内と外をつなげる
今朝、早い時間に、これからセラピールームの場所をお借りする予定のところに行ってきた。ターミナル駅は通勤通学の人でにぎわっていて、並木がきれいだった。名古屋市内ではあるが、地下鉄の終点ということもあってか、街の雰囲気は落ち着いている。この場所がいいなあ、と改めて思い、とてもよい気分で帰ってきた。
こうやって、新しいことを少しずつ考えて、準備を進めていくことは楽しいことである。こまごまとしたことを決めなくてはならなかったり、事務作業をしていく中では大変なこともあるものの、好きなことをやろうとしているのだから、まあ、全体としては、すごくポジティブな感じで動いている。
ただ、「いろいろと順風満帆ですね」というわけでは、ない。
実際、私の中には、何年かかけて心の重しになっている悩み事が横たわっている。それが解決する見込みがあるかというと、もう「わからない」としか言いようがない。そういう問題がある。これは、相当に、重い。
だが、年を追うごとにじわじわと感じ、確信を強めていることとして、何か自分の悩みとか苦しみがあるときのほうが、いやもっと正確に言うと、そういう問題の存在をしっかり自覚している時のほうが、何かを動かすエネルギーがわいてきているような気がしている。振り返ってみると、転職をした時もそういうことが確かにあった。内面の悩みが、外に出る行動力となっている感じだ。
内と外をつなげる。それも、似てるものをつなげるというよりも、そのままでは繋がらない、異質なものと、ちょっと頑張って、つなげようとしている、そういうことが大事なんだ、という感覚が自分の中にある。
今回、セラピールームを始めるにあたって、対話的なカウンセリングとともに、箱庭療法(名前は「箱庭セラピー」としようと思っている)とボディ・コネクト・セラピーを軸にしようと考えているが、こちらはどちらも、内と外をつなげるという観点から、とても力があるものだと感じている。
それぞれをすごく簡単に説明すると、こんな感じだろうか。
箱庭療法は、砂箱の中に自由に玩具を配置しながら、自分の心(内)を箱庭(外)に表現するもの。
ボディ・コネクト・セラピーは、トラウマ記憶やストレス性の身体症状の感覚(内)に意識を向けながら、眼球運動や特定の経穴(ツボ)へのタッピング等(外)を行うことでそのケアを行うもの。
箱庭療法をやっているカウンセリングルーム、ボディ・コネクト・セラピーをやっているカウンセリングルームはそれぞれあるかもしれないけど、この2つの組み合わせというのは、あまりないのではないだろうか。
カウンセリングに訪れる方々は、何らかの困りごとや悩みを持ってこられるが、その悩みの中に、その人が持っている力も潜んでいると思っている。
これからまたそういう方々との新しい出会いが得られるのかと思うと、とても楽しみな気持ちでいる。
(写真は、ボディ・コネクト・セラピーで使う指示棒と、箱庭の写真を撮るためのチェキカメラ)
