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超福祉 Cafe Tokidoki|HAKUTEN OFFICE EVENT REPORT

こんにちは!サステナビリティ推進部 サステナブル経営推進室の田崎です。
7月15日に、博展京橋オフィス Cafeエリアにて、超福祉Cafe Tokidokiを開催しました!
 
Cafe Tokidokiは、京橋オフィスのCafeエリアを活用して定期的に開催している「社内のゆるやかなコミュニケーション」を活性化するイベントです。今回は、NPO法人ピープルデザイン研究所さんのご協力のもと、ダウン症のある方々とカフェを運用する就労支援プログラムを実施しながら、同法人の田中さんのトークイベントも同時に開催しました!
そんな当日の様子をレポートします。

<記事を書いた人>
人材マネジメント部組織開発課兼サステナブル経営推進室 田崎
2023年中途入社。現在は中途・新卒採用及び入社後フォローを主に担当。
社内横断プロジェクトのサステナビリティ・アンバサダー活動を経て
2025年よりサステナブル経営推進室兼務となり、引き続きDE&I推進活動に従事。


1、実施の背景

サステナブル経営推進室では、社内のDE&I推進(多様性・公平性・包括性を取り入れて公平な機会のもと、多様な人材が互いに尊重しあい、力を発揮できる環境づくり)のための様々な活動を行っています。
▼これまでの活動の一部はこちらをご参照ください。

その活動の一環として、昨年4月には、NPO法人ピープルデザイン研究所さんが開催するJリーグのスタジアムでの障がいのあるお子さんの就労体験に、サステナブル経営推進室のメンバーを中心に運営ボランティアとして参加しました。(そのときの様子はこちら

参加したメンバーにとって、その体験が非常に印象深く、より多くの社員に障がいを持った方とフランクに接する機会を持ってもらいたいと考え、今回の社内イベント「Cafe Tokidoki」とコラボレーションが実現しました!

2、「超福祉 Cafe Tokidoki」の様子

今回は、博展社員とダウン症のある5名の方がペアになってカフェを運営しました。

同行した保護者の方も交えながら、まずはランチをしながらお互いの関係づくり!
とにかくみんな明るくて、ご飯が中々進まないほど、盛り上がりました!

そして、博展の5つのバリューが書かれたシールから好きなものを選んでもらい、自分の名前を書いて自己紹介し合いました。

私のペアの方は、私の分の名前シールもかわいく書いてくれました!

その後、Cafe Tokidokiの店長さん(博展の広報・PR担当、元スタバ店長の浅井さん)からレクチャーを受け、ペアになる社員と一緒に準備スタート!
今回はカフェで飲み物を提供するだけではなく、執務エリアを回ってみんなの好きなお菓子を配りながら社員とコミュニケーションを取ったり、カフェの案内をしたり、やることがたくさんです。

準備が終わり、まずは執務エリアで仕事をしている社員「こんにちは~!」と元気な声で挨拶をしてまわります。

各人が用意した「好きなお菓子」を手渡しして、カフェの案内をしていきます。
お菓子だけではなく、参加者の一人がデザインしたオリジナルシールもプレゼント!
左胸にシールを貼ってもらった社員も思わずこの笑顔!

お菓子配りが終わったらカフェの準備スタート!

焙煎所で働いた経験のある方もいて、スムーズに準備を進めていきます。

まずは注文を取ります!

時間は少しかかりながらも、明るい声が飛び交い、待っている社員も笑顔に。

注文を聞いたら飲み物を準備します。

こぼさないように、慎重に!

飲み物が準備できると「アイスティーお待ちの方~!」と声をかけ手渡し。

まるで本物のカフェのような場面も。
お客さんが落ち着いてきたので社員とフランクにコミュニケーション。

3、トークイベント「私たちが目指す“超福祉”な社会とは-日本の福祉をデザインの力で変える-」

カフェの営業が終わると、ピープルデザイン研究所の田中さんによるトークイベントがスタート。

よく聞くこちらの名前の人と同じぐらい、障がいを持った人は社会にいるというお話も。

ピープルデザイン研究所さんは、2012年に渋谷で活動をスタートし、DE&Iのまちづくりを行うNPO法人です。
こちらの団体が提唱するピープルデザインとは、“心のバリアフリー”をクリエイティブに実現していくという考え方で、DE&Iのまちづくりへのアプローチは、障がい者、高齢者、外国人、LGBTQ、子育て中の父母の5つのマイノリティに対して、モノづくり、コトづくり、ヒトづくり、シゴトづくりの4つの領域を掛け合わせて活動を展開しています。

そして、障がいを持った人が“かっこいい”と憧れられるような社会、またそのように人々の意識が変容することとして、“超福祉”というビジョンを掲げています。

日本の企業において、障がい者雇用がなかなか進んでいないという課題があります。また一方で、日本社会では障がいのある方の働く機会や選択肢はとても少ないのが現状です。

そこで、ピープルデザイン研究所さんは、スポーツやエンターテイメントの「晴れの舞台」における簡易な業務を障がい者の方々に「アルバイト」のような感覚で短日・短時間の就労機会として設け、一人でも多くの当事者の方に、その就労の体験を通じて社会に参加できる機会を提供。
本人の未知の可能性と働く選択肢を広げ、企業には一緒に働くことを通じて障がい理解を深めてもらうことを目的とした就労支援プロジェクトを提案されています。 

障がいを持った方が、“もてなされる側”から“もてなす側”となる「働く場」を提供しているという言葉が印象的でした。また、企業のスポンサー獲得を通して、国や行政の財源に頼らないスキームを構築し、また全国各地へノウハウを無償で提供することで、自治体や企業独自での就労支援プログラムの実施にもつながっているようです。

質疑応答では、当事者の方からも質問があるなど、活発な時間となりました。

博展でも、障がい者雇用においてはまだまだ課題が多い中、今回の就労支援プロジェクトとCafe Tokidokiのコラボレーションを通じて、一緒に働く社員への理解促進への第一歩を踏み出しました!

トークイベントも終了し、最後にペア同士で振り返り。
お互いの良かった点を3つずつ共有しあいました。

最後に、参加した方々方には一人ひとり、その日のお給料が入った封筒が手渡され、超福祉Cafe Tokidokiは無事終了しました。

4、あとがき

私がペアになった みさきちゃんはお菓子を配るときに、「大変だと思いますがお仕事頑張ってください!」や「サービスしちゃう!」と自ら声をかけたり、とにかく明るく気配りのできる女性でした。

また、多くの社員が左胸に貼ったオリジナルシールをつけたまま、その後も仕事をする様子はとても微笑ましく、この瞬間は社内全体があたたかい雰囲気に包まれたのではないでしょうか。

実施後のアンケートでも同じような回答を多くの方からいただき、満足度・推奨度も4.6と高い結果となりました。

参加した社員のアンケートの一部もご紹介します!

・美味しい珈琲と一生懸命働く姿に、心が温かくなり、また、改めて仕事を頑張ろうという気持ちになりました。
・みんな元気!純粋な元気な声が響くと社内の雰囲気が明るくなるなと思いました。
・今まで、比較的近くに障がいを持っている方はいたので、そんなにハードルは感じていなかったものの、いざペアになってみると最初は戸惑いがありました。すぐに慣れ、一緒に楽しく運営ができたことはとても良い経験となったと思います。初対面でペアを組んで行動するというのは障がいがあろうとなかろうと戸惑うものだと思いますし、そこに対して相手が障がいを持っているということに対して特に意識する必要もないのだという学びにもなりました。

また、参加してくれた方のうちの一人が、「カフェで働くのが夢だった」という話を聞いて、仕事を通じて少しでも夢を叶えるお手伝いができたことが大変嬉しく、胸が熱くなりました。 

従業員を40人以上雇用している事業主は、障がい者雇用が義務ではありますが、このような“場所”や“機会”を作る意義を感じ、体験価値を創造する博展だからできることがまだまだたくさんあると確信した一日となりました!
今後は、他の事業所や主催するイベントなどでの実施も検討していきたいと考えています。

最後に参加ペアの一同で記念撮影をしました!