書かないくせに、万年筆とインクが好き
えー。最初に言っておくと、わたしは日頃あまり字を書かない。
仕事柄、使うのは鉛筆。
事務的な仕事でボールペンを使うとしても、日に、いや、週に数分ですね。
その程度のくせに、万年筆とインクが好きで、コレクションしてしまう悪い癖があります。
ぶっちゃけ、字を書くならボールペンのほうがいいんです。
何故なら気が散らないから。
万年筆は気が散る。
散り過ぎる。
書いているそばから、「お、この濃淡がいいな」「この線、いいかんじ」「このペン先には他の色がいいかも」など、意識が全部そっちに持っていかれるので、大事な書き物などはできんのです。
おっと。そもそも、大事な書き物など、しないのですが。
ということで、わたしは書くためではなく、美意識に集中する儀として(笑)万年筆を愛でております。
といっても、最近はもうだいぶ熱が冷めて、使っていない万年筆はフリマに出しちゃったんだけどね。
これがわりと高額で売れちゃうのよ。
インクは年数が経ったものは売れないから、単なるコレクションとして手元に保管してあります。
今日はそれらを紹介してみます。
はいはい。インクのみなさん集合して~
はい、チーズ!

拡大厳禁!
なんか知らんがこの小豆色がどうにも好きなんです。

右のエルバンの「Poussière de Lune ムーンシャドウ」
名前が素敵すぎる。月の塵という意味だけど、月の塵って、こんな色なのかはさて置き、こんな色の月の塵って想像するだけで素敵!!
それともフランス人には月がこういう色に見えるのだろうか。
そして書くと本当にこのパッケージの色が出ます。

実物は、ほんと色気のある色です。
だが、実を言うとエルバンはシャバシャバすぎて使いにくかったので、左の大正浪漫ハイカラインキを買ったのでした。
ムーンシャドウよりちょっと掠れたようなパウダリーな色気がないんだけど、日本製なだけに実用的で気に入ってます。

台湾のメーカーのツイスビーという安くて優秀な万年筆にちゅーちゅー吸わせてます。
安いとは言っても、わたしが買ったときには5,000円。今は7,000円くらいらしいです。
普通に高いよね。
万年筆好きな人にとってはゴセンエンのヤツなんておもちゃじゃね?なんですよね。そんな人の中でもツイスビーはわりと人気だと思います。
そして断捨離して手元に残したのはこの4本。

右からパイロットカスタム74。初めてネームを入れて買ったので、これは売らなかった。気に入っているかというと、うーん・・・線が普通なので。
赤い軸はプラチナ万年筆#3776。太字だけど、そんなに太くない。でも四角い線というのかな、フラットな線になるのが好き。
セーラー万年筆の長刀研ぎ。これは自分の誕生日に2万円くらいで買ったんだけど、現在12万円くらいになっているらしい。そんなの知ったら手放せないに決まってる(笑)
線が一定じゃなくて、抑揚のある線になります。縦横で線幅が変わるのがいいのです。
一番左がツイスビーですね。ツイスビーは普通の線なんだけど、吸入式なのでインクがたっぷり入るのです。(←たっぷり入るのに書かねーじゃんオマエ。)

しかしながら、本当に書くことがなくて、何のために所有しているのか、もはや謎。
こうなったら文通しかないだろうか・・・・
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☟これもけっこう万年筆の手書き写真あり。
