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📝帰宅部、帰宅せず。ーキズナ時代、学生だった私の逃げ方ー



高校時代の私は、ほぼ帰宅部だった。

「ほぼ」というのは、一応入部はしたからだ。


美術部とか、ね。


当時の私はいわゆるコミュ障で、
ときどきしんどくなって学校をサボるような
結構ヤバい人間だったけど、

「美術部ならいけるんじゃね?」

と思ってしまった。


絵も好きだったし、
放課後に静かな部室で黙々と描く―
そんな青春を想像していたのだ。


でも現実は違った…



もうすでに
完成された人間関係のノリがそこにあって、
私はまるで途中参加の転校生みたいに
「あの…どこに座ればいいんですか?」
みたいな存在になってしまったのだ。


そして案の定、自然消滅。

私は青春に挫折した…。




だけど、放課後は大好きだった。
だって、誰にも何にも邪魔されず
自由に過ごすことが出来るから。


私は電車通勤で、
普通ならまっすぐ家に帰るところを
わざと各駅停車に乗り
普通の2倍くらいの時間をかけて
さらに自分の駅を通り過ぎ、
隣の県までいったところで引き返して
帰ってくる…

というような謎の遊びを楽しんでいた。 


何がしたいねん。




帰宅部のくせに、
帰宅さえしない。



そして家に帰ると、
布団の中でポテチを食べながら本を読む。

本の内容はというと、
親世代に向けた冊子で、
テーマは「不登校について」
みたいなやつ。

「ほう、最近は
登校拒否から不登校になったのか…」
と、自分のことを棚に上げて
毎月送られてくるその冊子を熟読していた。


お前…なんやねん。


と、ツッコミをいれたくなりますね。


そういえば、
当時は今と違って、こういう時間を
堂々と「好き」と言いづらかったなぁ。


時代は“キズナ”だった。


友達は多いほうがいい。
つながってるほうがいい。
青春はみんなで作るもの。

そんな空気があった。


なので、私はその空気に合わせようとしていた。
真剣に頑張っていた。

でも、疲れていた。
しかもその疲れに気づいていなかった。

だからムリをしては疲れはて、
しばしば学校をサボっていた。


今ならわかる。


私は…



集団生活は苦手だったのだ!!!


↑いや、気づけよ。




ただ今でもちょっとだけ思う。

もしあの頃、
美術部の片隅で自然に絵を描けていたら、

もう少しだけ
青春っぽい顔ができたのかもしれない。



ひまなマル


⬇️本音エッセイ詰まってます❣️


⬇️ライフスタイルでコングラボード❣️

⬇️なんと創作でもコングラボード❣️


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