豆乳が零れなくなった日
毎朝、豆乳を零していた。
コップに注ぐたびに、少しこぼれる。
拭いて、また注ぐ。
地味に、じわじわとストレスだった。
ある朝、ふとパックを見たら、注ぎ方が書いてあった。
「いや、そんなことで変わる?」
半信半疑で、その通りにやってみた。
——本当に零れなかった。
たった一行の説明で、毎朝のプチストレスが消えた。
ちょっと感動した。
同時に、 私はずっと自己流でやってたんだなって思った。
トリセツって、なんとなく読む気がしない。
面倒くさい。 自分でわかる。 なんとかなる。
そう思って、たいてい引き出しの奥にしまう。
でも今回気づいた。
トリセツって、 「こうするとうまくいくよ」 という知恵の蓄積なんだと。
誰かが試行錯誤して、 失敗して、 「これだ」と辿り着いた答えが、 あの小さな紙に詰まってる。
人生も、似てるかもしれない。
自分で考えて、 自分で決めて生きることはできる。
それは大事なことだと思う。
でも、
知らないことで無駄に悩んだり、 とっくに誰かが解決した問題で苦しみ続けたりすることもある。
私は些細なことがずっと気になるタイプで、
「なんでこんなに気にするんだろう」
と思い続けていた。
あるとき、 HSP・繊細気質という言葉を知った。
自分が完全に当てはまるかはわからない。
でも、
「そういう分類があるんだ」
と知っただけで、 なんとなく気持ちが楽になった。
「気にしすぎる自分」がおかしいわけじゃなかったんだ、って。
それが、 私にとっての「人生のトリセツ」を読んだ瞬間だったのかもしれない。
ロールモデル、 専門家、 経験者。
そういう人たちの知識って、 ある意味「人生のトリセツ」だと思う。
人間にも、 ある程度の“基本仕様”がある。
感情の動き方、 人との繋がり方、 疲れ方、 回復の仕方。
そういう「人間としての基本」を知ることで、 自分の「個性」がどこにあるかも、 はっきりしてくる。
自分を知るって、 そういうことなのかなと最近思う。
……ちなみに私は、 トリセツを読むのが苦手だ。
今回の豆乳がいい例だ。
でも、 ちょっとだけ変わろうと思っている。
次に何かうまくいかないとき、 まずトリセツを探してみようと。
自己流も悪くない。
でも、 誰かの知恵を借りることも、 立派な「自分らしい生き方」だと思うから。
これは主軸の観測ではないけれど
#観測記録
#言葉の魔法
(少し違う温度の観測)
——
静かに観測を続けています。
この記録が触れたなら、
別の角度からの観測は
プロフィール記事からどうぞ🕯
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2025.8.3note開始
今日で206日連続投稿。
291記事目。
まだ、途中
