと飲めていますか?」

訪問して薬を確認すると、一包化された薬がベタベタになり、錠剤は崩れ、粉薬は固まっていました。

「台所に置いてるんだ。飲む時にすぐ取れるから便利でね。」

患者さんにとっては、毎日飲み忘れないように考えた保管場所。しかし台所は湿気が多く、薬にとっては過酷な環境になってしまうことがあります。

薬は高温や湿気の影響を受けると、錠剤が崩れたり、粉薬が固まったりすることがあります。一包化された薬も例外ではありません。

そこで、風通しの良い部屋で保管することや、シリカゲルを入れた缶やビニール袋に入れて保管する方法をご提案しました。

数週間後に訪問すると、「教えてもらった場所に置くようにしたら、薬がベタベタしなくなったよ!」と嬉しそうな笑顔。

薬は「どう飲むか」だけでなく、「どう保管するか」も大切です。

在宅訪問薬剤師は、薬を届けるだけではなく、その方の暮らしに合わせた保管方法まで一緒に考えています。

ほんの少し保管場所を工夫するだけで、大切な薬を良い状態で使い続けることができます。そんな日々の小さな工夫も、安心して治療を続けるための大切な支援だと感じています。💊✨

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