シェルってどんな人?: 📖第3話「本当のこと」が言えない。ウソをつき通した高校時代の私
第1話では、
「アイスが食べたい。」
第2話では、
「仲間に入れて。」
その一言が言えなかった私のお話を書きました。
高校生になった私は、
今度は
「本当のこと」
が言えなくなっていました。
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高校は、
地元から少し離れた学校へ進学しました。
中学校からの友達はほとんどいなくて、
周りはみんな初めましての人たち。
だからこそ、
一つだけ思ったことがあったんです。
「普通でいたい。」
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私には母がいません。
でも、
高校にはそのことを知っている人が誰もいませんでした。
だったら、
言わなければ分からない。
そう思ったんです。
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今思えば、
母親がいないことは
決して珍しいことではありません。
でも当時の私は、
そう思えませんでした。
小学校や中学校で、
先生が私を特別に気にかけてくれたり、
「困っていることはない?」
と声をかけてもらったり。
その優しさが、
いつの間にか私の中で
「私は普通じゃない。」
そんな思い込みに変わっていたんです。
⸻
だから私は、
高校で
母がいるように振る舞いました。
友達が
「お母さんがね〜😊」
と話し始めると、
私も合わせて笑う。
「シェルちゃんのお母さんってどんな人?」
そう聞かれても、
「普通だよ〜😊」
と笑って答える。
その場はそれで終わる。
でも、
心は全然笑えていませんでした。
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友達がお母さんとの思い出を話すたびに、
そこから逃げ出したくなる。
私には絶対に手に入らないものを
持っている
羨ましい…
そんなふうに思う自分も嫌でした。
本当のことを言えない。
ウソをついている。
その後ろめたさは、
卒業までの3年間、
ずっと心のどこかにありました。
⸻
あの頃の私は、
「かわいそう。」
そう思われるのが、
何より怖かったんです。
だから、
本当の私を隠して、
“普通”になろうとしていました。
⸻
でも今なら思います。
本当に仲良くなりたかった友達は、
母がいない私を知ったくらいで、
離れていく人たちじゃなかった。
むしろ、
一人で抱えていた私の話を、
きっと静かに聞いてくれたんじゃないかなって。
だけど、
そんなことを信じられるほど、
まだ自分に自信がなかった。
あの頃の私は
あれが、
精いっぱいだったんです。
⸻
きっと、
高校時代の私はまだ知らなかったんだよね。
本当のことを話せる人が、
一人でもいれば十分だったことを。
もし今、
「本当の自分を知られたら嫌われる。」
そう思って苦しくなっている人がいたら、
安心してください😊
実は私も、
「私にはお母さんががいないんだ。」
が言えない高校生だったから。
⸻
📖 次回は第4話。
社会人になった私は、
今度は
「本当は行きたくない。」
が言えなくなっていました。
断れない。
頼まれると引き受けてしまう。
気づけば、
休日まで誰かに合わせていた頃のお話を書いてみようと思います🐚
📖 このシリーズを最後まで読んでくださり、
ありがとうございます😊
私はXで毎朝7時に
「言いたいことが言えない」
「人の顔色を気にしてしまう」
そんな方へ向けて、
心が少し軽くなる言葉を発信しています✨
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また、あなたとお会いできたら嬉しいです😊🌸
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