三人組について
三人組のうまくいっている関係には、
CUTE、COOL、PASSIONがいるらしい。
COOLは、受けであり整える人。
CUTEは、愛嬌があっていじられキャラ。
PASSIONは、切り込み役だったり、場の中心になる人。
日曜日に、久しぶりに「はやく起きた朝は…」を見た。
子どもの頃、なぜかこの番組が好きでよく見ていたのだが、大人になって改めて見ると、この三人組の関係がそのまま当てはまっていておもしろかった。
COOLは森尾由美。
CUTEは松居直美。
PASSIONが磯野貴理。
こどもの頃は、森尾由美が好きだった。
聞き役が上手で、可憐な感じがして。
だけど大人になって見ると、このポジションに少しイラッとした。
なんというか、美味しいところどりな感じがするのである。
ショートケーキに例えるなら、
スポンジが磯野貴理、
生クリームが松居直美、
いちごが森尾由美だ。
他の二人が盛り上がって、話がひと段落するあたりで会話に参加し、さらっとまとめたような形にする。
この「整える」というより、
“場がある程度できてから入ってくる感じ”に、私はざわつくのかもしれない。
そういえば、高校時代の親友たちとも三人組だった。
例外なく、見事にこの役割に当てはまる。
ちなみに私はPASSIONだ。
CUTEなポジションの親友は、いじれて、つっこめて、大好きだ。
優柔不断ではあるけれど、そこもつっこめるのでストレスはたまらない。
COOLなポジションの親友は、高校時代いちばんの親友だった。
当時の私は、自分のしたいことに相手を合わせてもらうタイプだった。
そのCOOLな親友は、私が「したい」と言ったことについてきてくれて、何なら行き方まで調べてくれる人だった。
だけど、私も大人になり、さすがに自分を少し控えるようになった。
すると、その親友とは決して不仲でもなく、波風も立っていないのに、どこか「すれ違い」を感じ始めた。
「どこでもいいよ」と言う。
でも、CUTEとやりとりが進み、A案に話がまとまりつつあると、違うC案を出してきたり、あたかも最初から参加していたように「じゃあ〇〇で」と、自分がまとめるのだ。
これに最近は、少しイラッとしてしまう自分がいる。
提案やお店選びも、別に嫌いではない。
だけど、決める間は控えていて、一緒に物事を進めることはないのに、話がまとまりかけるとLINEが入る。
「Cでもいいかなあ?」
「じゃあ〇〇でどう?」
たぶん私は、そこに“温度差”を感じるのだ。
私は、結果だけ共有したいのではなくて、
一緒にやりとりをしながら進めたい。
決まったあとに入ってきて整えることよりも、
決まるまでの過程を一緒に作りたいのだと思う。
だから私は、COOLな人に憧れたり惹かれたりしながらも、
どこかでずっと、少し寂しくなるのかもしれない。
