「眠れない夜」が減った。性格の遺伝40%と、私が変えた60% | 内向型(I型)の生き方ラボ 043
こんにちは、井ノ部(いのべ)です。
「なんであんな言い方されなきゃいけないんだろう……」
と思うぐらいにキツい言葉を投げかけられた日。
昔の私はベッドの中でモヤモヤとした考えを広げて、
なかなか寝付けない、なんてこともありました。
でもそこからちょっとずつ考えが変わってきたんです。
「あの人の不機嫌は、あの人の問題だよね」
こんな風に、ある程度のところで
考えるのをやめられるようになりました。

とはいえ、
根本の性格が変わったわけじゃありません。
「よし、明日は自分からガンガン話しかけよう!」
という心境にはなりませんし、
大勢の集まりは今でも苦手なまま。
変わらない部分と、変わった部分が
私の中に共存している。
これってどういうことなんだろう?
ということで、少し考えてみようと思います。
※今回の内容は、8月に出版したKindle本
『内向型は、書くと頭が静かになる』
の第2章を深掘りしたものです。
性格の遺伝は40%、環境は60%だった
昔の私って、
「もっと堂々と話せるようにならなきゃ」と、
自分の性格を直すことに必死だったんですよね。
でも、そもそも性格って
自分でコントロールできるものなのかな?
とはずっと思ってました。
だって、直そうと思えば思うほど
自分が本当になりたい自分から遠ざかって
心が疲れて行っちゃうんです。
なので、まずはここをしっかり把握してみようと
10万人以上のデータを集めたメタ分析を
確認してみました。
すると、その中には
「性格の個人差は、遺伝が40%、環境が60%」
という結果が出ていたんです。
参考URL:https://doi.org/10.1037/bul0000017

あと、別の論文もちょっと見てみると、
性格の中でも特に「外向型か内向型か」を表す
外向性に関する”双子の研究”で、
遺伝の影響は約53%と言われていました。
参考URL:https://doi.org/10.1111/j.1467-6494.1996.tb00522.x
「三つ子の魂百まで」
なんて言いますけど、
3歳どころか、生まれ持った性格が
半分ぐらいずっと影響するようです。
ミネソタ大学がこうした
生き別れの双子100組以上を調査した結果、
別々に育った一卵性双生児であっても、
一緒に育った場合とほぼ同じくらい
性格や気質が似通うことが分かったそうなんです。
参考URL:https://doi.org/10.1126/science.2218526
育つ環境が違っても、
私たちには「生まれ持っての性質」
があるみたいなんです。
「性格は変えられない」のは半分本当
じゃあ、どれだけ努力しても
性格って半分しか直せないの?
と、ちょっと悲しくなったんですが
これがそうではなく
残り半分の「環境や経験」の力ってすごいんだ!
という話になります。
人は20歳から40歳の時期にかけて、
情緒の安定性や誠実性が高まる傾向があるだそうです。
「あの人、歳をとって性格が丸くなったよね」
ってよく言いますよね。
これ、研究でもしっかり実証されていました。
参考URL:https://doi.org/10.1037/0033-2909.132.1.1

「もともと内向寄り」というベースは維持されたまま、
経験を積むことで少しずつ感情の扱い方が上手になり、
全体的に丸みを帯びていく。
これが、遺伝と環境が半分ずつ影響し合って
私たちの外向きの性格を作っているんです。
性格を変えたいなら、変える場所を選ぶ
データから見えるのは、
「根本の性格は維持される。
でも、情緒の安定や感情の出し方は
経験でコントロールできる」
という事でした。
以前の私は、この元々の性格を変えようと
無謀な努力をして疲れ果てていました。
でも今は、自分自身でコントロールできる
ことに集中するように心がけています。
生まれ持った性質を否定せず、
感情をコントロールしていく。
口で言うのは簡単ですが、
じゃあそれをどうやって行動に移せばいいのか。
私が長年の試行錯誤の末にたどり着き、
今も実践しているアプローチを2つ紹介します。
それは、
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