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『日本語教師の世界を、もっと自由に、もっと楽しく。JIC Open Sessionを始めます』

こんにちは。
ちほみです🌱

今日は、JIC認定講師育成プログラム第3期生のオリエンテーションがあります^^

私も皆さんも、

「どんな時間になるんだろう」

と、ドキドキ・ワクワクする、記念すべき一日です^^

さて、早速ですが、このたびJIC協会の新しい公開教育活動として、

JIC Open Session

を始めることになりました。

JIC Open Sessionは、日本語教育について、参加者の皆さんと一緒に考え、対話し、新しい視点と出会う60分の公開セッションです。

詳しい内容や8月の開催テーマについては、JIC協会のnoteにまとめていますので、こちらをご覧ください。

今日は、私がなぜこの活動を始めたいと思ったのか、その背景にある思いを少しお話しさせていただきたいと思います。


日本語を教えていると、毎日のように、さまざまな日本語教師の皆さまの困りごとに出会います。

・「は」と「が」は、どう説明したらいいのでしょうか。
・一生懸命説明しているのに、なかなか伝わらない。
・間違いを怖がって話せない学習者に、どのように声をかければいいのでしょうか。
・この学習者には、今、何が必要なんだろう、、、。

どれも、簡単には答えの出ない問いです。

だからこそ私たちは、正しい答えを探そうとします。

本を読んだり、誰かに聞いたり、もっと知識を増やそうとしたりします。

それも、とても大切なことです。
もちろん、私もそうしてきました。

ですが、日本語教育の現場には、一つの答えだけでは解決できないことが、たくさんあるということも実感しています。

同じ言葉を伝えても、学習者さんによって受け取り方は違います。

同じ教え方でも、ある学習者さんには伝わり、別の学習者さんには伝わらないことがあります。

学ぶ目的も、文化的な背景も、これまでの経験も、性格も、一人ひとり違うからです。

だから私は、日本語教師の世界が、

「何が正解か」

だけを探す世界ではなく、

_____________________

私は、こう考えました。
私の授業では、こんなことが起きました。
こんなとき、皆さんならどうしますか。

_____________________

と、もっと自由に問いや経験を持ち寄れる世界になったらいいなと思っています。


この考えは、日本語講師になって比較的早い頃から、私なりに発信してきたことです。

例えば、他の日本語教師の方から何かご質問をいただいたときも、

「私は、これはこうだと思います。どうしてかというと、こう考えているからです。でも、これはあくまでも私の見解なので、〇〇さんの見解があってもいいと思いますよ。事実は一つでも、日本語教師の数だけ、いろいろな見解があってもいいと思いますから」

と、常に一つの意見としてお伝えしてきました。

今も、文法会などで私に答えを求めて来てくださる日本語教師の皆さまには、

「こう教えたら、学習者さんにとって理解が早いというのは、私の経験上ではあります。でも、〇〇さんの学習者さんにも同じ方法が合うかどうかは分からないので、あくまでも一つのアイデアとしてお考えください」

というふうにお答えしています。

その理由は、

___________________________
日本語教師の数だけ、いろいろな見解があってもいい。
だからこそ、みんなで意見をシェアする楽しさがあり、お互いに成長し合えるのではないのだろうか。

___________________________

と思っているからです。

……と、これもまた、私の一つの見解としてお受け取りください^^;


また、私のこの考え方の背景には、もう一つ理由があります。

「教師なのだから、正しく説明できなければならない」

「知らないと思われたくない」

「こんなことを質問してもいいのだろうか」

私たちの中には、このような固定観念や、強い「こうあるべき」という思いがあるのではないかと思います。

もちろん、こうした意識が、プロとして成長するための覚悟や責任感につながることもあります。

私の中にも、以前は強くありました。

ですが、そうなると、だんだん、

「日本語を教えることって、こんなにグローバルでワクワクする仕事なのに、なぜ私は、こんなに小さな視野の中で苦しんでいるんだろう、、、」

と、違和感を感じるようになりました。

そして、周りの先生方には、私以上に深く悩んでいる方が多いという現実を見て、

「これを誰かがどうにかしなければ、さらに苦しんだり、つらい思いをしたりする方が増えてしまうかもしれない」

「そもそも、正解ってあるんだろうか……?」

と、考えるようになりました。

そして、その先に行き着いたのが、

________________________
日本語教師の数だけ、いろいろな見解があってもいい。
だから、みんなで意見をシェアする楽しさがあり、一緒に成長し合えるのではないか。

________________________

という思いでした。


これらの思いが背景にあり、このたび、

_________________________

一人ひとりが自分の経験を持ち寄り、
皆さんと対話をしながら、新しい視点を育てていく。

_________________________

という場をつくりたいと思いました。

「正解を探す」「正解を見つける」のではなく、

それぞれの見解や経験を楽しくシェアすることで、新しい気づきと出会う。

その体験を、JIC Open Sessionという場所で実現できたらと思い、始めることにいたしました。

私の願いは、日本語教師の皆さんに、

_______________________

教えることは、こんなに楽しい。
学習者と一緒に考えることは、こんなに面白い。
自分の視点が変わると、授業はもっと自由になる。

_______________________

と感じていただくことです^^

どうでしょうか。

結果はまだ分かりませんが、なんだか楽しそうですよね^^

JIC Open Sessionで持ち帰っていただきたいのは、完璧な説明や、一つの正解ではありません。

これまでとは少し違う角度から、学習者さんや授業を見てみたり。

明日の授業で、一つ試してみたいと思えたり。

そして、また誰かと自分の見解を話したくなったり。

そんな、皆さまにとっての「新しい自分との出会い」です。


そして最後に。

これまで私自身も、たくさんの学習者さんや、日本語講師の皆さんから学ばせていただきました。

私一人の経験だけでは、今のJICは生まれていません。

私自身のうまくいかなかった体験。

学習者さんからいただいた言葉。

多くの日本語教師の皆さまからいただいた、お悩みや体験談。

これらすべての「現場の体験や声」が種となり、JICが生まれました。

だからこそ、学んだことを自分の小さな世界の中だけにとどめるのではなく、もっと広く、そして次の世代へつないでいきたいと思っています。

一人の講師の気づきが、次の授業で、一人の学習者さんへとつながります。

その学習者さんが、安心して自分の考えを伝えられるようになります。

そして、その人が誰かと交わすコミュニケーションにも、小さな変化が生まれます。

これも、JICが大切にしている「学びの循環」の一つです。


JICの理念である、

日本語コミュニケーションを通して、

相互理解と信頼の循環を育む。

という思いを、今回の新企画「JIC Open Session」でも、大切に育み続けてまいりたいと思います。

ご興味のある方は、JIC協会公式LINEのメニューにある、

「JIC Open Session」

より、お申し込みくださいませ。

<公式ライン>
https://lin.ee/R87uVpu9

または、こちらのフォームより、直接お申し込みくださいませ。
【お申し込みフォーム】

詳しい内容、8月のテーマ、開催概要については、JIC協会のnoteをご覧ください。

皆さんと一緒に、日本語教育について考えられることを、楽しみにしています。


人を育てる人を育てる。
「教える」から「引き出す」へ。

共田ちほみ
JIC協会代表

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