「甘さ」を捨てる――勝負の前に向き合うべきもの
光秀を討つことをためらう秀長
大河ドラマ『豊臣兄弟!』の、
「急げ!秀吉」の回で、
印象に残った場面がありました。
羽柴秀長は、
明智光秀を討つことに
ためらいを抱いていました。
なぜなら光秀は、
主君を討った敵であると同時に、
かつて共に戦ってきた仲間でもあったからです。
「なんとか助けられないだろうか」
そんな思いが、
秀長の心の中にはまだ残っていました。
その姿は、
人として自然な感情だったのかもしれません。
「それでは光秀には勝てない」
そんな秀長に対して、
光秀の盟友である細川藤孝は言います。
「それでは光秀には勝てない」
この言葉は、
単に戦術を指摘したものではないように
感じました。
勝負を決めるのは、
武器や兵の数だけではない。
相手に対する迷いや情が残っている限り、
本気で勝ちにいくことはできない。
まず断たなければならないのは、
自分の中にある「甘さ」なのだと感じました。
一番手強い相手は自分自身
私たちは何かを始めようとするとき、
つい相手や環境に意識が向きがちです。
ライバルがいる。
経験が足りない。
年齢が遅い。
時間がない。
もちろん、
それらも現実としてあるでしょう。
ただ、
それ以上に大きな壁になるのは、
自分自身の迷いや甘さなのかもしれません。
「まだ本気を出さなくてもいい」
「今回は仕方がない」
「もう少し準備してから」
そうやって、
自分で自分に言い訳をしてしまう。
その積み重ねが、
本当に目指したい場所から、
自分を遠ざけてしまうことがあります。
覚悟とは、甘さを断つこと
もちろん、
人への思いやりまで捨てる必要はありません。
優しさは大切です。
ただ、
自分で決めた道を進むのであれば、
どこかで迷いを断ち切る覚悟は
必要なのだと思います。
覚悟とは、
特別な才能ではありません。
自分の中にある甘さと向き合い、
それを少しずつ手放していくこと。
その積み重ねが、
前へ進む力になるのではないかと、
少しずつ思うようになりました。
私もまだ、
その途中です。
だからこそ、
この場面が心に残りました。
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自分の中にある「甘さ」と、
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