ep.3二年間、私たちは何を積み重ねていたのか
こんばんは、ほぬです。
読みにきてくださった方、フォローしてくださった方、
本当にありがとうございます。
前回、彼が私を「バディ」と呼んだ夜のことを書きました。
今日は、その言葉のあとも続いた二年間。
私が大好きだった彼と、実際にどんな関係を築いていたのかを書いてみようと思います。恋愛じゃなかったとしても、あの時間が薄いものだったわけでは、決してないからです。今の私の力になっています。
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私たちは、よく仕事終わりに将来の話をしていました。
「いつかこんな仕事がしたい」「この場所で自分がこんな人になっていたい」。そういう夢みたいな話を、彼は誰にでもするタイプではありませんでした。むしろ普段は淡々としていて、人を笑わせたり、ドジな一面で周りを楽しませたり。弱音や本音を簡単に見せる人ではなかった。でも私の前でだけは、少し違ったと思っています。
うまくいかない仕事の愚痴も、将来への漠然とした不安も、彼は私にだけ話してくれることが多かった。私もまた、彼にしか見せない弱さがありました。仕事で失敗して落ち込んだ日、誰にも言えてこなかった家族の悩み。そういうものを、彼の前でだけは言葉にできていたと思います。
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お互いの仕事を、誰よりも近くで見ていたのも、この二年間の特徴だったと思います。
同じ仕事を担当した時期もあって、彼が困っているときは私が助けて、私が行き詰まっているときは彼が助けてくれる。そういうやり取りを、当たり前のように繰り返していました。
「お前がいると助かる」
「お前の意見はいつも参考になる」
「自分の鏡だと思ってる」
彼はよくそう言っていました。それは決してお世辞ではなく、本当にそう思ってくれているのが伝わってくる言い方でした。だからこそ、その言葉を聞くたびに、私は「この人の役に立てている」という誇らしさと、「でもそれだけなんだ」という寂しさを、同時に感じていました。嬉しさと、切なさと、感情がいつもぐちゃぐちゃで笑ってました。
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周りの人たちも、私たちの関係を特別なものだと見ていたと思います。
「お前ら本当に仲いいよな」「付き合わないの?」。
同僚や上司から冗談交じりにそう言われることも、一度や二度ではありませんでした。そのたびに彼は「バディだから」と笑って返していて、私はいつも曖昧に笑うことしかできませんでした。
否定したいわけじゃない。でも肯定もできない。
そのどっちつかずの反応をするたびに、自分の気持ちを誤魔化しているような、正直言って苦しい気持ちになっていたのを覚えています。
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今振り返ると、あの二年間は、恋愛としては報われなかったけれど、間違いなく濃い時間でした。
お互いの夢を知っていて、お互いの弱さを知っていて、お互いの仕事を支え合っていた。それだけの信頼関係を築ける相手に出会えることは、一生のうちでも実はそんなに多くないと思います。
だからこそ、疑問が残るんです。
これだけの関係を築けたのに、どうして恋愛にはならなかったのか。信頼と愛情の間には、一体どんな境界線があるのか。
その問いに、私はまだ、はっきりとした答えを持てていません。
でも一つだけ言えることは、
「誰かをすごく好きになって、その思い出が今も力になっている」
ということ。
次回は、「何度も繰り返した告白と、その度に返ってきた同じような言葉」について書きます。
信頼と恋愛が紙一重だと痛感した、あの繰り返しのしんどさについてです。
よかったら、また読みにきてください。
今日も最後まで読んでくださった方、ありがとうございました♡
ぜひフォローもお待ちしています。

