『ぼくの伯父さん』
1958年のフランス、イタリア合作映画です。
ぼくの伯父さんは背が高く、スマートだ。
ステキな、古き良きパリのこじんまりとしたアパルトマンに住んでいる。
ぼくは超モダンな家に住んでいる。
まるで、これぞ“未来”といった感じの庭付き、噴水付き一戸建てだ。
そしてパパは、超モダンな会社の重役なんだ。
パパは社長さんに頼んで、ぼくの伯父さんを社員にしてもらった。
でも伯父さんは5分でクビになっちゃうんだ。
ある日ママは言う。
伯父さんには人生の目的が欠けている、つまり、家庭だ、と。
そこである日、隣りの家の1人住まいの女性や、他にパパの部下なんかを庭に招いて、伯父さんと隣りの独身女性を引き合わせようとする。
ところがパーティーの最中に噴水は故障するし、伯父さんは池に落ちるし、てんやわんや。
最後には女性のステキなボーイフレンドまで現れてパーティーはおひらき。
パパは伯父さんをしつこく自分の会社の工場で働かせる。
パパは新しいクルマも買い、車庫も自動扉にしてますます現代生活を満喫するんだけど、伯父さんは何をやっても失敗ばかりで、工場の製品はめちゃくちゃで、地方の工場にとばされてしまう。
やっぱり伯父さんは戻っていきたいはずなんだ。
どこへって?
もちろん、古き良きパリさ。

