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妄想のはこ:高校の現代国語の授業中に作話した話

高校の時に現代国語の授業中に作文の課題が出されて、超短編の小説モドキを作話した事を思い出してしまった。
現国の先生は、なぜか気に入ったらしく次の授業の時に、みんなの前で朗読してくださって最後のオチが良かったよっておっしゃってました。
うっすらしか覚えていないので、原作から加筆された感じになりますが、ちょっと書いてみます。
だいぶ加筆が過ぎました。

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昨日に引き続きAM7:00に出撃命令が出ている。
爆撃機の四基の大型のエンジンに火を入れる、排気量55,000ccのエンジンが始動すると野太いエンジン音を響かせてプロペラが回転を始める。

乗員は、機長の私をはじめ総員十二名である。
操縦士、爆撃士、レーダー担当は何度も任務を共にする信頼できる仲間たちだ。

機体に搭載している原爆の重量は4.5トン。投下命令が発令されるかは分からないが、今日も敵地上空まで飛んで偵察任務を遂行しながら待機となる。
メイン滑走路にゆっくりと進み、離陸準備が整った。エンジンの出力を上げ機体を離陸スピードまで加速させる。十分に加速したところで機首を上げると機体が浮き上がり離陸していく。このまま高度9,500メートルまで上昇してから目的地上空まで巡航する。

二時間ほどで目的地上空に到着した、まわりを警戒しながら目的地周辺を大きく旋回しながら上空で待機する。
通常の戦闘機では同じ高度まで上昇してくることは難しいので機影は見当たらない。地上では高射砲の赤い弾道が見えるが、この高度には届かない。

乗員達に、高度を維持し警戒しながら待機することを告げる、少しホッとして気が緩む。
雲が出ているが、眼下には小さく街並みが見える。当然そこにも人の生活があり生命が息づいている。


突然、警報がなる雲に隠れて下から戦闘機が突っ込んで来る!
対爆撃機用の戦闘機だろう一直線に向かって来る。機銃掃射を行うにも角度が悪い、敵機はこちらの胴体を避けて主翼を狙って機銃を放つ数発くらったがまだ致命傷では無い、旋回して距離をとる。再び敵機が下に潜り込む、今度こそ致命傷の着弾でエンジンがやられた。

高度を維持出来ずに低空へ向かって行く、今度は高射砲の嵐に晒されて撃墜の運命となった。

原爆を抱えたまま地表に激突し爆発、地面が深くえぐれて、永らく眠っていたヤツを眠りから目覚めさせてしまった。

眠りを妨げられ酷く不機嫌なヤツは全力で放射線の息を吐き出す為にタメを作っていた。
その間にぶち壊す目標を探して辺りを見廻していく。
辺りの様子が見てとれた時、そこから見える範囲には建物も森も人も何も無かった。
何も無い!
しばらくボーっとしてウロウロして座りこんで考えていた。
おしまい。

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