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「Japan SEO Conference 2026」セミナーレポート SEO・AI検索対策はいま何をするべきなのか?

初めまして、HENNGEでWEBマーケティング(主にSEO・AI検索対策、デザイン)を担当している齋藤です。

今回は7月初旬に参加したJapan SEO Conferenceをレポートしたいと思います、読んでいただけたら幸いです。

私は、以前からデザイナーながらも長いことグーグル検索エンジンの最適化、いわゆるSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)施策に関わってきました。そしてこの春からWEBマーケターとなり、SEOに加えて、AIによる検索対策に取り組むようになりました。こうした背景から、GEO、AIO、AEO、LLMOなどと呼ばれる「AI検索対策」にも注力し始めています。これらはSEOにも効果があると言われています。

こんな私は特に次のようなことを知りたいと思っていました。

・SEO/AI検索対策は今どうなっているのか
・常にアップデートされるAIに対してはAI検索対策についてはいつからすべきなのか
・そして何をKPIに置けばいいのか

これらの3つを知れたらと思いJapan SEO Conferenceセミナーへと参加しました。

SEOは本当に終わるのか?

「SEOは死んだ」という言葉は、20年も30年も前から何度か定期的に出てきていると思います。今回のオープニングキーノートでも、この話題から始まりました。

オーガニックCTR(Click Through Rate:クリック率)の低下、ゼロクリック率の上昇、AI検索の利用上昇などの数字から「SEOが死んだ」との話は出ました。ただ全体を通して私が思った結論は、死んだのは「時代遅れの手法」であり、「ユーザーが求める情報とWebサイトをマッチングさせる手法(最適化)」という意味でのSEOは、形を変えながら現在まで生き残り続けていると思いました。現在のAI検索対策も、AI時代に合わせて進化した最新のSEOと言えるのかもしれません。

AI検索対策はこの1年でどう変わったのか

AI検索からの流入について、参加者によって計測しているツールがGA4やSearchConsole、BigQuery、サーバーログなどと幅広いのは興味深かったです。

対策で話されていたのは、数カ月前には効果があると言われてたのが効果がなくなっていたこと。そしてSEOの基本的な箇所、つまりユーザーにとって見やすく、理解しやすく整理することや、発信者の経験や専門性、信頼性を示すE-E-A-Tなどは継続してAI検索対策でも有効であるという事でした。

とはいえ、AI Overviewで引用されるURLのうち、グーグル検索上位10位以内のページが占める割合は、2025年7月の76%から2026年2月には38%まで低下したというAhrefsの調査結果も紹介され、AI Overviewの参照先が変化していることがうかがえました。

また、使うAIによって回答が変わるため、重視するAI選びや「言及を目指すか引用を目指すか」など検討すべき要素は多岐にわたります。しかし、SEOの根っこはユーザーが何を求めて検索しているかを理解することであり、そのクエリの裏にある悩みを見る力は、AIが間に入ろうと入るまいと変わらず重要だと感じました。

いつAI対応すべきか

セミナー内でもばらつきがあり、方向性が決まるまで待ちたくなる気持ちもありました。ただ、振り返ってみると、かつてのSEO全盛期も「施策を打った直後にアルゴリズムのアップデートで無駄骨に終わる」という事もありました。そう考えると、施策を始めるタイミングに「正解」がないのは、今も昔も変わらないのだと感じます。 

経営層から見るとROIの確認が難しいので「施策をしない」という選択をしている企業もいると思いますが、HENNGEには「青い果実を食べる」という挑戦を歓迎するカルチャーがあるので、AI検索対策に今以上に挑戦していこうと思いました。

KPIをどこにどう置くか

最終成果を測るためのKPI(主要業績評価指標)の話は、セッションをまたいで一番温度差を感じたところでした。グーグルのSearch Consoleに「生成AI機能」のレポートが登場しましたが(段階的ロールアウト中)、これはAI OverviewsとAI Modeに関するものでした。

また、グーグルの代表的な分析ツールであるGA4でもまだ事実確認が難しく、従来のツールでは明確な数値設定が難しそうです。そのため、各種AIのプロンプトで自社サービスが言及されているかを確認したり、お問い合わせ時の「何でサービスを知ったか」の選択肢にAIを含めたりと、企業によってKPIの置き方に悩んでいる様子がうかがえました。弊社としてAI検索におけるKPI設定に悩んでいたこともあり、各社から得られた視点は今後の指標設計を考える上で参考になりました。

まとめ

1日を通して感じたのは、検索の裏側がどれだけ変わっても、ユーザーが知りたいことに向き合う仕事の中身は変わらない、という点です。日々の業務で自社製品を扱っていて感じるのは、AIがどれだけ賢くなっても、人間が一次情報を書かないとAIにもユーザーにも伝わらないということです。そのため、コンテンツや記事を作成していくことは、これから先も間違いなく重要だと思いました。また、AI検索対策に関しても、コンテンツの作成はもちろん、自社製品が言及されたいプロンプトの確認やAI検索最適化のページの改善などで現状確認から試していこうと思いました。

この春「SaaS is Dead」という言葉が話題になりました。これはAIエージェントの普及によってSaaSのあり方が変わるという議論ですが、今回の「SEO is Dead」という話ともどこか重なって感じました。

どちらも実際には終わるのではなく、これまで前提にしてきたものが変わり、形を変えて本質的な価値あるものが生き残っていくという話に近いのだと思います。今回のカンファレンスも、まさにその変化を聞かせていただいたという感覚に近かったです。

HENNGEのマーケティングチームでは今新たな仲間を募集しています。変化していく時代に共に変化できるメンバーをお待ちしています。

HENNGEマーケ

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