メダカの孵化日予測|積算温度ってどうやって考えるの?
メダカの卵を発見した後は、それがいつ孵化するのか気になりますよね。
孵化日の目安としてよく使われるのが、積算温度250℃に達する日です。
水温が25℃で一定なら約10日、20℃なら約13日で250℃に達します。
しかし、上記の計算のみで予測すると孵化日を大きく外します。
なぜなのでしょう??
1.採卵日を受精日として数えてしまう
卵を見つけた日から計算を始めることです。
メダカの卵は、受精した直後に必ず産み付けられるわけではありません。卵塊を付けたまま泳ぎ、水草や産卵床へ付着させるまでに時間がかかります。
つまり、抱卵した時点ですでに胚の発生が進み、積算温度も加算されています。
水草や産卵床へ産み付けられた日をday0にすると、実際の孵化は予測より早くなります。まだ2日あるな〜と考えている間に孵化し、稚魚の発見が遅れる原因になります。
2.測る時間帯が不適切
屋外飼育の場合は、水温はが朝、昼、夜で変化します。日中に28℃まで上がっていても、一日中28℃とは限りません。
最高水温や真っ昼間に測った水温へ日数を掛けると、1日あたりの積算温度を過剰に見積もります。反対に、朝の低い水温だけで計算すると、過少に見積もります。
3.250℃に達したら必ず孵化するとは限らない
試験環境では、24℃で孵化まで9〜10日、25〜26℃前後で約10日という記録があります。しかし、すべての卵が同じ瞬間に孵化するわけではありません。
受精した時刻、胚の状態、水温変化などによって、孵化のタイミングが異なります。積算温度250℃は便利な目安ですが、確実なものでもありません。
さらに、早く250℃に到達させようとして水温を上げる発想も危険です。
高水温は発生速度だけでなく、胚の成長そのものへ影響します。メダカの一部系統では、32℃での胚発生が性分化へ影響した研究もあります。
まとめ
メダカの孵化日は、積算温度250℃に達する日で大まかに予測できます。
しかし、積算温度は孵化日を特定するものではなく、発生の進み具合を考えるための目安です。
上記の目安を参考にしながらも、毎日の丁寧な観察が魚の飼育には不可欠です。
最後まで読んでいただき、 ありがとうございました!
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