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北朝鮮25時シリーズ(64)・「悪魔の密約」―北朝鮮とロシアが交わした“共滅のディール”世界を敵に回した密約の全貌

管理者からの一言
北朝鮮25時シリーズは、外部には一切知らされず、国内で密かに処理された事件の記録である。
どれも一見すると、取るに足らない“どうでもよい出来事”のように思えるかもしれない。
だが、まさにそうした事件こそが、この国の体制の本質、無言の暴力、そして制度のリアルを如実に映し出している。
エリート脱北者が綴る、夜明けの来ない国の「もうひとつの時間」を記録する──それが『北朝鮮25時』である。


DEAL

(ウクライナ戦争をめぐって繰り広げられた北朝鮮とロシアの密約史)

「ディール(Deal)」とは、カードゲームで配られた手札をやり取りしたり、商取引の過程で売買を駆け引きするような、あまり良い響きを持たない英語的表現である。

最近、北朝鮮政府がウクライナ東南部の親ロシア的な地域であるドンバス地方のドネツク人民共和国(DPR)とルガンスク人民共和国(LPR)を正式な国家として承認したことにより、ウクライナ政府が北朝鮮と国交を断絶するという事態が起こった。
同時に、平壌駐在のアレクサンドル・マツェゴラ駐北ロシア大使が、DPRおよびLPRの再建事業に北朝鮮建設労働者を投入する可能性にまで言及したことで、北朝鮮がウクライナ戦争に何らかの形で関与するのではないかと、世界の関心が集まっている。

では、なぜ北朝鮮はウクライナとの国交断絶まで覚悟して、DPRとLPRを国家として承認したのか?
また、平壌駐在ロシア大使はなぜ突如として、DPRとLPR再建に北朝鮮建設労働者の投入をほのめかしたのか?
ウクライナ戦争をめぐって交わされた北朝鮮とロシアのディール(Deal)――その実態と真相に迫る。


●互いの切迫が呼び込んだ北・露ディール

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