スーザン・ケインのブレスト法など”引用はしなかったけど気になった”記事5選 | 内向型(I型)の生き方ラボ 番外編
こんにちは、井ノ部(いのべ)です。
このラボでは普段、
私が実際に試したことや、
調べて考えたことを書いています。
でも、記事にするほどではないけれど、
ニュースをながめていて
「これは、ちょっと気になるな」
とだけメモした話が、たまっていきます。
今日はそういう、
記事にはしていないけれど気になった5つの話を、
研究員のメモから共有してみます。
どれも、内向型にまつわる話です。
📰 話1:「内向型は弱さじゃない」と言い切る起業家の言葉
1つめは、インドの起業家アンクル・ワリコー氏が、
自分のニュースレターに書いた
「私は内向型だ」という文章です。
内向型は、自信のなさでも、能力の低さでもない。
ただ、エネルギーの充電のしかたが違うだけ。
自分の内側で充電するのが内向型で、
人といると充電されるのが外向型。
それだけの違いだ、と彼は言います。
ワリコー氏自身、
何千人もの前で話す講演者でありながら、
一人の時間で充電する内向型なのだそうです。
💡 ポイント
静かで、力強くていい。孤独を愛しながら、スポットライトで輝いてもいい。
内向型か外向型かを、
「できる・できない」の話だと思っていました。
でも彼は、それを
「電池のタイプが違うだけ」と言い切ります。
苦手を直す話ではなく、
充電のしかたを知る話。
そう考えると、自分を責める場所が一つ減る気がしました。
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📰 話2:会議のブレストが苦手な人へ。「良いアイデアは一人で考えてから」
2つめは、内向型と働き方をめぐる、少し意外な研究の話です。
会議でみんなでアイデアを出し合う、ブレインストーミング。
たくさんの頭が集まるほど良い案が出る、
と思われがちですよね。
でも、心理学者で作家のスーザン・ケイン氏によると、
研究の結果は、むしろ逆なのだそうです。
集団でいっせいにブレストするより、
一人ひとりが先に考えてから持ち寄るほうが、
アイデアの数も質も上がる。
しかもそれは、内向型でも外向型でも同じ。
理由は、大きく3つ挙げられていました。
声の大きい人の意見に流されること。
一度に一人しか話せないこと。
そして「変なことを言ったら」という不安で、
口が重くなること。
💡 ポイント
いっせいにブレストするより、一人で考えてから持ち寄るほうが、良いアイデアが出る。内向型も、外向型も。
これを読んで、会社員のころを思い出しました。
会議のブレストで、その場でいい案が出せず、
あとから「ああ言えばよかった」と思う。
それを、自分の頭の回転のせいだと思っていました。
でも、そもそも集団ブレストという方法が、
じっくり考える人に向いていないだけなのかもしれない。
だとしたら、
会議の前に一人で考える時間をもらう、という工夫は、
わがままではなく、理にかなっているんだなと思いました。
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📰 話3:内向型の「愛し方」を、まるごとアルバムにしたバンド
3つめは、韓国・釜山の3人組バンド、hathaw9y(ハサウェイ)の話です。
彼らは自分たちを「内向型」と公言していて、
2枚目のアルバム『Lovers』で
「内向型なりの、静かな愛し方」を描いたそうです。
表題曲のきっかけは、
ドラマーが子どものころ飼っていた猫。
そばにいて、じっとしている。
そのたたずまいが、アルバム全体のテーマになったと言います。
大きな声で「好きだ」と叫ぶのではなく、
そっとそばにいる。
そういう愛し方もあるよね、という一枚です。
💡 ポイント
内向型が愛する、その静かで繊細なやり方を描いた作品。
愛情表現も、にぎやかでなくていい。
これは、恋愛だけの話じゃない気がしました。
私は気持ちを、その場の言葉よりも、
あとから書く文章にのせるほうが得意です。
それも一つの「そっと伝える」なんだと思うと、
自分の伝え方を、少し許せる気がしました。
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📰 話4:内向型のための「第三の居場所」を作った人
4つめは、イギリスの
エリック・ワイコフ・ロジャース氏が作った、
「ロンドン・ナイト・カフェ」という場所の話です。
家でも職場でもない第三の居場所。
ロジャースさんは大学院で研究していたころ、
夜型の生活の中で
「一人で読んだり書いたりしたいけれど、
誰かがそばにいる場所」が欲しかったそうです。
だから、自分で作りました。
お茶とビスケットは飲み放題で、入場料は7ポンドほど。
面白いのは「内向型ビーズ」という仕組みで、
それを身につけていると
「今はあまり話しかけないでね」の合図になります。
💡 ポイント
一人で、でも、誰かがそばにいられる場所。
一人が好きなことと、
ずっと完全に一人でいたいことは、
少し違うのかもしれません。
誰ともしゃべらなくていい。
でも、同じ空間に人の気配はある。
その「ゆるいつながり」の心地よさは、
内向型ほど、よくわかる気がします。
私がいつか居場所を作れたら、
たぶんこういう温度なんだろうな、と思いました。
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📰 話5:内向型が、こわごわ写真サークルに入ってみた話
最後は、カメラの情報サイトに載っていた、
ある内向型の人のエッセイです。
写真は、一人で黙々とやる趣味。
そう思っていた筆者が、
地元の写真サークルに参加してみた。
最初は、正直こわかったそうです。
でも、入ってみたら、
それがちょうど必要なものだったと書いていました。
かしこまった講評よりも、何気ない雑談のほうが
かえって作品のヒントになった、と。
💡 ポイント
一人でやる趣味だと思っていたけれど、他の人を招き入れたときに、いちばん伸びた。
一人で過ごすのが好きでも、
誰とも関わりたくないわけじゃない。
苦手なのは「大人数で、ずっと話し続けること」であって、
気の合う人との、ぽつぽつした会話まで
嫌なわけじゃない。
こわいけれど、小さく飛び込んでみる。
その一歩は、内向型にもちゃんと開かれているんだなと、
背中を押してもらった気がしました。
🔗 参考リンク
https://www.dpreview.com/opinion/0414625839/finding-community-in-photography
✨ まとめ
「内向型は弱さじゃない」というワリコーさんの言葉。
ブレストより一人で考えるほうが良い案が出る、という研究。
内向型なりの愛し方を歌ったバンド。
一人で、でも誰かのそばにいられる場所。
こわごわサークルに入ってみた話。
並べてみると、どれも
「内向型のまま、どう生きるか」の話でした。
直すでも、我慢するでもなく、
自分に合うやり方を、少しずつ見つけていく。
答えが出たわけではありません。
でも、こういう話が世界のあちこちにあると知るだけで、
少し心強くなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた、次のnoteでお会いしましょう。
