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夏のスポルティング移籍市場 CF編~Gyokeresに代わるエース探し~

お久しぶりでございます。背水の人です。
世間がクラブワールドカップで盛り上がっている最中、参加していないスポルティングはしたたかと移籍市場で動いていました。

夏の移籍市場で移籍が決まったKochorashvilli(手前左)とAlisson(手前右)

夏の市場で動きそうな選手をポジション毎にまとめました。今回はCF編となりますが、補強ポイントとなる左WGと右SBを今後それぞれまとめたものを投稿していきたいと思います。また、移籍報道の信ぴょう性においては考慮していない点はご注意ください。

後半の“Gyokeresの移籍と門出の辞”は読まなくていいです。いちスポルティングサポの愚痴でしかないので。

新エース候補

副題にもある通り、このポジションはエースの去就次第で移籍市場の立ち回りが変わってくる。チームの得点源であるGyokeresは退団して移籍する意向をクラブに伝えてたとされ、クラブも代わるストライカーを何人もリストアップしている。以下の4選手がよく見かける名前である。

・Franjo Ivanovic🇭🇷(21歳/UnionSG🇧🇪)
・Luis Suarez🇨🇴(27歳/Almeria🇪🇸)
・Nikola Krstovic🇲🇪(25歳/Lecce🇮🇹)
・Lucas Stassin🇧🇪(21歳/SaintEtienne🇫🇷)

▫️Franjo Ivanovic

所属:ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ🇧🇪
生年月日:2003年10月1日(21歳)
身長:185㎝
公式戦:56試合24得点9アシスト

クロアチア代表でも得点量産体制に入ったIvanovic

五大リーグ出身ではないが公式戦24ゴールをあげたクロアチア代表FWは、クラブを90年ぶりのリーグ優勝に導く活躍で名を挙げた。スピードと身体的強さを兼ね備え、サイドに流れてもプレイ可能とどこか現エースと重なるところがある。前線からのプレスも厭わない献身性もあり、21歳にしてすでに完成された同選手を他のクラブも黙っていない。特にBesiktas🇹🇷やE.Frankfurt🇩🇪も強く関心を寄せており、所属するユニオンSGは€30Mを要求しているとされている。クラブは彼を€20M相当の移籍金で評価しているが、その差額が埋まらなければ進展はしないだろう。

▫️Luis Suarez

所属:アルメリア🇪🇸
生年月日:1997年12月2日(27歳)
身長:181㎝
公式戦:43試合31得点8アシスト

27ゴールで2部得点王に輝いたSuarez

続くのはスペイン2部で得点王に輝いたLuis Suarez。エース候補は上記のIvanovicとこのSuarezの2選手のみしか具体的は出てきてない。往年のストライカーと同じ名前のCFは、ゴールへの嗅覚に優れ、フィニッシュの豪快さは現エースと似ている。Burnley🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿やSunderland🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿などプレミアリーグ方面からも興味を持たれているようだが、当人は来季CL出場権を持つスポルティングCPへの移籍に前向きとのこと。スポルティングはGyokeresを獲得した際に要した移籍金€20Mと同等の金額でのオファーを目論んでいるが、アルメリアは€25Mを希望しているそう。ちなみに契約解除金は€40Mと設定されている。大量得点を担保できたのはRealZaragoza🇪🇸や現所属のアルメリアのような下位のディビジョンでのみだったように、トップリーグで同様に活躍が期待できるか不透明なのが懸念ではある。

▫️その他候補と実現性

その他、セリエAで二桁得点を記録したKristovicやフィニッシュワークに長けたStassinなど多様なストライカーが補強案として上がってるが、上記2選手ほど具体的な話は出てきてない。

個人的には21歳という若さ、そして完成度の高さから即戦力になりうるIvanovicを推したい。しかし当人は欧州5大リーグのビッグクラブ行きを熱望しているということもあり、獲得実現度はSuarezに分があるように思える。

▫️現在のCFスカッド

・Victor Gyokeres🇸🇪(27歳) →移籍間近
・Conrad Harder🇩🇰(20歳)
・Rodrigo Ribeiro🇵🇹(20歳)

・Lucas Anjos🇵🇹(21歳) ※Bチーム
・Gabriel Silva🇵🇹(18歳) ※Bチーム

たとえGyokeresが移籍して、取って代わるエースストライカーを獲得したとしても、Harderの地盤は堅いだろう。シーズン終了後に参加したU-21デンマーク代表でも安定した活躍をみせたHarderは、新エースと健全なポジション争いを繰り広げてくれるはず。

親善試合Celtic戦で先発出場したRodrigo Ribeiro

3番手のR.Ribeiroはクラブが大事にしているトッププロスペクトであるが、昨季のNottinghamForrest🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿やAVS🇵🇹での武者修行は成功したとは言い難い。伸び悩みが心配される同選手の去就も気になるところだ。個人的にはプリメイラの中位クラブへのレンタル移籍をさせてあげて欲しい。またそれ以外のユース出身選手についても、トップチーム練習に参加しているAnjosとボルジェス監督から期待されているG.Silvaらがいるが食い込む可能性は低いだろう。


Gyokeresの移籍と門出の辞

2023年夏に加入した際は、お世辞にも充分な実績があったわけではなかったGyokeres。ユース上がりのTiago TomasやChermitiを放出した背景もあって、新加入のスウェーデン人FWに(やや)懐疑的な想いがあったのは否めない。

加入当初のGyokeresとVarandas会長

ゴールを量産しはじめたのは早かったと思う。重戦車の如くDFを切り裂く迫力あるドリブル、豪快なフィニッシュは見るものを釘付けし、特徴的なゴールセレブレーションも相まってすぐさまスポルティングCPの顔になった。

ゴールした際のお馴染みのポーズ

結果的に公式戦102試合で97得点28アシスト。1試合で1得点以上はゴールに関与するというこれ以上ない理想的なストライカーである。前述した新しいストライカーたちはこの数字が大きなプレッシャーになるだろう。

加入後の2シーズン連続してリーグ得点王。プリメイラの環境を大きく破壊した。彼がポルトガルだけで収まる器じゃないのはスポルティンギスタが1番知っているわけで、むしろ(行くことになるだろう)プレミアリーグでも変わらずの無双ぶりを発揮してくれることでプリメイラリーグもレベルが高いことを証明して欲しいのが実直な思いである。

▫️Fuck チェティなんとか

最後に、今回の移籍沙汰について所感を述べさせてもらう。XではGyokeresの1件についてほぼノーコメントを貫いていたが、見る人少ないしいいかと思い吐き出していく。

噂されているアーセナルとの移籍交渉が進まなかったのはクラブ間で要求/提案した移籍金に差があったからなのは周知の通りである。スポルティング側の求める70M+10Mと、アーセナル側がオファーした65M+10Mで交渉がまとまらなかった。。その際話題になったのが、クラブ(会長)とGyokeres側で結んだとされる紳士協定。選手本人が移籍を志願した場合、固定額60Mで移籍を容認するというもの。よってはたから見たら、クラブ(会長)がこの紳士協定を反故にしている、と見られてしまう。

この紳士協定の出処はGyokeresの代理人が発端だそう。問題はGyokeres側が移籍交渉を優位にすすめる為のつくり話である公算が大きいことである。スポルティング側は、この協定を無下にした際のクラブのイメージダウンを避けたいところ。今後クラブに加入するであろう選手たちに悪い影響を与えてしまうのではないか。これが代理人の狙いである。

▫️真犯人は…

Gyokeresの代理人、Hasan Cetinkayaはどういう代理人か。そのやり口はGyokeresが前所属CoventryCity🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿からスポルティングに移籍した際にも現れていた。スポルティングが移籍交渉をした際、代理人が15Mでの移籍を容認したとされていたが、結局CoventryCityが要求した20Mを支払う羽目になった過去がある。要するに、スポルティング側からすると代理人Cetinkayaの信用はないようなものだ。

クラブ(会長)は代理人に対して警告をしている。それはGyokeresが練習を放棄した際の会長の発言から読み取れる。

“この作戦(=練習ボイコットによる異議申し立て)を立案している天才たちが、これで私に圧力をかけて彼が去りやすくなると考えているのなら、それは完全に間違っているだけでなく、Victorが去るのをより複雑にしていることになる。
             
- Varandas(スポルティング会長)

ここで言う“天才”は代理人を指すと思われる。我が会長は練習不参加を受けても屈せず、それどころか未報告だったことへの罰則を与えるスタンス。この融通のなさがすべての移籍交渉を上手く作用するわけではないが。

とどのつまり、紳士協定というものはあってないようなもの。外野はだまっていやがれ(小言)。とここで、移籍話に進展が。代理人が手数料を放棄したのでその分移籍金が安価になったという報道が。あれ、代理人良い奴じゃねと風向きが。まずい。本当は移籍が決裂しそうになって、慌てて自分の身を切っただけなのに。

(私情が入った気がするが)なかなか進展しない移籍交渉の停滞は、同時に後釜のストライカー獲得に動き出すのが遅くなってしまうということでもある。移籍市場は佳境に入っている。またCWCが終わり選手たちの休暇も終わり、各クラブは新シーズンに向けたプレシーズンを過ごしている。もちろん候補に上がっている上記選手の所属クラブも同様である。

移籍市場の終了が近づくにつれ、移籍交渉は難しくなるのは自明である。Gyokeresの後釜探しは急務どころか必須事項。早く人員整理を進めてスポルティングサポーターを安心させてくれ。


駆け足になりましたが、以上でCF編は終了。
後半部分も読んでくれた方、誠にありがとうございます。
それでは続く左WG編でお会いしましょう。

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