不要なアドバイスはいらない??教えられたら、大げさに感謝するのだ!
「不要なアドバイスはいらない」
「人は、自分の話を聞いてもらいたい生き物だ」
この、よく耳にする人付き合いの教訓は、人事や研修講師の仕事をしていると
……ちょっと苦しいです。
分かります。分かりますよ。
相談を受けるときは、私も自分が話す量は相手の3割程度までにすることを意識しています。
自分が話すときも、できるだけ相手の話に付随することを話す。
「私の場合はね!」と、いつの間にか相談相手から話の主役を奪わないように気をつけています。
でも。
我々は、教えることを生業にしているのです。
「アドバイスするな」は、もはや「仕事辞めろ」と同義ですよねぇ。
教える側のアレコレについては、今度ゆっくり考えるとして。
今回は逆に、教わる側はどうするのが正解なんだろう?と思いました。
教えた側も、喜んでもらいたい
私はこれまで、人に何かを教える仕事をたくさんしてきました。
そこで、
「すっごい良く分かりました!」
「刺さりました!」
「腹落ちしました!」
なんて言われると。
もう、脳にドーパミンが溢れますよ。
めっちゃ可愛い。
めっちゃ嬉しい。
上司ってのは、ちょろいのです。
すぐに、『めっちゃええこ』判定してしまうのです。
さらに、「もっと聞きたいです」なんて言われると、時間がなくても嬉しい。
「じゃあ、これってこういうことなんですか?」
と質問されれば、「おお!ちゃんと理解してる!ええこ!」となる。
アドバイスする人だって、話を聞いてほしい
ここで、ふと思ったんです。
「不要なアドバイスはいらない」というのは、
“今はあなたの話ではなく、私の話を聞いてほしい”
ということでもあるんですよね。
だったら逆に、誰かが一生懸命アドバイスしてくれているとき、その人だって、自分の話を聞いてほしい。
人間って、そういうものなのかもしれません。
教える人だって、
「役に立ったかな」
「ちゃんと伝わったかな」
「教えてよかったかな」
と思っている。
だったら、教えてもらったときくらい、その欲求を思いっきり満たしてあげてもいいんじゃないでしょうか。
だから、教えられたら大げさに感謝する
「え~!すごいです!知らなかった!」
「つまり、こういうことですか!?」
「なるほど!やっと分かりました!」
そして最後に、「本当に助かりました。ありがとうございます」と、何度でも感謝する。
もちろん、まったく納得していないのに嘘をつく必要はありません。
ただ、自分のために時間を使って、何かを教えてくれたこと自体には、ちょっと大げさなくらい喜んでみる。
これ、やって損はないなぁと思うのです。
上司だって、講師だって、先輩だって。
人に何かを教えて、「めちゃくちゃ分かりました!」なんて言われたら。
たぶんその日一日、ちょっと機嫌がいい。
案外、そんなもんですよね。
