《唐揚げ》の雑学
《唐揚げ》の雑学
日本人が大好きなのに、意外と知らないことだらけだった。
唐揚げは「唐(中国)から来た揚げ物」ではない
「唐揚げ」の「唐」は中国を指すように思えるが、実際には江戸時代に「外国風の」という意味で使われた接頭語だ。
当時は外国(主に中国)から来た新しい料理・技術・文化に「唐」をつける慣習があり、唐揚げもその一つ。現代の唐揚げに近い料理が日本で広まったのは明治以降で、鶏の唐揚げが大衆化したのは戦後のことだ。
唐揚げには「二度揚げ」が効果的
唐揚げをカリカリにする方法として「二度揚げ」がある。
一度目はやや低めの温度(160〜170℃)で中まで火を通し、取り出して少し休ませた後、二度目は高温(180〜190℃)で短時間揚げる。この方法で外はカリカリ、中はジューシーな唐揚げができる。家庭でも試せる技だが、揚げ油の管理が必要だ。
日本で唐揚げ専門店が急増している
近年、唐揚げ専門店が全国的に急増しており、その数は数千店規模になっている。
コロナ禍での持ち帰り需要の増加がきっかけで、小資本で始められる唐揚げ専門店への参入が相次いだ。一方で過当競争による廃業も多く、専門店の栄枯盛衰が激しい市場になっている。
大分県は唐揚げ消費量が日本一
大分県は一人あたりの唐揚げ消費量が全国でトップクラスで、「唐揚げの聖地」として知られている。
大分市内だけで数十店の唐揚げ専門店が集まる地域があり、「中津唐揚げ」は全国的に有名なブランドになっている。なぜ大分で唐揚げ文化が発展したかについては、鶏の産地として鶏肉が身近だったことなどが挙げられている。
レモンをかけるかどうかで揉める理由
唐揚げにレモンをかけるかどうかは、日本の食卓での定番の「揉め事」のひとつだ。
レモンをかけることで脂っこさが和らぎさっぱり食べられる一方、かけてしまうと後から別の食べ方ができなくなるため、「勝手にかけるな」という派と「かけた方が美味しい」派が対立する。居酒屋の「レモンは先にかけますか?」という確認は、この対立への対応策だ。
毎日ひとつ、こういう雑学を書いていく予定です。
役に立つかどうかはわからないけど、「へえ」ってなってもらえたらそれで十分。
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