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【スリランカ旅⑦】ウダワラウェにサファリしにいく🐘

スリランカ6日目。エラ3日目の朝。
この日も朝7時に起床。
スリランカ来てから早起きが日課になっている。
朝早く起きて街に朝ごはんを食べに行き、コーヒーを頼んでスリランカの大自然を見てぼーっとする。
この上ない幸せだ。

その土地に住んでいるように旅をする。
この数日間で僕の目標とする旅の形ができてきた気がした。
この日は朝からバスでの移動。ウダワラウェ国立公園を目指す。
バスは前日に宿のオーナーに教えてもらった時間と場所が頭に入ってるので安心だ。
朝8時ごろ宿をチェックアウトして徒歩5分の距離にあるバス停に向かった。
バス停に着くとすでに何人か大きなバックパックを背負った旅人達がバスを待っている。
自分と似たような格好の人を見て少し安心。
8時過ぎにバスが到着して乗り込んだ。
車内はすでに人がいっぱい。なんとか3人シートの窓側に座ることができた。
この日はエラからウェラワヤまで行きバスを乗り継ぎウダワラウェの宿まで行く2時間の旅路だ。

バスが走り出した。
ウェラワヤまでの道のりは過酷だった。
ぐねんぐねんした峠道が永遠に続き、バスが右へ左へと傾く。
しばらく走ったらところで異変が起こった。
隣に座るマダム2人の顔色が悪そうだ。
3日便秘が続いているような青白い顔をしている。
絶対車酔いやん、
そう思った次の瞬間おもむろにビニール袋を取り出して吐き始めたのだ。それも2人交互に。
勘弁してくれよ!
まだバス旅は始まったばかり、なるべく窓際に体を傾けてリュックでガード。
早くこの時間が過ぎてくれと願った。
やようやくウェラワヤに到着!
逃げるようにバスを降りる。

なんとか難を乗り切った僕はすでに停まっていたウダワラウェ行きのバスに乗り込む。
なぜか今回の旅はバスの乗り換えだけは異様にうまく行く。それだけが不幸中の幸いだ。

10時、僕を乗せたバスがウダワラウェに向けて出発。ウダワラウェまでは1時間ほどの道のりだ。
30分を過ぎたところでバスが一旦停車しトイレ休憩。トイレの近くにあった屋台でロティを購入。
カチカチのパンの中にスパイシーに味付けしたマッシュポテトが入っている。これが結構いける。
お腹を満たした僕を乗せたバスが再び走り出した。
11時半、無事ウダワラウェに到着。
辺りを見渡すと”The スリランカ”といった街並みが広がっていた。
生肉店、自転車屋、小さな家電屋、屋台。
生活感のある店が一本の通りに並び、観光地とは違う”普段のスリランカ”を感じた。看板の文字はシンハラ語なのかクルンと丸みを帯びた形が可愛らしい。なんて書いてあるかは分からない。でもその見慣れない文字が、この街の日常をより異国らしく感じさせてくれた。

ウダワラウェ中心地からこの日の宿までは歩くには少々距離があったのでバイクタクシーを手配。
小さい街だったのできてくれるか不安だったがすぐに合流できて一安心。
バイクの後部座席で揺られること10分、今日の宿のPeacok Villaに到着。
だいぶ街の外れのほうまで来たのか宿の前には一本の道路が通っているだけで周りには飲食店も何もない。
すぐにチェックインしようとしたがここでもまたトラブル発生。予約した部屋がダブルブッキングで空いてないと言う。代わりの部屋があるそうなのでそこを再予約(あとで無事返金された)
まったく旅にはトラブルがつきものとはよく言う。
このPeacok Villa、家族で経営されているようで、部屋の準備を待っている間もおじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、男の子がこっちをみてニコニコ。来て10分ですごく温かい居心地のいい空間になった。

Peacok Villa。ここだけゆっくりと時間が流れていた。

この日は明日の朝からのサファリに向けて休息。
クーラーの効いたキンキンに冷えた部屋で溜まっていた洗濯物をしたり、シャワーを浴びたり、この旅で撮った写真を見返したりとゆったりとした時間を過ごした。
最初は宿の周りに何もなく不便を感じていたが、逆に何もなかったからこそスリランカのほのぼのとした田舎の時間を過ごせたのだと今になって思う。
夜になるとお母さんが「夜ご飯できたから降りてきて〜」っと部屋まで呼びにきてくれた。
まるで実家みたいだ笑
1階に降りると母屋の横にある屋外レストランのようなところに案内された。
そこにはテーブルびっしりにスリランカ料理が並べられていた。数種類のカレーに、コトゥ、スイカにバナナまで最高のおもてなしだ。


街の喧騒も車の音もない。
聞こえてくるのは孔雀の鳴き声だけだった。
夕陽を眺めて食べる夜ご飯は最高に贅沢な時間だった。
明日はまちに待ったサファリだったので早めに眠りについた。

スリランカ7日目。
この日はサファリだったので5時に起床。
ツアーは国立公園の入り口集合だ。
国立公園までは歩くには距離があったのだが、宿のお父さんが入口まで送って行ってあげるよと自家用ジープで送ってくれた。
どんだけ優しいんだこの人たちは。
公園の入り口に着くとほどなくしてサファリガイドと合流し、ジープを乗り換えた。
他の客もいると思っていたがまさかの自分1人のプライベートツアーだった笑

ツアーが始まった。
ジープはウダワラウェ国立公園の道なき道を進んでいく。
しばらくして沼地に着くと野生のヌーの大群に遭遇。敵という敵がいないのかみんな、のんびりと水浴びをしている。
「そうそう!これがやりたかったサファリや!」
テレビやYouTubeで何度も見てきたサファリが、ようやく目の前に広がっていた。

その後、ウダワラウェ国立公園の王アジアゾウ登場!悠々と僕の乗るジープの真横を通り過ぎていく。大きな耳をゆっくり揺らしながら歩く姿には、不思議と迫力よりも穏やかさを感じた。
自分の目の前で起きていることが信じられなかった。このウダワラウェまで自力で足を運び、サファリツアーまで辿りつけたことがこの感動を増幅させていた。


ゾウの他にも孔雀やクロコダイル、猿、日本では見たことのない鮮やかな南国の鳥。
全てが新鮮で鮮やかで美しかった。


帰り道、ジープで走ってると無性におしっこがしたくなり、我慢できずにガイドに相談。すると「そこらへんですればいいよ!」っとすぐにジープを止めてくれた笑
丸腰の日本人がウダワラウェ国立公園のど真ん中の草むらで用を足す。なかなかない光景。
後ろを振り返るとガイドもちゃっかりおしっこをしていたのは笑ってしまった笑

帰りは国立公園の入り口での解散の予定だったが、宿の名前を言うと宿の前まで送ってくれた!
なんでこの国の人はこんなに優しいのか…

「ただいま〜」
宿に戻るとお母さんが朝ごはんの準備をして帰りを待ってくれていた。そこはスリランカの第二の実家になっていた。
朝ごはんを食べて、シャワーを浴びてからウダワラウェを離れる。次の目的地は海岸の街ウナワチュナだ。 

Peacock Villaのお母さんとおじいちゃん。彼女らのおもてなしは一生忘れないと思う。


本当はウナワチュナへ行く予定はなかった。
しかしお母さんが
「私の故郷なの。海がとても綺麗だから行ってみて」と勧めてくれた。
その一言で次の目的地は決まった。
旅先で予定が変わる。
そんな偶然もバックパッカー旅の醍醐味なのかもしれない。
少し長くなったので今回はここまでにする。
次回は山を越えて海へ。
お母さんの故郷・ウナワチュナへ向かう。

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