ボヤキばなし AIは見てきたようなウソをつき
なんだかなーと思ったことを書いています。『安っさんのボヤキばなし』というマガジンにまとめます。
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前回の『ジョゼと虎と魚たち』で取り上げた歌、
ちまたには ちまたの恋がみちみちて われはこよなくロダンを愛す
田辺さんはあとがきの中で、この歌はある雑誌で読んだ投稿歌と述べているが、これは少し怪しいかも。
AIに出典を聞いてみたら次のような回答があった。
「ちまたにはちまたの恋がみちみちてわれはこよなくロダンを愛す」は、大正から昭和にかけて活躍した詩人、萩原朔太郎の短歌です。この歌は、朔太郎の散文詩集『青猫』(1923年刊)の冒頭置かれた「天景」という作品の中の一節として知られています。
まず朔太郎の作というのがウソ。次に、「天景」は『青猫』ではなく『月に吠える』に収録されている。
なんでこんなウソをつくのか。聞き方が悪いんじゃないのという人もいるかもしれないが、データのない質問には答えようがない。
本件については、有名な歌だけど作者がわからないというのが実際らしい。
AIがウソをつくのはよく知られていることだそうだ。わからないとは言わない。
上のような生成AIは検証すれば誤りがわかる。しかし、自動運転のような組み込みAIは検証がむずかしい。
ブラックボックス化しているといわれる思考回路(推論過程)に誤りがないとは言いきれない。
ブラックボックスはいつか解消されるといわれる。しかし、稀ではあるとしても、システムはエラーを起こすことを想定しておかねばならない。
自動運転しかり、AIが組み込まれた兵器しかり、戦争支援システムしかり。
無謬なシステムはない。
原稿作成日:2026.4.10
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