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必ず原因通りの結果が出る

今日のおすすめの一冊は、名取芳彦(ほうげん)氏の『人生がすっきりわかる ご縁の法則』(三笠書房)です。その中から「こんがらがっているからいい」という題でブログを書きました。

本書の中に「必ず原因通りの結果が出る」という心に響く文章がありました。

仏教の中に、業(行為のこと)がどんな結果をもたらすかについて研究した、業論という分野があります。どんなことにも原因があり、そこに縁が加わり、結果になるという縁起や因果の法則を探究したのですが、その中に、三時業(さんじ ごう)という、「結果になって現れるまでには時間差がある」とする考え方が紹介されています。 

三時は、現世(自分が生きている間)、来世(次の生、あの世)、さらにそれ以降の時間という三区分のことです。 この世でやったことの結果が生きている間に出ることもあるし、来世で結実することもあるし、さらにそれ以降に成果となって現れることもあるというのです。 

私は自分のやったことがどんな縁になり、あるいはその縁にほかの縁が集まって、どんな結果になるか、できれば生きている間に知りたいと思います。来世(自分が死んだあとの生)の存在はロマンとして信じている程度ですし、さらにその先の生については、仏のみが知ることだと放っておくことにしています(わからないことをわからないとしておくのは、とても大切です)。 

ともすると、この業論は現在の自分の不幸を説明するつじつま合わせに使われることがあります。あやしげな霊能者が「前世で悪いことをしたから、いま、こんな目にあっているのです」と脅しの道具として使うのです。 

しかし、だまされてはいけません。業論は過去から現在を説明する宿命論的なものではなく、この世で正しい行ないをして心おだやかに生きていく、未来指向のために説かれているのです。 

自分の行ないがもたらす結果に時間差があるのは、誰でも経験しているでしょう。面と向かって侮辱したら仲違いという結果になり、お金を浪費したらお金に困るという結果を招きます。 また、数日、数年を経て出る結果もあります。義務教育の勉強などはいい例でしょう。勉強したことや努力、集中力は社会に出てから発揮されます。

あるいは「あなたの亡くなったお父さんには世話になったから」と親切にしてもらうこともあります。このように、時間が経ってから結ばれていく縁があるのです。日頃か自分がまいた種が実になるまでには時間差があり、縁を大切にして、なるべく良い種をまいておきましょう。即効性ばかり求めると、心が乱れてしまいますよ。 

《こんな「時間が経って結ばれる縁」もある》

◆自己啓発のバイブルと呼ばれている本、「原因と結果の法則」を書いた、ジェームズ・アレンの言葉に次のようなものがある。

「行いは思いの花であり、喜びや悲しみはその果実です。私たちは、ときには甘く、ときに苦い果実を、自分で育て、収穫するのです」

強烈な思いは、必ず行動となってあらわれる。そして、その思いが善きことなら、善い結果が生まれ、悪しきことなら、悪しき結果が生まれる。その結果がどんなものであれ、それは自分自身が引き受けなければならない。

「一分一厘の狂いもなく、原因の通りの結果が出ている」という。

今日明日には結果は出ないが、20年、30年という長いスパンでは、「一分一厘の狂いもなく、原因の通りの結果が出ている」。

「必ず原因通りの結果が出る」という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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