ヒマラヤなんちゃって句会 ヒマなんアワード2021
おかげさまをもちまして、「ヒマラヤなんちゃって句会」も第五回まで開催し、第六回も鋭意発表準備中です。そちらの発表の方はもう少々お待ちくださいね!その前に年末らしい企画を思いつきましたので、お時間あるときにお付き合いください!
「アワード」とは、
数ある候補の中から、審査や選考を通して授与される賞
という事です。
候補とはなにか?
それは、第一回~第五回でボクが好き勝手に「ヒマラヤなんちゃら」と賞を贈らせていただいたのですが、本日は「すべての回の各賞の代表を集めて、兼題を抜きにしてグランプリを決定しよう」という試みです!
第一回~第五回の「ヒマラヤ天」五句。
第一回~第五回の「ヒマラヤ地」から各回一句選び、代表五句。 第三回~第五回の「ヒマラヤ苺」から各回一句選び、代表三句と 第一回と第二回に「ヒマラヤ苺」はなかったので改めて選出。計五句。
一先ずは、「ヒマラヤ天」「ヒマラヤ地」「ヒマラヤ苺」の代表の各五句は 各賞それぞれの準グランプリです。
さらに、これらの「ヒマラヤ天」「ヒマラヤ地」「ヒマラヤ苺」の中から、 それぞれグランプリの一句を決めたいと思います。
グランプリとは、 コンクール・展覧会・競技会などで、最優秀の作品や個人に与えられる賞。大賞。最高賞。という事です。
トロフィーや賞金などはありませんが、「よかったね」といろんな人に気づいた時にひょっとしたら言われることもあるかもしれません。 勝手な句会の勝手な重賞です。 レコード大賞みたいで、なんだか年末っぽいじゃないですか?
さらに年末っぽく、第一回からグランプリノミネート俳句をご紹介しながら、当時の裏話などをしていきますので、みなさんもほんの少し、数か月前のことを思い出しながら改めて名句たちをご覧になってください!
ヒマなんアワード2021 各回グランプリノミネート俳句発表!!
ヒマラヤなんちゃって句会 第一回
環七通り

「ヒマラヤ天」
Uターンしたき道あり夏の果 石井一草
「ヒマラヤ地」代表
助手席に急病の猫大西日 紫蝶
「ヒマラヤ苺」代表
黒踏めばアウトのルールプール帰り 登りびと
なんとなくふんわりと始めてみたという句会、記念すべき第一回です。
身内ウケくらいで5,6句くらいの俳句に組長のマネして、それこそなんちゃって添削したり、なんちゃって選評をやって笑いをとるつもりくらいの句会のつもりが、気づくと有名な俳人さんがこんなにたくさん投句を!! これにはビビりました。
これは真剣にがっつり取り組まなくてはという「覚悟」ができました。
ええ、こう見えて真剣にやってるんですよ!
句集も拾い漏れとかあって、作りなれてない感がういういしいですね。
感想文もまだ短かかったですね。これくらいのほうがいいんですよね・・・。
ヒマラヤなんちゃって句会 第二回
人魚姫

「ヒマラヤ天」
愛しています瘡蓋も鱗も泡も 髙田祥聖
「ヒマラヤ地」代表
肉体はこころのケージ月の雨 藤 雪陽
「ヒマラヤ苺」代表
真夜中の千ルーメンを熱帯魚 内田こと
一番苦労した回でした。選句の苦労は発表時にお話ししたのですが、人魚姫に取りつかれたまま普段の生活をして、新しい出向先で苦労して、クッソ暑い日々を過ごしながら捨てアカと思しきDMでちまちま文句言われながら、泣きながら選句していました。月二回開催を考えていましたが、さすがにやれないと自分の限界を感じました。組長は何百倍の選句を毎月しているのだと思うと、さすがというか当然ですが、かないませんね。
子供の頃人魚姫のお話が大好きで、それがこんな形で生かされ(?)るとは、思いもよらなかったです。「風組」の面々に「なぜ歳時記を持たず俳句を詠んでいるのか?」と詰められたのもこのころ。本当に無謀な時期に始めた句会ですね。ちょっぴり俳人っぽい人に近づけました。多分。
ヒマラヤなんちゃって句会 第三回
塀の中の竹林

「ヒマラヤ天」
竹という無欲に冷える長い棒 いかちゃん
「ヒマラヤ地」代表
竹伸ぶやロケット花火追いかけて かむろ坂喜奈子
「ヒマラヤ苺」代表
秋の道これはつちのこ用のハム 夏野あゆね
兼題はうちの近所の画像なんですけど、なんだかうっそうとした雰囲気をお題にしたいなと思いあの画像の場所に行って撮影しました。
各賞の決定がすんなり決まった唯一の回でした。
感想文もすっかり書き終えて、結果発表の日を待つばかりとなった頃、 「ヒマラヤ天」に選んでいたいかちゃんさんが、なんと俳句ポストで 「特 選!!」に、これまた素晴らしい俳句が選ばれており、なんだか後出しじゃんけんっぽくなるような、二番煎じっぽいというか、バツが悪いというか、なんかこんな「ヒマ天」なんかあんまり喜んでいただけないかもと、相談役である弟ちゃんにどうしようかと相談したりしてビクビクしていました。「選んだんだからいいんじゃないですか?」と仰っていただいたので、(感想文書き直すのもアレだし)そのまま発表となりました。
まぁまぁ喜んでいただけたようです。
「力があります」と言わしめるだけありますね。いかさんちゃん。
ヒマラヤなんちゃって句会 第四回
夕暮れペガサス

「ヒマラヤ天」
ダービーへ優しくて新しい父と 常幸龍BCAD
「ヒマラヤ地」代表
星座になれば幸せですか秋の果 このはる紗耶
「ヒマラヤ苺」代表
忘れんぼうの母は幸せ秋夕焼 碧女
兼題イラストを発表した途端にあっという間にムーミン句が出てきて、 そんなにムーミンだったかしら?と改めて見に行ったらそこには目つきの悪い羽の生えたムーミンがいて笑いました。 みなさんの自由な発想が大爆発した回でもあり、まさか競馬の句を選ぶことになるとはまったく思いもしませんでした。
確かこの回から、いろんな声にお応えするために「裏側」をご覧いただこうと、みなさんの投句頂いた句を印刷した紙の俳号部分を切り取ったものを画像にだしたり、選句するときに付箋に俳句を書いてペタペタ貼ったり剥がしたりの画像も出してみました。本当に俳句だけで選んでるんですよ。
お手伝いさんがいたらその辺やっていただきたいのですけどもねー。
ヒマラヤなんちゃって句会 第五回
誘いの公園

「ヒマラヤ天」 フウちゃんと名付けられ空飛べぬ鷹 ギル
「ヒマラヤ地」代表
「自由にはしゃげる権」失くしたのいつだ、雪 DAZZA
「ヒマラヤ苺」代表 初冬や幻灯機式紙しばい 紅ズワイガニ海老美
「不思議な感覚」が欲しくて、公園を選びました。なんででしょうね? かねてからこの公園にはなにか「不思議な感覚」な謎な感覚があったので、うってつけでした。
効果てきめんで、発表時にも書きましたが「対になっている句」が多いという不思議な現象が起きていて、この公園にはなにか不思議な力が働いているのかもしれません。イヤですねぇそんなのが近所にあるの。
「俳句ポスト並盛連盟」を発足し始めた頃でした。
特になにをするでもなく、たまにグチる変な連盟でも「ひとりで俳句を詠んでいる」という寂しさをカバー出来たら。それが理由で俳句をやめちゃおうという人が一人でもいなくなればという大いなる志の元、メンバーが増えていき、「ひょっとしたらボクに忖度してヒマラヤ龍の感想文書いてくれたりしてエヘへ」くらいに考えていたら、びっくりするくらいまったくそんなことはなく、俳句に対して真摯でストイックな素敵な面々でした。
俳並連、その調子です。
さてこれで出そろいました!
ヒマラヤなんちゃって句会 ヒマなんアワード2021
それぞれグランプリの一句を決めたいと思います!!

準グランプリの中から「ヒマラヤ苺」グランプリを決めます!!
「ヒマラヤ苺」準グランプリ
黒踏めばアウトのルールプール帰り 登りびと
真夜中の千ルーメンを熱帯魚 内田こと
秋の道これはつちのこ用のハム 夏野あゆね
忘れんぼうの母は幸せ秋夕焼 碧女
初冬や幻灯機式紙しばい 紅ズワイガニ海老美
ヒマなんアワード2021「ヒマラヤ苺」グランプリ!!
真夜中の千ルーメンを熱帯魚 内田こと
千ルーメンという光と熱帯魚、真夜中というだけで美しい深海を思いました。うっとりした美しさですね。
さぁどんどんまいりましょう!

準グランプリの中から「ヒマラヤ地」グランプリを決めます!!
「ヒマラヤ地」準グランプリ
助手席に急病の猫大西日 紫蝶
肉体はこころのケージ月の雨 藤 雪陽
竹伸ぶやロケット花火追いかけて かむろ坂喜奈子
星座になれば幸せですか秋の果 このはる紗耶
「自由にはしゃげる権」失くしたのいつだ、雪 DAZZA
ヒマなんアワード2021「ヒマラヤ地」グランプリ!!
星座になれば幸せですか秋の果 このはる紗耶
全ヒマなん句会に投句された俳句のなかでも、1,2位を争う美しい俳句だと思います。
感想文にいくら書いても、この句の持つ魅力を伝えきれないような気がします。付句も素晴らしかったですよね。
あれは本っっっっ当に感動しました!!なんて素敵なふたり・・・。
それでは、ヒマなん句会の頂点。まさにヒマラヤの頂上!トップオブヒマ!
「ヒマラヤ天」グランプリです!

各回の頂点のさらに頂点!「ヒマラヤ天」グランプリを決めます!!
「ヒマラヤ天」準グランプリ
Uターンしたき道あり夏の果 石井一草
愛しています瘡蓋も鱗も泡も 髙田祥聖
竹という無欲に冷える長い棒 いかちゃん
ダービーへ優しくて新しい父と 常幸龍BCAD
フウちゃんと名付けられ空飛べぬ鷹 ギル
今見てもすごい面々ですね・・・。ヒマ苺もヒマ地もそうですが、
ヒマ天は特に他の投句サイトでも大活躍してる人ばかり・・・。
恐れ多くもこの中にボクなんかが混ざるのには、
あと二十年かかりそうですが・・・・。
もったいぶっていますが発表しちゃいましょうねー!
ヒマなんアワード2021「ヒマラヤ天」グランプリ!!
Uターンしたき道あり夏の果 石井一草
この句は本当に参りました。じっくりじっくり参りました。
感想文にはカッコつけてうるっときたくらいしか書いてなかったのですが、ひとりで運転中選句しているとき密かにメソメソしたりして、俳句に泣かされたのは生まれて初めてでした。
結構な人生の分岐点があって情緒不安定の様子のおかしいおっさんにしばらくなっていました。
そして、第一回でこの句がもしなかったら、きっとボクは第二回以降開催していなかったかもしれませんね。
今でも時々うるさい外野の声を聞いたり、つらいこと悲しいこと寂しいことがあると、誰かに話す前に第一回の感想文を見返しにきて、この時のこの句を見つけた時のあの気持ちを思い出しに来ています。
Uターンしたくなったらこの句に会いに来たくなるんですね。
この句にUターンして、「Uターンしたくなったらすぐできるんだから」と自分に言い聞かせるようにもう一度前に進むように向かいなおします。 ボクにはとてもとてもこんな句詠めません。
これで以上になります!
来年の第六回からもこんな調子でもう少し頑張っていきますんで、
よろしければお付き合いください!
また来年の年末・・・が、あったら十二句から選ぶのかー・・・。
えー、できるかぎり頑張ります!
また年末のヒマなんアワードでお会いしましょうねー!!
選句 本文 編集 兼題写真&イラスト/ヒマラヤで平謝り
Twitter@himahira19
「苺、地」画像協力/ゆきまち
SpecialThanks/髙田祥聖 カニくん
ヒマラヤなんちゃって句会 アーカイブ
PR 『俳句ポスト並盛連盟』(俳並連)発足してます!!!
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お試しで作ってみた項目ですので、本当にサポートしていただかなくてもいいのですが、万が一なんとなくそんな気分でしたら・・・!