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目的はなに? 習慣化なら毎日継続。目的によって行動は変わる。

慢性痛、本を読むだけで理解できる人もいる

『人生を変える幸せの腰痛学校』を出版した時、この本があれば慢性痛患者さんは激減するだろうと大いなる期待をしていました。
今思えば、世間知らず~でしたね(笑)
人の理解力を高く見積もりすぎ。
わたしを基準に考えすぎでした。
わたしにできることがみんなにもできるわけじゃない、ってことをわかっていなかったのです。

実際、腰痛学校を読んだだけで、その瞬間から、痛みの感じ方が変わり、病院や整体院通いをやめた方も複数名いらっしゃると思います。
いただいたメッセージやレビューでもそのような声は届いています。

わたしは、そっち(本を読むだけで理解できる)が大半だと思っていたのですが、実際には稀で、希少で、貴重な方だったんだ、と気づくまでにはそう時間はかかりませんでした。

時々、むなしくなる

慢性痛のことだけではなく、「受動意識仮説」「クオリア」「自分というのは脳が作った物語」という話については、もっと理解するのが難しいようです。
2年にわたって読書会をしたり、いろんな場所で話してきたのですが、なかなか。
時々、むなしくなることもあります(笑)

だからこそ、ごく稀に、本を読んだだけ、このスタンドFMを聞いただけで、深く理解された方に出会うと感動します。

あきめるな、わたし

とはいえ、わたしだって、すぐにわかったわけじゃないです。
30年前から興味を持ち、たくさんの知識を得て、経験を積んでやっと今、ですから。

ある日突然、パッと知識がつながることもありますし。
鹿威しのように、知識が貯まってある時、パンと返ることもありますもんね。

慢性痛の治療は脳の回路をかえることです

慢性痛は、繰り返される「痛み刺激」により、「痛みに関する」脳の回路が太くなっているような状態です。
では、どうすればいい?
脳の回路をまずは細くして、最後は断ち切ること。
そのためにできることは?
と考えてみてください。

解決策はシンプルです。
人生の中で「痛み」よりも大切なもの、最優先したいものを持ってくることです。
わたしの場合は大恋愛でしたし、著書『痛みの迷路』に書いた辛坊さんの場合は、夫と別居して自分のやりがいのある仕事に邁進することでした。
長年の痛みから抜け出した方々は、結婚、離婚、別居、転職など、環境や生き方を大きく変えておられます。

痛みがある中で新しいスタートを切るのは簡単なことではありません。
だからこそ、理解し、勇気づけてくれる人が必要ですね。
わたしがセッションでお手伝いしているのは「どう痛みを治すか」ではなく、「これからの人生で何を優先してどう生きていくか」を一緒に考えることなのです。

というお話をしている8月30日のスタンドFMはこちらから


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伊藤かよこ/作家・痛みの心理療法家・鍼灸師 サポートありがとうございます。いただいたお金は、全国腰痛学校プロジェクトの交通費として使わせていただきます。