イスラーム成立とアラブ帝国―41
第4回 反発されたウマイヤ朝-5
帝国の拡大
ウマイヤ朝の領土拡大も驚異的でした。
西では北アフリカを越え、711年以降にはイベリア半島へ進出します。
東では中央アジア方面へ進み、インダス川流域にも勢力を広げました。
最盛期には、イベリア半島から中央アジアまで
という巨大な領域を支配します。
これはローマ帝国を上回るほど東西に長い帝国でした。
アラビア半島の一宗教共同体として始まったイスラーム勢力が、わずか100年ほどでユーラシア西部最大級の帝国へ成長したことになります。
しかし、ここで大きな問題が起こります。
それは、征服すればするほど、
アラブ人ではない住民が増える
ことです。
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