オークス回顧|“能力”だけでは届かない2400mだった
オークスは⑯→⑫→⑱決着。
馬単は惜しくも届かず。ただ、三連複フォーメーションでは⑫⑯⑱で的中となりました。
今回、改めて感じたのは「オークスは能力比較だけでは足りない」ということです。
2400mという距離は、桜花賞やマイル戦とはまったく別の競馬になります。
折り合い(道中で力まず走れるか)、仕掛けのタイミング、そして“最後に脚を残せるか”。
この差が、そのまま着順に出たレースでした。
まず勝った⑯。
気配面は非常に良く、前走からの上積みも感じていました。
ただ、今回は「完勝」というより、“ギリギリ凌ぎ切った”内容。
びっしり汗もかいておりテンションも高かったように思える、途中から進路を中に変えた今村騎手も馬かったし、馬の勝負根性もすごかった、まさにオルフェーヴル譲りかもしれない。
⑫もさすが東京3戦3勝だけあり、あれだけひっかかっていても来れるのは強かったとも言えます。
⑫は、展望段階から「怖い1頭」として挙げていましたが、やはりルメール騎手の2400m戦での組み立ては見事でした。馬のリズムを優先。
直線までしっかり脚を温存し、最後にクビ差まで迫った内容は、まさに騎手の技術が光った競馬だったと思います。
一方で⑱。
こちらは能力だけなら十分通用する馬でしたが、途中で脚を使わされる形になったことが最後に響いた印象です。スタートもよかったしですが、直線入る前に外に振られていましたからね、脚はあったので3着は死守した感じです。
オークスは「長く脚を使える」だけでは難しく、“どこで脚を使うか”が非常に重要になります。
そして人気を集めた⑩。
能力自体は高い馬だと思っています。昨年同様、千六までならこの馬が抜けていると思います。
ただ、今回は2400mでの折り合いと、最後まで余力を残せる形にならなかった。
特に距離延長時は、「能力上位=距離克服」とは限りません。
このあたりが、オークスの難しさでもあります。
結果的に、今年のオークスは“今走れる状態”と“2400m適性”を見抜けるかどうか。そこが大きなポイントになった一戦でした。
今回、大穴狙いで毒を忍ばせた②番 一瞬直線オーッと思う勢いできたときは少し夢みた瞬間でしたね…(笑)。
次週は日本ダービー。
同じ東京2400mでも、今度はまた違う流れになります。
オークスの答え合わせを踏まえながら、ダービーへ繋げていきたいと思います。次回も期待してください。
