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五感は、季節を運んでくれる。

じぶんを奏でると、人生はもっと心地よく響きはじめる。

忙しい毎日のなかで、
つい忘れてしまう、じぶん本来のリズム。

お茶と五感を通して、
今日という一日を、
あなたらしく奏でていきましょう。

043

「あれ~? 秋かも…」

ふと外に出たとき、そんなことを感じることがあります。

風が少し涼しくなった。
空が高く見える。
虫の声が聞こえる。
どこからか、季節の香りがする。

カレンダーを見なくても、
私たちは目や耳、鼻、肌、舌で、
季節の変化を感じています。

忙しくしていると、
そんな小さな変化を通り過ぎてしまうこともあります。

でも、ほんの少し立ち止まってみると、
季節の気配はあちらこちらにあります。

風の音。
空の色。
草木の香り。
肌に触れる空気。

五感をひらくと、
何気ない毎日の中にも、
そのときだけの季節が見つかるのかもしれません。


季節を見つける

季節を感じるのは、特別な場所だけではありません。

朝、窓を開けたときの空気。
道ばたに咲いている花。
夕方の空の色。
風に揺れる木々の音。
ふわっと漂ってくる香り。

いつもの道を歩いていても、
少し意識を向けるだけで、
「あ、変わってきたな」と気づくことがあります。

見る。
聴く。
香る。
触れる。
味わう。

五感に意識を向けてみると、季節はもっと身近になります。

「きれいだな」
「いい香り」
「風が気持ちいい」

そんな小さな「感じた」を、ひとつ味わってみる。

いつもの暮らしの中にも、小さな季節はたくさん見つかります。


季節を味わう、お茶時間

お気に入りのお茶を淹れる。

立ちのぼる湯気を眺める。

カップを両手で包み、ぬくもりを感じる。

香りを楽しみ、ひと口いただく。

季節が変わると、飲みたいお茶も少し変わることがあります。

暑い日には、すっきりとした一杯。
風が涼しくなったら、あたたかいお茶。
季節の果物や、小さなお菓子を添えてみるのもいい。

お茶の色を見る。
香りを感じる。
ぬくもりに触れる。
ゆっくり味わう。

そこに、窓から聞こえる音も重なっていく。

いつもの一杯にも、その季節だけの味わいがあります。


じぶんを奏でる

季節は、少しずつ移り変わっていきます。

同じ道を歩いていても、見える景色は変わる。
同じ時間に外へ出ても、風の温度は変わる。
聞こえてくる音も、漂う香りも変わっていきます。

だからこそ、そのときにしか感じられないものがあります。

きれいだと思った色。
心地よかった風。
懐かしく感じた香り。
おいしいと感じた旬の味。

そんな小さな感覚に気づくと、
何気ない一日にも、そのときだけの味わいが生まれます。

五感は、季節を運んでくれる。

そして季節を感じることは、
「今、このとき」を味わうことなのかもしれません。

今ここにある季節を、ゆっくり味わってみる。

今日の景色や音、香りを、ひとつ見つけてみる。

季節と一緒に、自分の毎日もゆっくり奏でていく。

今日も、じぶんらしいリズムで。

空を見上げて、ほほえみに還る時間を ♪


🎼 今日の一音

今日、どんな「季節」を見つけましたか。

13:30。ここで、ひと呼吸。

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