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akanekofuku
なぜ人は、失ってから大切さに気づくのか
人は不思議な生き物だ。
手に入れるためには必死になるのに、
手に入った途端、それが当たり前になる。
家族もそう。
友人もそう。
恋人もそう。
健康もそうだ。
今ある時は気づかない。
いつでも会えると思う。
いつまでも続くと思う。
だから感謝を忘れてしまう。
しかし失った瞬間、
その存在の大きさに気づく。
「あの人は大切だったんだな」
「あの時間は幸せだったんだな」
そう思う頃には、
もう戻れないこともある。
もちろん全てを失わずに気づくことは難しい。
人間は慣れる生き物だからだ。
それでも時々立ち止まって考えてみる。
今あるものは当たり前ではない。
今そばにいる人も、
今の環境も、
永遠に続く保証はない。
そう考えるだけで、
見える景色は少し変わる。
感謝は失ってからするものではない。
本当は持っているうちにするものだ。
だから今日だけは、
当たり前になっているものを思い出してみてほしい。
もしかしたら、
それが人生で一番大切なものかもしれないのだから。
