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【小説】京大2018現代文を一緒に解いてみよう【難しスンギ〜〜〜!!🫨】

こんにちは罪悪感です。

今回は京大現代文2018の大問2古井由吉『影』の問題を解きます^^

最初はカッコよく、「完全解説」とかやりたかったんですけど
普通に難しくて断念しました。(えーん)


自分だったらこういう感じで解いていくよ
みたいなところを見せれたらなあと思って書いていきます。

今回は、さっき解いて
大体6~7割くらい取れていた(と信じたい)
自分の解答に至るまでの
頭の中を書いていく感じで進めていきます。

自分は、問題文を読み進めながら
解答の確信に迫っていくので
参考になれば嬉しいです。

罪悪感くんと一緒に難問を解きましょう^^


著作権上、問題文は載せることができないので
手元に問題を用意してください。

予備校や学校の指導室に置いてあると思います^^



そして問題提供をしてくれた方、ありがとう^^




はじまるよ、泣かないで。



本文を読む

①段落

以下、この枠の中が読んでいる途中の罪悪感くんの頭の中です。
各段落を読み終わったあとに
または一緒に読みながら
罪悪感ヘッドを覗いてみてください。

咳の話か?
デカめの咳で喉スッキリするの気持ちいいよね。わかる
空咳もわかる。ただ苦しいだけ。
俺はいつか死ぬぞ。か。この意味はなんだろう。
こいつは咳き込む時に自分を外から見てるのか。
え?これで終わり?

罪悪感ヘッド

第一段落だけではよくわからないですな。

「いつか死ぬぞ」って言ってるのが思想が現れてそう。
自分の姿を冷ややかに眺めている←三人称視点で死に至りそうな弱々しい自分を見ているところも大事そう。

②段落

咳が出るのは体が急に冷やされるよりも先に・・・?
お。下線部だ。
「夜気の中に立った不摂生な躰の、いわば戸惑いといったものが働いているようだ。」
ふーん、不摂生なの?戸惑いって何?次に進んでみよう。
夜半に清浄になる空気と、タバコ吸ったり運動してない躰の対比か。後ろめたく感じるのは体がかな?主人公?どちらもかも。それが戸惑いか。
神経質な咳払いのところよくわからないな。ただ、恥ずかしさってところは戸惑いに似た感情な気がする。けど下線部とダイレクトに繋がってる感じはないけど、なーんとなく後ろめたさ的な感情を表現してるな。

ここで解けそうな感じはしますが、
次に行きましょう。

③段落


静かな場所で咳をしてこだまするみたいな表現は2段落目の最後と同じだな。

咳をしてその音が反響して聞こえるのに気付いたのか。それ、一段落目で自分を客観視してたのに似てるかもな。自分が出し「ている」音と「自分から出された」音って主観と客観で明確に分かれるからな。一貫してるな。

音がこだましているのが恐ろしくなった?っていうのはもしかしたら、誰もいない公園なのに、咳の音は自分が意図してないのにこうやって反響して色々な人に届いているかもしれないっていうのが怖いのかな。咳の音だけは自分の知らない場所までその存在を伝えてるから、自分の知らないところで自分が他人から認識されているのを実感して落ち着かなくなったのかな?

ここで文章の一貫性を感じました、自分から見る自分と客観から見る自分の対比みたいな雰囲気を感じとりました。

④段落

ほう  影の話ですか・・・たいしたものですね
車のライトでできた人影、あるなあ。
あ、そんなに説明しなくてもわかるよ!
お、下線部だ。
「男から影をさらっていった」
さらう?奪うってこと?何でそんなふうに思ったの?
人影はなかったんですね。ふーむむずかしい。

⑤段落

壁に映った男。っていうのは影のことかな。影の持ち主じゃなくて。
お、また下線部。
「酔いはもう自分一人の酔いであり」
この感覚、酔っ払って酒飲んだことがあったらめっちゃ共感できるけど、受験生に伝わるのかな。でもこれを出すってことは共感しなくてもどっかに答えが書いてあるんだろう。
あ、すぐに書いてあった。この辺をまとめるのかな。

⑥段落

発散しない酔い?お前二日酔いだったんか?
なら羨ましいはず。酔ってる時は楽しいだけだし。

⑦段落

自分一人だと思っても、見知らぬ誰か=自分に見つめられている。か。
これなんかさっきも言ってたな。③段落の最後らへんで、自分の咳がこだましてるみたいな。影ってそういうこと?
影が一人勝手に歩き出す。自分の知らないところで自分から出てきた何かが、自分の知らないところで他人に自分の存在を伝える。的な感じのことかな。

⑧段落

影を自分の影だと思った??変なやつだな。なんで?
下線部だ。
「奇妙な解放感」
影が消えていく時に、自分が去っていくよう?うーん、こいつは③段落の部分から、自分の知らないところで自分の咳がこだまするのに不快感っぽいものを感じてたから、おそらく自分が人に見られなくなったことに対する安堵みたいなものなのかな。だから、人の目に止まる自分の影がなくなって、解放されたみたいな感覚を持っているのかもしれない。
奇妙っていうのは、何だろう。奇妙なのかな。奇妙か。だって自分の影じゃないし。
「その影が本人の知らぬ間に大写しになって〜」ってことは、今までの自分の解釈はどうやらあってたっぽい!^^
気持ちいい〜奇妙な解放感感じますわ!
あ、これが最後の下線部か。
「影の部分の暮しがある」
今までずっと言ってきたことやな。咳がこだましてるみたいに、自分の影が壁に映し出されるように、自分の知らぬところで誰かに自分を伝えるものがある、的なことをまるッと纏めちゃえばいい。

よ〜し。解いていくぞ!
とりあえず、235はスラスラ解けそう。1はちょっと怪しい。4が結構きついかもな。




解きますねえ。ときますときます

問1

「夜気の中に立った不摂生な躰の、いわば戸惑いといったものが働いているようだ。」における戸惑いとはどういうことか。説明せよ。

ああ、よかった〜〜戸惑いだけならさっき考えたな、

答えの中核は、「不摂生な躰と清浄な空気の対比で、体が後ろめたさを感じて咳が溢れるようにでてくること」かな。
躰の戸惑いってのは擬人化だし、ちょっと言い換えてやるか。

自分の答え

普段から健康に気を遣っていない不健康な体が、夜半の外の清浄な空気に触れたことに過敏に反応して咳があふれ出してしまうこと。

(「溢れる」の漢字が書けない🥺)


<参考 S台解答例>
喫煙と座りっぱなしの仕事でだらけた躰が夜半過ぎの清浄な空気に触れ、過敏に反応して咳が出るということ。(50)

<参考 K塾解答例>
清浄な外気に触れ咳をする背後には、健康に留意しないできた後ろめたさや気恥ずかしさのようなものがあるということ。(55)


自分はS台っぽい解答ですね。S台の採点なら9割くらい点をもらえそうです。K塾なら多分6割くらいかな?

でも、K塾の解答には疑問アリ!
戸惑ってるのは「躰」だから、主人公を主語にして解答を書くのはいかがなものでしょうか・・・適当に解答だけを引っ張ってきたので意図までは知りませんが、罪悪感が採点官なら怒っちゃうかも😡


問2

「男から影をさらっていった」はどういうことか、説明せよ。

ん〜〜??そのままの意味じゃないか。
こういう説明問題は逆に難しいんだよな。比喩表現を直せばいいだけなのかそれともそのように感じた真意まで答えなきゃいけないのかいっつもわからない。まあおそらく今回は前者だと思うから(下線部に主語もないし)、普通に比喩を直して文中から抜き出してやればいいか。
さらっていったって表現を意識して描きたいな。さらう・・・奪う・・・
男を主体にすると、影が奪われた・・・影と自分を切り離された・・・みたいな感じかな。
なんて書けばいいのか、難しいかも。

自分の答え

妙な方向から来た車のライトに、通りすがりの男が照らされ、壁にその影を写した。そのことが男と影を切り離しているように見えたということ。

<参考 S台解答例>
歩いていた男を車のライトが偶然珍しい方向から照らした結果、壁に映った影が男から遊離して見えたということ。(52)

<参考 K塾解答例>
ライトに照らされた人影が、ふとした偶然で奇怪に歪形され、当人から離れて一人歩きしているかに見えたこと。(51)

やっぱり、さらっていったの解釈が重要そうな感じですな。
遊離する、とか一人歩き、
みたいな表現は流石に思いつきませんでした😭

切り離した、みたいに解釈できるかどうかがポイントかなあ?


問3

「酔いはもう自分一人の酔いであり」はどういうことか、説明せよ。

自分一人の酔いってのは大事そう。ようは、完全に一人の世界、誰に気兼ねするわけでもない。それで、酔いっていうのは楽しい、お気楽なイメージ。
これを文章中の言葉使いながらまとめればいいかな。

自分の解答

酒を飲んだ理由を忘れ、誰に気兼ねすることもなく、純粋な酔いの高揚感を気ままに楽しんでいるということ。

<参考 S台解答例>
誰とどんな理由で飲んだ酒であれ、酔っぱらって帰宅する途上にまで至れば、家人も含めて誰に気がねする必要もないので、他人を一切意識せず、歩くにつれてほのぼのとまわる酔いを、気ままに発散していられるということ。(102)

<参考 K塾解答例>
気ままに夜道を歩いて帰宅しているかに見える人影には、酒を飲んだ理由や他人との関わりといったものに気をとめることなく、心地よい酔いに自分の心身をおおらかに解放し一人それを楽しんでいるさまが感じられること。(101)

解いた後で気づいたんですけど、そういえば解答枠がありましたね。
これは4行の枠があったみたいで、それを完全に忘れていたので
めっちゃ短く纏めてしまいましたが、
正直要素があれば文字数なんて
どうでもいいと思うので大丈夫でしょう^^
自分はそのスタンスで、
本試験でも枠のスペースを余しまくってました。


問4

「奇妙な解放感」を「私」が感じたのはなぜか、説明せよ。

これは、読んでる時に考えてたな。
けどなんか、色んな解釈ができそうな感じがするな〜〜

①気ままに歩いている男と自分が一体になって歩いている→二日酔いで鬱屈な気分の自分が何の気兼ねもなく気ままに歩み去っていけていることが、一種の開放感につながっている。

②3段落の「空恐ろしくなった」っていうところから、自分一人なのに誰かに見られているかもしれなくて恐ろしいという感覚が、自分と離れた部分の世界、つまり男の影が消えることによって見えなくなったから解放された。
この二つの解釈ができそう。

いい感じにこれ二つ合わせられないかな。

 でも、文章の流れ的に①の感情は言ってないだよな〜〜〜。
問題文では「私」って強調してるし、「私」の思想的には「恐ろしい」の心情を入れた方が絶対にいいと思う。
あと、なんか自分を客観視する=他人からの見られ方をかなり気にしている側面とかも入れたいな。

中核に②を入れて、①を添えるような感じにするか?

難しい、なんだこれ?やってることやべえって。
京大くんは一意な答えを求めてるわけじゃなさそう。
だから好きなように書いた方がいいな。よ〜し。

自分の解答

「私」は、「私」が制御できない部分が他者とひとりでに関わりを持つことに恐ろしさを感じている。そして壁に映った男の影に、なぜか自分の制御できない部分を見出した。それが気ままに歩み去ったことに、他者に囚われていた自分が自由になるように感じたから。

<参考 S台解答例>
発散しない酔いにつつまれてベランダに立っている「私」は、酔って気ままに歩み去る男の影が壁に映じるのを見て一瞬自身の影と思い、自身が日常から逃れて気ままに歩み去って行く自身を見送るような錯覚を覚えたから。(101)

<参考 K塾解答例>
当人が知らない間に影だけが一人歩きをして人目を惹くという非現実的な光景から、自己の内にも制御不能の部分があることに思い至り、自己の身体や意識に過剰に囚われて生きてきた状態から逃れ去っていく自由を感じたから。(103)

難しスンギ〜!!🫨

個人的には、K塾の解答を支持します^^
二日酔いの描写を文章の内容から敷衍して「自己の体や意識に過剰に囚われて生きてきた」にするのは綺麗だなと思いました。

自分は、文章の流れ的に主人公は主観と客観を行き来しているように感じたので他者からの解放という感じの解釈にしました。

何から解放されたのか・・・京大くんはどう思うのかな。
色んな解釈を見てみたくてこの問題だしたんかな。

ここの解釈が難しすぎて、
このnoteの方針が変わったんですよね。
そのせいで7,000文字を一気に消して1から書き直すハメになりました。
ゆるせない😡


問5

「影の部分の暮らしがある」はどういうことか、説明せよ。


今まで行ってきたことの総まとめだ。
一番書きやすいかも。
「影」をちゃんと説明してあげた方がいいな。あと暮らし。あと部分って言ってるから影じゃない部分と対比させた方がいいな。

自分の解答

男の影が無自覚に「私」に認識され、影響を与えたように、人々には自分が自覚して他者と関わり合って生きている世界の他に、自分の認識していない部分で他人に影響を与え、無自覚のまま他者との関係を結ぶ側面があるということ。

<参考 S台解答例>
男の影が本人の知らぬ間に他人の「私」の目を惹いたことから推して、人間には、自身が送っている人生とは別に、自ら何も知らずにどこかの誰かに認識され、影響を与えるという、無意識的な生活というものがあるということ。(103)

<参考 K塾解答例>
人は通常、自分という存在を他人との関わりや自己の心身と重ね合わせ理解しているが、自分の中には自意識だけではとらえがたい部分があり、それが日常の中で他人との間に思いがけない関係を取り結ぶこともあるということ。(103)

「無意識のまま他人と関係を作る」という部分が中核になると思います。
自分でもこれはよく書けたんじゃないかなと思います^^

まとめ

色んな解答を見ながら採点した結果、
最低でも6割は取れている解答になったんじゃないかなと思います。

こちらの問題は28分58秒で解き終わりました。
このnoteを書いて思ったんですけど、
自分は問題を読んでいる途中で
ほとんど解答が出来上がっているので
解くのが早いんじゃないかな〜と思いました。

久しぶりに現代文を解いて楽しかったです^^

「これなんでこうなるねん」っていうところがありましたら
質問箱でもコメントでも歓迎です^^

自分的には4が一番難しかったです。
書きたいことが多すぎるのと、
それを文章として落とし込むのがキツすぎました🥺

そもそも難しめの小説にこんな問題入れられたら
頭おかしくなっちゃう。

上でも書いたと思いますけど
京大くんは「お前の解釈を見せてくれ」って言ってるんだと思います。

だから、京大くんの中では明確な答えはあるけど、色んな解釈してそれ面白いねってなったら点数つくんじゃないのかな?そうであってほしいです。




以上

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