何を見てタバコ吸ってると思ったんやろ
「タバコ吸ってないんですか!?」
え?そんな驚くこと?
タバコ吸ってそう。これは本当によく言われるが、
人生で一度も吸ったことがない。
「なんでそう見えるんですかね?」
「元ヤンっぽい笑」
元ヤンでもない。
中学の頃は生徒会副会長とかやってたし、
高校は毎日早く着いて教室の鍵を開けたり、
マジメ野郎だった。
「ちょっと吸ってみろよ」
先輩にそんなことを言われたこともあったが、
「いや、僕歌うの好きやから、タバコ吸うたら高音出にくくなるらしいから嫌っす」
いつもこうかわしていた。
「タバコってなんで吸うんですか?おいしいんですか?」
「いや、うまいとかじゃないねん。最初はカッコいいとかで吸い始めたけど、今はなんかやめられへんねんなぁ。」
「身体に良くないとは言え、やめられないんすね。あ、痩せたいのにアイス食べてまうのと同じっすか!?」
「知らんわ!笑」
タバコ人口が減る中、喫煙所が楽しそうに見えることがある。
おばあちゃんと金髪の兄ちゃんが楽しそうに談笑してたり、
「組み合わせやばいな笑」
会社では上司の本音がポロッと出たり。
「今めっちゃ重要なこと言わんかった!?」
みたいな。
喫煙者が減る世の中、吸わない僕でも「そこまでせんでも良くない?」
と思えるくらい、タバコを吸う場所が減っている。
喫茶店の「喫」て喫煙ちゃうの?
それでも禁煙の店が増えている。
心の拠り所として集まる「喫煙所」。
自然と足が向かうのだろう。
「そら仲良くもなるし、本音もポロッと出てまうやろ!?」
本当はちょっと羨ましい。
