傷つけられた症候群
今朝思い出したことがあったので書き留めておきます。
私の大好きな漫画家さんである羅川真里茂さんが描かれた漫画で「いつでもお天気気分」ってありまして。
(羅川さんめっちゃ好きです。「赤ちゃんと僕」と「しゃにむにGO」は何回も読み直してる)
この中で、主人公(男子高校生)がゲイの子に想いを寄せられて、押しに負けてデートするって話があります。
その中で、そのゲイの子が言ったセリフで
「つい、傷つけられた症候群になっちゃうんだよね」
っていうのがあって。読んだ当時はたしかまだ学生だったと記憶してますが(かなり古い漫画)「どういう意味だろう?」って思ったのをすごくよく覚えてます。
今朝ふと、あれって自分ばっかり傷つけられるって思ってたら相手を傷つけてることもある、っていう意味なんじゃないかなーって思いました(唐突)。
※ゲイの方が皆さまそうだと決めつける意図はありません。あくまでも私の解釈です。ご気分害しましたら大変申し訳ありません。
誰しも他人を100%理解はできないし、その人が持ってる痛みや傷は想像するしかできない。その片鱗すら見えないと想像もできません。
私は性善説も性悪説も支持していませんが、人間って、例えば目の前の誰かが悲しんだり苦しんだりしているとわかったとき、少なからず何か相手の心が楽になるよう言葉を探すもんじゃないかなと思っています。
だけど、どんなに相手を想って言葉を選んだとしても、相手を傷つけることは十分にあり得ることです。
だって、相手がどんな言葉で傷つくかなんてわからないから。
だからって、「相手に何を言われても我慢しろ」って言いたいわけじゃないです。傷ついたら傷ついたって言っていいし、そういう人と付き合わない、というのも自衛の一つだと思います。
ただ、「相手にも何かあるんじゃないか?」っていうのは心のどっかに留めておきたいなと自分では思ってます。まあ自分にも余裕がないとなかなかできないことですけど。
私は、コミュニケーションは相手に傷つけられる面も自分が傷つける面もあると思ってます。だからこそ怖いです。メンタル豆腐だし。
でも、自分が弱いから、言葉がうまくないから、傷つくのが怖いから、言い訳はいくつでも出てくるんですけど、それで人との関係を絶ってしまうのはもったいないんじゃないかとも思っています。まあ私コミュニケーション下手だし基本ボッチなんで説得力ないんですけど。
だからこそ本当に自分が大事な人と繋がりたいし、その人とは、100%は無理だけど、できるだけコミュニケーション取って理解したいなって思いますね。
世の中にはマイノリティの人たちもたくさんいるし、きっと今まで傷ついて苦しんできたからこそ「私たちを知ってください!」って声を上げてる人もいると思う。
でも、そうじゃない人間でも、なんかしら抱えてても言えない人間って結構いるんじゃないかと、ネットの片隅でひっそり思ってます。
ちなみに↑で紹介した羅川さん、短編集もおすすめです!
表題作の「僕から君へ」はブロマンスっぽい話で、主人公の親友の夏己くんのろくでなしっぷりがドツボです。(ろくでなし好き)
三編の短編集。一番最後の「冬霞」は何回読んでも泣きます。
