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詩 美の粉塵

 雲一つ無い快晴の時、自分の心は一気に高鳴る。

太陽の光が、一斉に、地上に注がれる。

その時、全てが輝く。

そして、地上にあるもののうち、美しいものの美質が、全て引き出される。

自分が、晴れた日をあんなにも好むのは、晴れた日の世界こそが最も美しかったからだ。

そこには醜いものなど何もない。

仮に醜いものがあったとしても、それは視界から消えていく。

美しいものは、空から注がれる光という美の粉塵を纏って、繊細な輝きを発し始める。

それは、宝石を限りなく磨き上げたときに出てくる美しさに等しい。

この地球を照らす太陽こそが、地球を徹底的に磨き上げる研磨剤なのである。

曇りの日や雨の日であれば原石のように、輝くことなく息を潜めているものでも、晴れの日になれば無限に磨き上げられて輝く。

そしてそこには、自分が最も望むものが立ち現れてくる。

美の粉塵が繊細に煌めき続ける世界は、非常に美しい。

これこそが自分が望むものだ。

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